☆ いんくる~しぶ・は~つ ☆ 

  Inclusive・Hearts いま、ここから。

かつては。

2010-06-28 23:34:25 | インクルーシブ・ライフ 

かつては
発達保障論と統合教育にわかれていたときは
「特殊教育」と「ともに生きる教育」は
まっこうからぶつかり合って
論争が繰り広げられていた。

日本は戦後
特殊教育が振興され
どんどん養護学校も作られていった。

2000年の省庁再編で
文部省が文部科学省になったときに
特殊教育課が特別支援教育課に
名称を変更した。

その流れで、特殊教育の体制は
受け継がれたまま
特別支援教育への動きが生み出された。

当初、特別支援教育も在籍一元化なども
考えられていたけれど
それがないまま
日本全国津々浦々に
特別支援教育が制度化されていった。

今の特別支援教育でもって
インクルーシブ教育が構築できているとしようとしている。
日本型インクルーシブ教育という言葉さえ使われている。

対極にありながら、
その違いが見えにくくされている。

きのうも高校進学を考える会で
東京から転校してきたけれど
東京にいるときは
就学時健診で養護学校に行けと言われたけれど
再三、地域の学校にお願いをしに行って
ようやく地域の学校に受け入れてもらった。
と語られるお父さんと出会った。

先のコメントで頂いた通り
「豊中からの発信」の必要性を痛感した。


でもね。

2010-06-26 01:18:48 | インクルーシブ・ライフ 

すごいタイトルでさっき書いたけど、
なにができるのさ。
あんたに。

ぼちぼち暮らして
ぼちぼち生きてるだけやん。

でもね。
今までやってきたことに
いろんなヒントが
いっぱいあるやん。

それをつたえることも
とっても大事なことと違うかなぁ。

ふわふわ
ふにゃふにゃしてるけど
貴重な体験してきてる。
そう思うねんけど。

そもそもブログを始めたのは
その大切なことを伝えたかったからやんね。


「ほんとうのインクルーシブ教育」をめざして

2010-06-26 00:46:44 | インクルーシブ・ライフ 



今まで、わたしは
今までやってきた「ともに生き、ともに学ぶ」教育が
障害のあるなしにかかわらず、それぞれの課題に向き合いながら
「インクルーシブ教育」を、
すでに実践していると思っていた。

違った。

インクルーシブな環境にはあるけれど、
今の日本の法制度のもとでは、
もぐりのインクルーシブ教育でしかない。

地域によって受けられる教育に差があるっておかしい。
友だちと一緒に過ごしたいと願う子どもの願いがかなえられないのはなぜなんだろう?
地域の特色はあって当たり前。
地域差もあって当たり前。
だけど、学ぶ場そのものや、学ぶことのできる内容が
国から決められ、子どもや親の願いが聞き入れられないのは
やっぱりおかしい。
授業の在り方ひとつひとつから考える必要がある。

「つたえる・つながる・つくる☆インクルーシブ・ライフ☆」ー豊中発信プロジェクトー
でも、実質的な活動はできていない。
わずかに学習会のお知らせなどを流しているにすぎない。

もう一度、原点にたって、仕切り直しが必要だと感じた。


第11回学習会のご案内

2010-06-23 23:54:41 | インクルーシブ・ライフ 

「障害」のある子どもの教育を考える北摂連絡会が主催する
北摂「障害のある子どもの高校進学を考える学習会の第11回が
来る7月24日(土)に開かれる。

場所は茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)
大阪府の知的障がい自立支援コースの説明(府教委指導主事)
豊能地区進路保証協議会の事務局長の先生の話


今日は豊中市内の中学校の校長先生に、その案内を届けに行った。
保護者や先生方に配布してもらいたいから。

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本題からそれるが、、、、


校門のインタホンで用件を伝える。
門扉のオートロックを解除してもらう。

かつて学校の門はいつも開いていた。
でもあの池田の教育大付属の小学校で起こった悲惨な事件以来
学校の門は固く閉ざされている。
子どもたちの安全を守るのは当たり前。
でも、地域の人が、気軽に学校を訪れることはできない。

あの事件が起こる前は、
「学校をもっと地域に開いていこう」と言いだされていたときだった。
いろんな人が学校に出入りして、オープンマインドな学校作りをしていこうとしていた。
たちまち警報センサーが設置され、小学校には警備員が昼間も配置されるようになった。

学校ってもちろん子どもたちのためにあるんだけれど、
地域の人のためにあってもいいと思うんだけどなぁ。

閉ざさないと安全性は確保できないのかなぁ。

学校にいるときから思っていた。

広いグラウンド、プール、図書館、教室、体育館。
公共の施設として人が集う場として
最高の立地条件なのになぁ。


学習会in滋賀

2010-06-15 01:21:45 | インクルーシブ・ライフ 

2月に滋賀の栗東でお話しさせていただいた。

そしてまた6月12日に
今度は滋賀県教組の総会で
お話しさせていただいた。

特別支援教育が渦巻く現場で
なんとか「ともに生きる」教育を推進したいという先生方の集まり。
苦労されている先生方に
少しでも元気が出る話ができたらいいと思ったんだけど。。。
つたえることに一生懸命になってしまって、
今回は先生方の思いをほとんど聞けなかったので
なんだかとっても申し訳ない気分。

人に伝える。
人の思いを聞く。

つくづく難しいことだと思った。




”はながゆく”映画上映会

2010-06-15 01:04:25 | インクルーシブ・ライフ 

先日紹介した映画の上映会が昨日行われた。

上映会のプログラムそのものが
手作りで「思いのこもった素敵な会だった。
はなのまわりのたくさんの人がその上映会に来ていた。
そしてたくさんの人のリレートーク。

はなは言葉は話さない。
文字も書かない。
だけど
たくさんの人と深いかかわりを持ち
たくさんの人がはなと関わること、出会ったことで
深く考えるようになる。

人生そのものが変わると言っても過言ではない。

これからこの映画は日本行脚を始める。
きっと日本にとどまらないだろう。




祝!映画完成!!”はながゆく”

2010-06-03 14:32:34 | インクルーシブ・ライフ 

はなの映画が完成した。
試写会は6月13日(日)
1時半から4時半まで。
ウェルおおさか 5F 大会議室にて

はなは不思議な人だ。
関わったすべての人を変えていく。
出会った人は考え始める。

今ある障害者問題は何か。
なぜ差別が今もあるのか。
人はどう生きていけばいいのか。
人生における価値とは何か。
働くってどういうこと。
人と人が付き合うってどういうこと。
ナドナド。

そのはなの就職活動をルポした映画。

はなの映画、見てみませんか?