あまりに時間がかかって大変なので
今年は、自分では作らなかった。
母が、ご近所からいただいたざくろで
作ってくれた。
甘酸っぱくて、やっぱりおいしい。
ざくろから実をはずす。
その実を手のひらに載せてごみを掃除する。
煮た後に種をはずす。
その工程の一つ一つに時間がかかる。
小さなルビー色の実と格闘する。
やっぱり美味しいから再挑戦と思ったけれど
今年は畑のざくろは不作
いつまでたっても赤くならないんだなぁ。
これでは美味しいジャムはつくれない。。。
あまりに時間がかかって大変なので
今年は、自分では作らなかった。
母が、ご近所からいただいたざくろで
作ってくれた。
甘酸っぱくて、やっぱりおいしい。
ざくろから実をはずす。
その実を手のひらに載せてごみを掃除する。
煮た後に種をはずす。
その工程の一つ一つに時間がかかる。
小さなルビー色の実と格闘する。
やっぱり美味しいから再挑戦と思ったけれど
今年は畑のざくろは不作
いつまでたっても赤くならないんだなぁ。
これでは美味しいジャムはつくれない。。。
レシピ1 鍋で作るかりんジャム&シロップ
レシピ2 電子レンジ&鍋で作るかりんジャム&シロップ
今日はレシピ3 圧力がま&鍋で作るかりんジャム&シロップ
1 手順はこのレシピの1~4までは同じ。
(今回は皮の残り方を見るため、半分は皮をむいて
半分は皮をむかないで作った)
2 圧力がまに入れて、水をひたひたまで入れる。
今回はかりん1個ー420グラム、へたと種をのぞいて390グラム
およそ400CCの水
3 火にかけ、蒸気が上がってから、5分。むらし時間10分
4 おもりが下がっているのを確認してふたをあける。
実があかね色になっている。
5 ザルでこして、実と水分に分ける。
6 今回も、実入りのジャムとシロップの両方を作るので、
あまりかたくは絞らなかった。
7 シロップ
水分180CCにグラニュー糖60gを入れて、小さめの鍋に入れて、
あくをとりながら加熱する。
水分をとばすので強い目の中火。
なべ底を混ぜながら、約10分(量が少ないのでもう少し短くてもいい)。
8 ジャム
また水(ひたひたとグラニュー糖(120g)を足して、適度に煮詰める。
すでにあかね色になっているので、かたさを見ながら、ある程度固まったら
出来上がり。だいたい15分ぐらい。
あかね色のジャムの出来上がり。
普通の鍋では、この色になるまで煮詰めるのが難しい。
ほかにも方法はあるかもしれないけれど、
今回はこれにて終了。
好みによって自分流のジャムを作ればいいなと思った。
パンにつけたらどれもみんな美味しい。
黄色いジャムもきれいだし、あかね色のジャムもきれい。
シロップをたくさん作りたければ、かたく絞って、実は使わないで
あまり煮詰めすぎない。
そして、シロップを少し取り分けて
さらに煮詰めると透明のきれいなジャムになる。
シロップ↓ ソース↓ ジャム↓
あともう一つ、
ジャムを作る時間はないけど、かりんのエキスをとるには、
かりんのはちみつ漬けがいい。
種をとって、八つに切って、イチョウ切りして
種をお茶パックに入れて、ビンの底に入れて
切ったかりんとはちみつをいれるだけ。
ときどき、ビンごとひっくり返してまぜる。
1~2か月したら、実と種を取りだす。
12月7日に漬けたもの
**********************************
なんといっても
今まではどうしようもないと思っていたかりんが
こんなにおいしいジャムになるなんて、
ほんとうにうれしい!
