☆ いんくる~しぶ・は~つ ☆ 

  Inclusive・Hearts いま、ここから。

なぜか懐かしい2

2009-03-18 00:18:08 | なんとなく私

のこの島のことを思い出すとなぜかうれしくなる。

波止場のカフェに集まっていたおばちゃんたちが
うれしそうな顔をして
うちのBONと話していた。
私たちが帰るとき
お土産いっぱい持たせてくれた。

恋にも似た気分。

博多港からフェリーでたった10分。

とてもノスタルジック。

コンビニもスーパーもない。
昔の日本の暮らしがそこにあるような気がした。
たった2回しか行っていないけど
そこはふるさと。

今は

いちめんなのはな
いちめんなのはな
いちめんなのはな

そしてさくら。

だろうな。


そつぎょうしき

2009-03-13 17:34:57 | ともに生きる

1年生の子たちが作ったタペストリー
2年生の子どもたちが作ったステンドグラス

あふれる感謝の心に包まれた卒業式だった。


素敵な歌声
思いのこもった卒業の言葉。

見送る吹奏楽部の子どもたちが
泣きながら演奏していた。

別れを惜しむ子どもたち。

雨がちょっと恨めしかったけれど
それでもほのぼの素敵なひと時だった。

わたしも卒業です。


緊急連絡が入りました

2009-03-12 21:34:03 | ともに生きる
以下のメールが届きました。

障害者の権利条約が国連で採択されたけれど、
日本では国内法を整備しないまま
この条約に批准しようとしている。
今の特別支援教育で「インクルーシブ教育」を行うことができているという視点に立っている。

これでは、日本の教育は変わらない。

**********************************
緊急事態!「原則分離の国内法を変えずに、批准するな!」怒りの声を国会に!

署名活動に御協力ください。

障害者権利条約が、なんら国内法の整備もされず、原則分離のまま、今国会で批准される可能性があります。
「インクルーシブ教育制度を実現するための法改正を求める請願書」の署名活動に御協力ください。

国会請願署名は、全党一致でないと、採択されません。署名の文面は、そのことを配慮した表現になっていますが、「原則分離の国内法を変えずに、批准するな!」の怒りの声を国会に届けましょう。養護学校義務化から30年!このままでは何も変わりません。国会を動かすためには、一人でも多くの署名が必要です。みなさん、声をあげてください。各地域で・各グループで署名を集めてください。


次のことをお願いします。
1.取り扱い団体欄に、貴団体の名前を入れて、署名用紙を完成させてください。
2.ただし、個人で集めていただく場合は、空欄でもかまいません。
3.集まった署名用紙は、25日(第一次集約日)までに、全国事務局へ送ってください。
4.「6歳の春を分けるな」のリーフレットは、署名を集める際に、活用してください。
2009年3月7日
障害者権利条約批准・インクルーシブ教育推進ネットワーク

