☆ いんくる~しぶ・は~つ ☆ 

  Inclusive・Hearts いま、ここから。

運動会シーズン

2008-09-29 04:51:05 | ともに生きる

おとつい、秋晴れの中

地域の小学校の運動会に行ってきた。

このシーズンになると、
いつも思い出す。
三戸学さんの
「びりは僕の勲章!」

 

そこにいることから始まる。
いっしょに参加する。
楽しむ。
笑う。
泣く。
怒る。

そして踊る。
走る。

一緒にいなければ始まらない。

 


第5回 北摂「障がい」のある子どもの高校進学を考える学習会

2008-09-17 23:07:52 | ともに生きる
なぜ高校にこだわるか。
今までの日本の社会では、高校は選抜制度に基づくのが当たり前とされてきました。
でも、障害があるからといって、
15歳でほかの友だちと切り離されたところで過ごさなければならないって
おかしいとは思いませんか?

ごく当たり前の普通の暮らし。

そんな暮らしを追い求めています。
こんな学習会が開かれます。

朗読で、私の卒業生の思いを伝えます。
ぜひ、どうぞ。
************************************
友だちといっしょに高校へ
点数がとれなくても高校へいきた~~~い。

地域の小・中学校でともに学び、ともに育ち合ってくると、ほとんどの友だちが進学する高校へ行きたいと思うようになるのは「障害」があってもあたりまえのことです。さまざまな配慮事項を認めてもらい、これまでに選抜制度の点数をクリアーできる「障害」がある生徒たちの多くが高校に進学していきました。
しかし、「知的障害」がある生徒にとっては、これまでの配慮事項では点数を取ることは困難です。点数を取ることができないのは「知的障害」があるからで、本人が努力を怠っているからではありません。どんなに「高校生になりたい」と願っても、点数で切り捨てていく選抜制度では、「知的障害」がある生徒は始めから同じ土俵には立たせてもらっていません。
大阪では、ノーマライゼーションの理念の下「ともに学び、ともに育つ」教育を推進する環境を整備していく観点で、2006年度から:「知的障がい生徒自立支援コース」を制度化しました。その:「知的障がい生徒自立支援コース」の概要説明と、一般受験の配慮事項等の説明及び進路相談会を下記の要領で開催いたします。高校受験に関する詳しい情報を少しでも多くの方に届けたいと思いますのでぜひご参加ください。

日時:2008年10月25日(土)午後1時30分~午後4時30分     
場所:パフォーマンスホール(ディオス北千里一番館3階)  
吹田市古江台4-119   06-6871-0112
   (阪急千里線終点北千里駅下車すぐ 阪急淡路より25分 梅田より35分)
資料代:200円
内容:「知的障がい生徒自立支援コース」の概要説明:府教育委員会担当者より 
    ☆朗読:朗読者下中恵子さんより 高校進学に対する当事者の思いの文章  
☆一般受験における配慮事項と最近の入試状況について
      豊能地区進路保障協議会事務局長より   
☆進路相談会:北摂連絡会事務局が個別の相談に応じる
主催:「障がい」のある子どもの教育を考える北摂連絡会
  手話通訳あります
連絡先:鈴木 090-9166-5575  詫間 090-1712-7990
後援   大阪府教育委員会 豊中市教育委員会 箕面市教育委員会 高槻市教育委員会
(申請中)摂津市教育委員会 吹田市教育委員会 池田市教育委員会 茨木市教育委員会
能勢町教育委員会 豊能町教育委員会 島本町教育委員会
障害者の自立と完全参加をめざす大阪連絡会議

「宝」

2008-09-05 18:09:33 | ともに生きる
3月28日が、月刊誌の原稿の締め切りだった。
お正月前から依頼を受けていたので
穴をあけるわけにはいかない。

バタバタと二つの病院を駆け巡りながら
学校の最後のまとめの文書を作りながら
原稿を書いた。

この原稿は、私にとっては「宝」。
たった3000文字の文章だけれど
思いのたけを込めて書いた。

勤務していた学校に通う子どものことも書かせてもらった。
「いいでぇ~」と彼女。
「どうぞ」とお母さん。
彼女が学校で過ごしている写真も掲載したかったけれど
私自身が学校に行けていないので、同僚の先生に写してもらった。

その原稿のタイトルは、

「特別支援教育の落とし穴」

その雑誌の特集は「共生共育のこれからー特別支援教育を超えて」だった。


●ではなく○2

2008-09-04 08:59:33 | ともに生きる
私はいつも思う。

*「しばしば質問が終わる前に答えてしまう」
それほど言いたいことがあって、相手に意思表示をしたり、
自分の意見を述べようとする。
(だから、相手が言い終わるのを待つ努力をしているのだけれど…)

*「しばしば他人を妨害し、邪魔する」(たとえば会話やゲームに干渉する)
いわゆるおせっかい。他人のことが気になって仕方がない。
自分のことだけやっていたら、そんなことにはならないけれど、
相手のこと、その場の状況から、
こうしたほうがいいんだけどなぁ。
ちょっと手を貸したら、相手が困らないんだけどなぁと
気になってしようがない。
時としてはありがた迷惑だよね。

*「学業、仕事、またはその他の活動において、
しばしば精密に注意することができない。または不注意な過ちをおかす。」
精密に注意しているつもりでも、
(「精密に注意する」って日本語おかしくない?)
人との話に夢中になっていたり、
他のことが気になってしようがない時、
あとの算段のことばかり考えているときに、
よく失敗する。
たとえば、車いすを押して、他の人に当たらないか、
本人の座位はそれでいいか、時間に間に合うか、
その人の忘れ物はないかなどと考えているときに、
自分のかばんを置き忘れていたりする。(あちゃー><)

まだまだあるけれど、*印の項目は、
いずれもADHDの診断基準としてDSM-Ⅳに書かれているもの。

本人の個人的な事情や性格、家庭環境、
周囲の人の理解などは関係なく、
個人の問題として検査され、検査結果が出され、診断される。

その治療として薬物治療がなされたりする。

●ではなく○

2008-09-03 01:25:49 | ともに生きる
「徘徊」
ここはどんなところだろうと、ちょっといろいろなところを偵察に行く。
でも、帰る部屋がわからなくなる。
そしたら、夜中にうろうろと徘徊してと怒られる。

「盗食」
みんな食べるの遅いんだよね。
わたしは早く食べ終わったから、そばにあったお皿の分は、
もういらないのかと思って食べたら、怒られた。

「立ち上がり」
この間から膝が痛くて車いすに乗ってるけど、
そろそろ痛みも取れてきたから歩こうと思って、立ったら、
「危ない危ない。こけたらどうするの!!!」と怒られた。
ずっと座ってばかりだったら、本当に歩けなくなってしまうよ。
膝がまがったまま、まっすぐに伸びなくなっちゃったよ。

「パニック」
気に入らないことがあるから、怒ったら、
パニックを起こすといわれる。
理由がちゃんとあるのにね。
どうしてそれが、わからないんだろう。