一つでも、できる。
なんて素敵な!と思う。
レシピ1 鍋で作るかりんジャム&シロップ
レシピ2 電子レンジと鍋で作るかりんジャム&シロップ・・・このレシピ
レシピ3 圧力がまと鍋で作るかりんジャム&シロップ
実を使わなければt透明なきれいなジャムができる。
でも、実を捨てるのがもったいないので
なんとか実を使ってしかもなめらかなジャムにならないかと
また試してみた。
今回は、ほかの方のレシピにあった電子レンジを使う方法。
1000Wの電子レンジで2分×4回でできるという。
我が家の電子レンジは600Wなので以下の要領でチャレンジ。
①二つに切って種を取り、皮ごとラップして4分、チン。
6つぐらいに縦に切って、チンする前に皮をむいたほうが楽にむけることが、あとでわかった
②皮をむいて、実をイチョウ切りにして、
水をかりんの重さ入れて、砂糖はかりんの重さの30%
③2分×4回(1回ごとにかき混ぜる)
ただ、これだけでは、実がまだかたいので、お鍋に入れて10分ぐらい煮込む。
これで、出来上がり。
食べた感じは、やっぱりかたい感じ。
でも、パンにつけて食べたらいい感じ。
作りたては、かたいなと思っていても、数日冷蔵庫に入れてておいたら、
柔らかくなっている。
かりん1個なら、早くできる感はあるけれど、結局12分間はレンジを使って
加熱しているし、その後も10分以上加熱するので、それなら、最初から鍋で
加熱したほうが、細かい手間が省けると思った。
**********************************
こだわりが強い私で申し訳ないのだけれど、まだレシピシリーズは続く。
こんなレシピをアップされても・・・・・・と思う方がいらっしゃるかもしれない。
年の瀬も押し詰まり、やることいっぱいあるけど、
なんだかこのシリーズを終わらせないと落ち着かない。
しばしお付き合いください。
今まで私は
かりんがジャムになることさえ知らなかった。
去年は実のなるころに毛虫が大発生して、薬をまいたので
捨てるしかなかった。捨てるにしても重い。
「かりん酒」というのは聞いたことがあるけれど、家族も誰も飲まない。
「前に作ったけどおいしくなかった」と母が言っていた。
今年は一つもならなかった。
そんなとき、かりんがたくさんあるけど、誰ももらってくれないという話を聞いた。
お願いして、もらった。
ちまたでは、かりんのど飴がいっぱい出回っているというのに・・・
どうしたら、食べられるのだろうと思っていた。
皮も実も硬く、とても食べられるものではない。
かりんジャムに教えてもらたこと
「やってみないとわからない。」
「これはダメ」と決めつけたらあかん。
「やるたびに工夫と知恵が生まれる」etc
**********************************
今回はかりんジャムとシロップ
まだジャム作り初心者の私がレシピをアップするなんて、100年早いと思うけれど、いろいろな人のレシピから、たくさんの知恵をいただいたので、もし参考になることがあればと思って、アップすることにした。
12月24日(木)改訂版
かりんジャム色の文字のところは、今回加筆修正したところ。
前回のレシピアップののち、あと5種類の方法で、ジャム&シロップを作ったので、
それらをまとめながら、レシピを改訂する。
レシピもいろいろ。
今回紹介するのは
いくつかのレシピを試してみて、納得がいったものに+αしたもの。
後半は、かりんを1つずつ、違う方法でジャムにして、食べ比べをした。
*材料
・かりん:完熟のもの 自分の作ろうと思うかりんの重さをはかる。
だいたい500グラムのかりんで、シロップ200cc程度できる。
・グラニューム糖: 30%~40%
*準備したもの
・厚手のなべ・木じゃくし・あく取り・ざる、ボール・ふきんまたはうす手のハンカチ、ガーゼなど・計量カップ(500cc用が便利)・料理用はかり・保存瓶または保存容器
*作り方
1 かりんをよく洗う。
2 へたの部分を落とし、縦において、2つに切る。
3 たてに4~8にきって種を出す。
種を取る時は、切ってから、果物ナイフの先ではずすと、すぐとれる。
種も捨てない。
4 実を使ったジャムを 作る時は、大きく皮をむいて、あとでとりだしやすいようにす
る。皮を入れて加熱しないと、なかなか固まらない。(皮だけを不織布の袋やガー
ゼに包んで実と一緒に煮込んだら、取り出しやすい。
1回目に作ったジャムがざらざらした感じなのは、皮と中の芯の部分、芯のまわり
の繊維質の部分が、長時間加熱しても、かたいままだということがわかった。
なので、リンゴの皮をむくような感じで皮をむき、芯の部分はザクッと切り落とす。
実を捨てる場合は、皮をむかないでそのまま使う。
4 2~5ミリ程度のイチョウ切りにする
5 厚手の鍋に入れ、ひたひたの水を入れる
最初に計ったかりんの重量程度
(1.9キロのかりんで1900CCの水をいれた)
6 沸騰するまでは中火から強火の間ぐらい。かりんの実が沈むので
かき混ぜながら加熱する。
7 あくをとる
8 沸騰したら、中火くらいで(強火よりちょっと弱め)30分ぐらい加熱する
9 加熱が終わったら、ザルでこして煮汁をとる。
ザルに残った実はまだ捨てない。
10 ボールにふきんまたはガーゼをかぶせる。
11 実をこす。水分を10のボールで受ける。
かりんの実をジャムに使う場合は、水分を残したまま置いておく。
12 こした水分は1300CC(かりん2キロの場合)だった。
このときは実は使わなかったので、水分をしっかり絞った。
13 だいたい30%のグラニューム糖(今回は300グラムにした)をいれて加熱する
14 火加減 沸騰するまでは中~強
15 沸騰したら中~弱 だいたい30分~40分でシロップになる。
16 シロップの分を保存瓶にとる。
ジャムをたくさん作りたい人は、シロップの量は少なめでいい。
↑ ↑ ↑
① ② ③③
①シロップ(40分加熱)②ジャム1(43分)③ジャム2(46分)
ここからはジャムにするための方法
実を使わない場合
17 残った液をちょっと強めの火で煮詰めて水分をとばす。
(なべ底がこげないように注意!)
