ここは都庁前のシティホテル２０階のラウンジ
朝食はラウンジでのバイキング。
よくあるバイキングのメニュー。
ベーコン・スクランブルエッグ・ポテト
パン・コーヒー・和食の煮ものetc.
お決まりのフレッシュジュース。
おいしいトロピカルオレンジジュース。
でも、グラスはプラスチック。
なんだか悲しくなった。
おしゃれなホテル・おしゃれなラウンジ。
なのになぜ？
都内のビジネスホテルでもこんなことはなかった。
考えてみてようやくわかった。
そのホテルには中国や韓国からの旅行者がいっぱい。
きっと格安ツアーの定宿として利用されているのだろう。
そして経費削減・効率重視から
プラスチックのコップに。
部屋に戻ってテレビを見てみると
鎖でガードしてある。
アメニティーも最小限。
ドライヤーさえ部屋にはない。
みぞれ交じりの冷たい雨のなか
やっとの思いでついたフロントの対応が
なんだかなぁという感じだったのも
だからかもしれない。
もう２度とここに泊ることはないけれど、
いろいろと考えさせてくれた新宿ワシントンホテル。
ざくろの花 「ウキィペディア」より
おとつい、友達の家に行った。
友達の家に来た人にも
ヨーグルトにざくろジャムをかけてたべてもらった。
「おいし～～～い！、きれい！」
そう言ってもらって、幸せな私。
そこで、「ざくろって何科？」 って聞かれた。
ざくろの木にはとげがあるから、バラ科かなぁと思ったりもしたけど
やっぱり固有の特徴を持つから
「ざくろ科じゃないかなぁ」と答えた。
よく知らないので
ネットで調べてみた。
ざくろ フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
やっぱりざくろ科だった。
でも、このページを読み進めているうちに
「ざくろ お前もか」と思った。
でも、ざくろには何の罪もない。
罪があるのは人間たち。
「エストロゲンは本当に含まれているの？
ザクロを使った健康志向食品」
国民生活センターの自主調査テスト結果が発表されていた。
キャッチコピーに振り回される昨今。
「ほんもの」や「ほんとうのこと」が
見えにくい世の中。
テレビを見ていると
通販のサプリのコマーシャルが満載。
ほんとうに大丈夫なのかどうか本当に怪しい。
商業ベースに振り回される。
「ほんもの」をしっかり自分のものにしたい。
「無農薬」と言いながら、
実はそれでは採算が取れないからと農薬を使っていたり、
産地偽装がされていたり、
汚染物質が検出されたり、
添加物がいっぱい使われていたり。
安心して「ほんもの」と向き合える。
その心地よさにはまってる。
一言、一言が重い。
一言一言が愛に満ち溢れている。
なぜそこまでできるの？って思った。
シンナー中毒になっているストリートチルドレンの子どもたちが
なんとか自分の生活をつかむようにと
けんかの仲裁に入る。自分も巻き添えになることもあるのに。
生活の場を提供する。
職業訓練の機会を設ける。
仕事を探す。
日本でアルバイトをして稼いではイラクに行く。
日本で集まった寄付金を持ってイラクに行く。
そしてかれらの自立のために援助する。
そして病院に足りない薬や文房具も持って行く。
そんなさなかのあの拘束だった。
報道の見えない壁・・・
なぜ見えないようにされているか。
イラクでどんなことが起っているか。
講演が終わって、本にサインしておられた高遠さんに
ブログに書くけどいいですかと聞いたら、
感想だけならいいと言われた。
自分の話を誤解して受け取られたら、
その誤解されたものが広がってしまうからと。
感想だけを書くのは難しい。
今、「戦争と平和」－それでもイラク人を嫌いになれないーを読んでいる。
「愛してるってどういうの？」－生きる意味を探す旅の途中でーも買った。
マザーテレサが原点だと語る彼女。
そしてDVD高遠菜穂子イラク報告「命に国境はない」
ー報道の見えない壁の向こうでイラクでは何が起きていたのかー
、も買った。怖くて見られない。でも、子どもたちと一緒に見ようと思っている。
そして彼女のブログ「イラク・ホープ・ダイアリー」
（リアルタイムでイラクの今をお知らせする為の公開日記）
も読んでほしい。
時々刻々と壁の向こうのイラクの現状が伝えられている。
「憎しみの連鎖は暴力では断ち切ることはできない」
戦争反対と声高に叫ぶより、
再建のための努力と支援を惜しまない。
ファルージャ再建プロジェクトと子どもたちの自立支援プロジェクト
それらを柱として、日々活動している。
ストリートチルドレンだった子どもたちが、
自分の生活を取り戻し、生き生きと暮らせるように、
そして学校や病院を復興させて、
町と人々が生きていくことができるように
と、ミシンや学校の机をコンテナで運んでいる。
なのに米軍はブルドーザーで町を踏みつけて破壊しているという。
（イラク・ホープ・ダイアリーより）
足を打たれて動けない人間も、戦車で踏み潰しているという。
なんということを。
でも、彼女は、あの事件以降、イラクには足を踏み入れていないという。
ヨルダンのアンマンで、イラクの人と会い、そしてメールでやりとりしながら
支援活動を続けていると。
子どもたちの生き生きした姿がビデオで送られてくるという。
さぞや、子どもたちに会いたいことだろうと思った。
深い思いをしみじみ感じた。
今、「戦争と平和」を読みながら、彼女の思いを噛みしめているけれど、
日本に帰ってきてからの彼女の思いのなかでの、
イラクの友人たちからのメールを読んだときは、
涙が出てきた。
イラクのことを伝えるのが生かされた自分の使命だと。
前に案内をアップしたとき、ナガレのおやびんさんが
コメントをくださった。おやびんさんとこも高遠さんについて
とても詳しい。先にあげた「戦争と平和」の本の内容のエッセンスを
８ページにまとめたパンフレットの内容をアップしてくださっている。
ぜひ、遊びにいってください。
9月22日（金）午後6時から
寝屋川市民会館にて、高遠さんの講演会があります。
タイトル「命に国境はない！」
知り合いの方から、案内が送られてきました。
報道されていないイラクの実情。
人々の様子などがお聞きできると思います。
ぜひご参加を！