署名用紙をウエブ上にアップしたいのだけれど
その方法がわからないので、また後日アップします。
必要な方は当方までメールをくだされば添付いたします。

卒業プレゼント

2009-03-10 00:57:52 | なんとなく私

朗読家の下中恵子さんに
「葉っぱのフレディ」と詩「あしたば」
を読んでもらった。
「読む」というのはふさわしくない。
語ってもらった。

子どもたちへの卒業プレゼント。

聞き入る子どもたち。

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あしたば  垣内磯子

今日摘むと
明日にはまた芽が出るので
あしたばというのだと
教えてもらいました

日めくりのカレンダーみたいな草

切れ目なく続く時を
今日いちにちで区切る
長々しい時間も
際限なく思える悲しみも
とりあえず
今日の分をちぎり捨てる
うしろに
捨てる

未来に属する時間を
待ち受ける
海のかなたに
山のむこう
知らない国
から来る新しい時間

時を区切ることを
考えついた人間の
しあわせよ
今日摘みとっても
明日にはまた芽を出そうという草の
しあわせよ

明日を楽しみに
草のように
眠りにつく

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いちいち気になる4

2009-03-08 22:54:29 | ともに生きる
回答書シリーズ

昨日ネットワーク会議が開かれて、今後の対策が練られた。
残念ながら、その会議には出られなかったけれど。。。
また報告メールが送られてくるので、紹介する。

以下は回答書紹介の最後。

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(要望項目)
4 能力主義、競争主義、成果主義の教育から、子どもたちが目を輝かせて取り組む学習が生まれるのでしょうか?
・習熟度別クラスや百ます計算などの一斉反復学習、学習塾の講師を入れると言われている「夜スペ大阪版」の「まなび舎」事業では、障害のある子どもたちはどこに行けばよいのでしょうか。例えば3学級を4つの習熟度別クラスに分けた場合、障害児は「最下位」のクラスに入るのでしょうか、支援学級に入るのでしょうか。これでは障害児のみを分離する特殊教育に舞い戻ってしまうのではないでしょうか。
・(障害児だけではなく)子どもたちの間にますます格差が広がり、格差が固定されるのではないでしょうか。
・能力主義や競争主義の教育からは、子どもたちが目を輝かせて取り組む楽しい授業、学びあう授業、お互いにちがいを認め合い支え合う集団づくりは生まれないと私たちは考えます。とりわけ競争や成果主義になじまない障害児は、集団自体から排除される恐れがあります。知事はどのようにお考えでしょうか。
(回答)
○ 習熟度別学習は、基礎基本の定着をめざし、時間をかけて丁寧に学習することや発展課題に取り組み応用力を養うなど、学習集団により学習内容を工夫することで、より学習効果を図ることをめざすものです。また、百ます計算などの反復学習は、計算や漢字を10分ほどの短い時間を設定して毎日繰り返し学習することで、基礎学力の定着を図るものであり、学習習慣の定着・学習意欲の向上をねらいとして児童・生徒の学習をサポートするためのものです。

○ また、「おおさか・まなび舎」事業は、学習習慣の定着・学習意欲の向上をねらいとして放課後自習室を開設し、教員と学習支援アドバイザーとの連携のもと、児童・生徒の自学自習力と学力の向上をめざすものです。東京都杉並区の和田中学校で実施されている「夜スペ」とは違い、学校が主体となり実施しており、児童・生徒は無料で、できる子もつまずいている子も両方の学力向上をめざすものです。

○ これらの事業は、それぞれ、児童・生徒一人ひとりに応じたきめ細かな教育をめざすものであり、過度な競争や学力の序列化を助長するのではありません。現在、府教育委員会としましては、学習でつまずきのある子どもや、学習習慣がついていない子どもも含め、学ぶ意欲のある子どもたちすべての学力向上を推進できるよう努めているところです。

○ 今後も、各学校においてノーマライゼーションの理念の下、「ともに学び、ともに育つ」教育を基本とし、学びあう授業や互いにちがいを認め合い支え合う集団づくりをめざす教育を進めることとともに、学校教育全体を通じて、障がいに対する正しい理解と認識を深めていくことが重要であると考えております。
(回答部局課名)
教育委員会事務局 市町村教育室 小中学校課

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実際にこの事業が行われているところで、
その教科の教師には一言も相談なく、
市教委と府教委とアドバイザーと管理職とPTAだけで
進められていると聞く。
放課後には物々しい視察団が校内を見学していた。
子どもたちの思いを丁寧に聞くこともなく
障害のある子どもはそこには参加しておらず、
しかも子どもの力に応じてとはいうものの、
子どもの実態に即してはいないと聞いた。

とにかく違うのだ。
子どもたちと向き合っていないのだ。

いちいち気になる3

2009-03-02 20:15:42 | ともに生きる
この間の回答書の続き

これが「排除」なのだ。
日本全国津々浦々で行われた学力テスト。
大阪でさえこの始末。
いわんや全国においてはどれほどの排除が行われたことか。

「障害のある子どもには特別の配慮ができる」
「配慮」もまたなんと都合のいい言葉なことか。

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(要望項目)
3 「学力テスト日本一」になるために障害者が排除されていること実態を把握されていますか?
・全国学力テストを実施する際、障害児のみに参加の意思を聞いたり、障害児の点数を合計得点からはずしたりするなど、障害児を排除している例が、府内の学校でも見られます。
各市町村が学力テストの結果を較べ、点数を競い合うことになれば、ますます障害児の排除が進むことになると思いますが、どのようにお考えでしょうか
(回答)
○ 全国学力・学習状況調査は、文部科学省が策定した実施要領に基づいて実施されております。

○支援学校及び小中学校の支援学級に在籍している児童生徒の実施にあたっては、同実施要領の「3.調査の対象とする児童生徒」の(2)において、「特別支援学校及び小中学校の特別支援学級に在籍している児童生徒のうち,調査の対象となる教科について,以下に該当する児童生徒は,調査の対象としないことを原則とする。」とされており、「下学年の内容などに代替して指導を受けている児童生徒」「知的障害者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校の教科の内容の指導を受けている児童生徒」は調査の対象としないことが原則となっております。 

○ しかし、同調査の「実施マニュアル」においては、個々の児童生徒が実施要領の定めに該当するかどうかについては、各学校において判断することとしており、加えて、一人ひとりの障がいの種類や程度に応じて、当該児童生徒に特別の配慮ができることも示されております。

○ 各学校におきましては、当該児童生徒及び保護者に対して、実施要領等の内容について詳しく説明した上で、本調査の実施について適切に判断しているものと認識しております。

(回答部局課名)
 教育委員会事務局 市町村教育室 小中学校課

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