色がだんだん濃くなり赤みがかってくる。
かたさと色を見ながら底を混ぜる。
かりんはペクチンが多いらしいので、
あまり煮詰めすぎると、ゼリーのようなかたいジャムになる。
量はあまりとれない。
シロップ:140ccの瓶3~4本 ジャム:50ccの瓶 4本
下の写真は2回めのもの
↑ ↑
シロップ(30分加熱) ジャム(40分加熱)
鍋の厚さ・火加減・ガスか電気かでも、微妙に加熱時間は変わる。
実を使う場合
(皮を入れていても、パンにつけたりする場合は、ちょっと口に当たる程度なのであまり気にはならない。お湯割りにしようと思うと、皮がないほうがなめらかな感じ。)
①上記11で、かたくしぼらない。
②このままでは水分が足りないので、お湯を足す。(量は実がひたひたになる程度)
同時に砂糖も実の30%ぐらい入れる。
③けっこう重い感じになるので、あまり強火にすると焦げつく。
また沸騰した時に、熱い実がふつふつと飛ぶのでやけどしそうになる。
④最初の黄色い色が、濃くなり始めたら、だいたいできあがり。
(およそ30分から40分)
茜色のジャムにしたい人は、もう少し煮込む。
1回目に作ったかりんの実をすりおろして作る方法も色はきれいなんだけど、
舌にざらざらあたる。お湯を入れて飲んだらおいしいけど、
沈殿させてうわずみを飲む感じだった。
火加減はお鍋の厚さやガスかIHかでも違うし、
ガラスの瓶にとりながら色をみてかたさを確認するかしかないと思う。
①実をすりおろして作ったジャム(1回め)
① ② ③ ②実は入れないでこして、40分加熱のジャム(2回目)
③実は入れないでこして、30分加熱で作ったシロップ
(2回目)
②と③は同じ液で煮詰め方が違うだけ。
お湯割りにして飲むには、③がいい。
同じレシピでも出来上がりはいろいろ。
できたてと次の日と冷蔵庫に入れてからとも違う。
だんだんかたくなるので、できあがりはゆるいめくらいでいいと思う。
ただ1回目は、実を使ったけど、
2.3回目は実はこして捨ててしまったので、
実を使って、舌触りのいいジャムを作るには、どうしたらいいかと思う。
40分は加熱したけど、もっと長く加熱したらいいのか、圧力をかけてみたら
いいのか、まだ納得がいかない。
来年への課題。
来年いろいろ試してみようと思っていたけれど、またまたかりんをいただいた
ので、この謎を解きたいので、いろいろ試してみた。
理科の実験をしているみたいだったけど、その都度、新しい発見があって、
本当におもしろかった。
電子レンジ・圧力がま・砂糖をまぶして2日おく方法(浸出液を出す方法)の実
験結果は、またアップする。
かりんの種をそのまま水につけて置いておくと、かたくりでとろみをつけたようにな
る。 その液に水と砂糖を入れて煮だして、種をこすとかりんの種シロップの出来
上がり。半透明でとろりとして、飲んでみると、味も香りもピュアな感じ。次はかりんの種化粧水を作ってみようと思う。あれだけとろみがでたら、十分保湿液になると思う。
いろいろちがうから、面白い。
ざくろの浸出液を加熱しながら思った。
これなら、夏を越した梅ジュース・金柑のはちみつ漬けも
加熱したら、シロップが作れるんじゃないかと。
たくさん作ったので飲みきれないまま
冷蔵庫にあった。
そこで梅ジュースを加熱した。
種がないから、固まらない。
そこで思い出した。
赤くなり始めた梅を1キロ、冷凍保存していたのを。
梅とジュースを加熱して、あとのミキサー作戦は
ざくろレシピの10~18と同じ。
量が少ないので、加熱時間は短め。
紅茶に入れると
とても美味しい。お湯割りも美味。
金柑シロップも同じ。
種が柔らかくなっていたので、
ミキサーをかけたとき砕けた。
種をのぞきながら飲んだらいいけど。
お湯割りが最高!
ちょっとしかないから、この冬の風邪予防に
自分で飲むことにする。
↑
おまけで作ったざくろジュース。
これはこれでなかなかきれい。
お湯で薄めて飲んでも、おいしい。
体に良さそうな気がする。
4回のジャム作りの結果を整理しておこうと思う。
<1回目>
*ざくろ収穫日:10月28日 *場所:畑 *赤い実は小粒、ぎっしり詰まっている
*砂糖60% レモンを入れるのは忘れたけれど、透明感がある。 甘い。
*火加減:中火
<2回目> ジャムは残っていないので、写真はなし。
*ざくろ収穫日:10月30日 *場所:畑 *赤い実は小粒、ぎっしり詰まっている
*10キロの収穫 赤い実をはずすのに、二人で4時間かかった。
*砂糖47% 透明感は1回目より少ない。 *火加減:中火・弱火
<3回目 >
3回目 ↑ 3回目 ↑ 4回目
光線の加減で、同じジャムでも違って見える。
3回目はこんな感じ。色が濃いのはシロップそのものも加熱して、
あとで果肉と合わせたから。
なかなか深い味わい。
でも~、2キロ強の実で、
このビン5本半しか作れなかった。
でも透明感は少しある。
*ざくろ収穫日:11月1日 *場所:知り合いの人の庭
*赤い実は大粒、ざくろの果実の実は薄く、中の実がはずしやすい。
*砂糖45% 浸出液に火を通した時に、液の一部をとりおいて、
あとで柔らかくした種からとった果肉と合わせた。
*シロップ・ソース・ジャムの3種類作ったけど、中途半端なので、
3つを合わせてジャムにした。ゆるい目のジャムなので、ソースのよう。
*火加減:中火・弱火
<4回目> お日さまの光でみるときれい。
でも室内なら濁って見える。
*ざくろ収穫日:11月4日 *場所:知り合いの人の庭
*ざくろの実は、熟しすぎていた。
*砂糖30%(ざくろの実自身が甘いので、糖分控え目にした。
*火加減:弱火・中火
*果肉をしっかり目に取って入れたので、ちょっと濁ってはいるけど、
量は3回目より1.5倍とれた。
*******************************
この間テレビで人参ジャムを作っている作業場の人が、厚い鍋を使って、
強火で作るといいと話していた。
来年は、同じ実からとった浸出液を、
3つに分けて、弱火・中火・強火で作ってみることと、
砂糖の%をかえて、固まり具合、透明感、味比べをしようと思っている。
それとレモンの量の比較検討も必要。
なぜか気になってしようがない。
ほんとうにこだわりの強い私。
なんといっても去年作ったざくろソースが、
とても透明感があって、きれいな色だったから、
また、来年も挑戦してみたい。
**********************************
ざくろジャムは、ネットで見ても作り方いろいろ。
ジャム作り2年目の私が、レシピなどアップして。。。と思うけれど。
ざくろジャムを作ろうと思う人が、少しでも参考になればいいなと思う。
大阪ではざくろのシーズンは終わったけれど、
もっと北の地方なら、これからだろう。
大変なんだけど、ジャム作りって奥が深い。
あまりにも面白いので、しっかりはまってしまった。
次は畑のみかんで、マーマレードを作ろう!
今年は果物が大豊作!ありがとう!
畑の持ち主に感謝!自然に感謝!!
これは3回目に3種類作ったものを
無糖のヨーグルトにかけてみたもの。
左からシロップ・ソース・ジャム
作り方は、このときは色をきれいに出したかったので、
前回のジャム作りの手順の10のところで、
10分煮て、20分むらして、果汁と種のついた実に分け、
果汁はそのまま火にかけないでおいておいた。
このままではなかなか種と果肉がはずれないので、
少しの果汁で、種を弱火で煮た。(20分ぐらい。
この後の手順は、前レシピと同じ。
3回目では、ミキサーには入れてみたものの、
果汁が少ないと空回りをして、うまくいかなかった。
その後、果肉と果汁の割合を変えて3種類作ってみた。
果汁だけのものも20分ぐらい煮た。
ただ、ざくろシロップは、
ジュースにすると甘すぎる。
ヨーグルトにかけると、流れてきれいではない。
そこで4回目を作り終えてから、
シロップ・ソース・ジャムを合わせて
もう一度・ジャムにした。
ざくろジュースは、「おまけ」で作る種を煮だしたもので十分!
ということがわかった。
ジャムって作るたびに違う。
作るたびに新しい知恵が出る。
今回、たまたま畑のざくろをとってみたら、とっても色づいていたので、
急に作ることになったから、ビンがなくて困った。
マーマレード用の大きなビンはいくつかあるんだけど、
ざくろジャムにぴったりのビンがなかなかない。
1回目・四角や丸の冷蔵庫で保存する容器。
2回目:大き目のビン
(ビンが大きいとおすそわけができない。親戚の家に全部お嫁入りしてしまった)
3回目:あっちこっちからもらってきたビン。買い集めたビン(でも大きすぎる)
ヨーグルトやプリンが入っていたふたつきのもの。
4回目:通販でみつけたジャム保存瓶。
ざくろジャムのレシピもいろいろ。
あれやこれややってみて、こんな作り方もあるということで、
アップすることにしました。
<材料>
*ざくろ(ここでは日本ざくろを使っている):重さをはかる。
5つで1キロぐらい。 実の大きさ、熟し方による。
1キロの実からから取れる赤い実はだいたい250グラムぐらい。
日本ざくろでも、果汁の多いざくろなら350グラムぐらい。
参考までに 7キロのざくろではずした実は2キロぐらい。 (だいたい3割弱ぐら い)
実の熟し方・果汁によって違いはある。
*グラニューム糖(はずした実の重さの30%~70%ぐらい。
1キロのはずした実に対して、300グラム~700グラムの砂糖
60%で作ってみたら、結構、甘かった。
*レモン1こ~2こ (全体の量による)
<準備するもの>
・使い捨てのゴム手袋
(ざくろはあくが強いので実を取り外している間に、指が黄色くなる)
・大き目厚手のなべ
・ボール、ザル(大・小何セットか必要)、
一つは金属製のザル(ちょっと目の粗いもの)
・たまじゃくし・あくとり・ゴムべら・計量カップ
・ミキサー(使わなくてもできるけど、あると時間短縮になる)
・料理用はかり
・ガラス保存瓶(冷蔵・冷凍保存容器ーでも可、でもビンのほうが安心)
<ジャム作り手順>
1 ざくろの実から赤い実をはずす。
2 はずした実の重さをはかる。
3 はずした実を掃除する。
ざくろの実の膜やかすが混ざっているので、手のひらに一つかみずつのせて、
実だけをボールに落としていく。少しは水に浮くけれど、
結局は沈むので、この方法がいいと思う)
4 洗う。ボールに入れて浮いてくるかすを取り除く。
5 水をきる
6 実の重さをはかる
7 実の重さの50%の砂糖をまぶす(甘さは好みによる)30~70%
60%ぐらいならしっかりしたジャムになる。
砂糖が少ないとざくろソースになる
8 まぶしたまま10時間ぐらい置く。(これが重要)
9 10時間ぐらいしたら、浸出液が出てくる。
(3~4時間でもある程度はでてくるけれど、量が少ない)
2キロの実(はずした実)で900ccぐらいでる。
(これも熟れ方、ざくろの大きさなどによる)
10 浸出液と実をいれたまま、沸騰したら弱火で30~40分ぐらい煮る。
焦がさないように鍋の底をかき混ぜる。
あくをとる。(実が柔らかくなって種をはずしやすくなるまで)
11 たまじゃくし2杯ぐらいをミキサーに入れて、ひと押し×5回ぐらいまわす。
ミキサーをかけすぎると種が壊れて渋みがでる。
12 ザルにあけて、種と果汁に分ける。
13 種を金属製のザル(目の粗いザルでないと果肉が落ちない)に入れ、
実を玉じゃくしでまわしながらとる。
14 11~13を2回繰り返す。
15 12の果汁と13、14で出てきた果肉を大きな厚手の鍋に入れる。
16 焦がさないように混ぜたり、あくを取ったりしながら30分から40分ぐらい煮る。
17 20分~30分ぐらい煮たら、レモン汁を入れる。
大さじ2杯ぐらい。(全体量による)
さらにあと10分ぐらい煮る。
18 熱いうちに熱湯消毒したビンに入れる。ふたをしてさかさまに置く。
長期保存する場合は煮沸して、ビンを密閉状態にする。
長期保存のための脱気殺菌の方法は
①お鍋の底に、うす手のタオル・ふきんを敷く。
(こうしないとガチャガチャ音がする。)
②ビンをならべる。
③ビンの高さの2分の1くらいまで水をはる。
④ビンのふたはゆるめておく。
⑤鍋のふたをして15分ほど加熱する。
⑥鍋のふたをあけて、ビンのふたをぎゅっとしめる。
(そのときに便利なのがこれ。ビンがとても熱いので有効)
↓
⑦またおなべにふたをして、20分ほど加熱する。
⑧熱いうちにビンをさかさまにしておく。
または、そのままお鍋の中にいれてさめるまでおいておいてもOK
**********************************
30キロのざくろで、4回ジャムを作った結果できたレシピ。
4回目のミキサー作戦がうまくいった。
3回目もやってみたのだけれど、色をきれいにしようと思って、
10分煮て、20分む らしただけだったので、なかなか実がはずれなかった。
果肉をたくさん入れると、色が濁る。
果肉を余り入れないと、少ししかできない。
2キロの実で小さなビン6本。
なかなか固まらない。
**********************************
おまけ: 残った種を小さな鍋に入れて、水を適当に加え煮だす。
本当に貴重なので、おなべやその他の器具についたジャムも
ゴムべらで全部とる。
器具を洗う時も、少しのお湯を入れて、
おまけのジュースを作るお鍋にいれる。
ざくろジュースのできあがり!
けっこうとろみがついているので、
これもヨーグルトにかけて食べられる。
**********************************
以上2日間クッキングでした。
完全無添加・水も入れないピュアなざくろジャムの出来上がり!!!
去年ざくろの実の美しさに誘われて、
初めて作ってみたざくろソース。
きれいな色!
今年はざくろが大豊作。
3回収穫して、3回作った。
ただ一人で作っているのではなく、母と。
でも二人のこだわりが違うので
3回目は実をきれいに掃除した後は
別々に作った。
ジャム作りって毎回毎回出来が違う。
実の熟し度、火加減、混ぜ具合etc.
外国産のざくろは40%ぐらい水分があるけど
日本のざくろは20%しか水分がない。
種のまわりの実は少し。
これでジャムを作ろうと思うなんて無謀なような気もする。
でもできてしまうのだ。
それには、気合と十分な時間が必要。
3分間クッキングや3行レシピが人気のある昨今。
2日間クッキングなんて誰がする?
実をはずすのに二人で4時間
はずした実からかすを取り除くのに3時間
(もっとも収穫量が多いからこんなに時間がかかったのだけれど)
二人でただひたすら実をはずす。かすを取り除く。
煮る、種に実がついているので、それをこそげるようにしてはずす。
煮込む。
入れる瓶を煮沸消毒する。
などなど、こうして書いてしまうと数行で終わるのに
なんと時間のかかることか。
次回はレシピ紹介。
数個のざくろでこれを作るなら
こんなに時間と手間はかからないと思うけれど。。。
なんといっても今年は大豊作。
1回目:収穫6キロ はずした実は1.7キロ
2回目:収穫10キロ 実は3キロ
3回目*収穫16キロ 実は6キロ
3回目のざくろは、知り合いの人の庭のざくろ。
粒が大きくてジューシーだった。
3つの鍋に分けて煮た。
私は2キロ強を持って帰って家で作る。
ざくろジュース・ざくろソース・ざくろジャム
果肉の入れ具合を3つに分けて作ってみた。
それぞれ小さな瓶に3つずつ。
たいへんな割にほんとに少ししかできない。
それでも作りたい。
今回は色にこだわった。
煮すぎると色がにごる。
煮が足りないと、種から実がはすれない。
あーでもない、こーでもないと
いろいろな方法でいろいろやってみる。
ついこの間まではこんなことできなかったのに
こうしてざくろシャムが作れるようになったことを
とても幸せに思う。
次回はざくろジャム・ソース・ジュースのレシピを紹介する。