☆ いんくる~しぶ・は~つ ☆ 

  Inclusive・Hearts いま、ここから。

北京 ワンフージン(王府井)

2006-03-30 10:31:39 | けしき
        ここでちょうちょの飾りを買ったよ。
       
        わたしたちが買おうとしたら160元って言われた。
        中国人の先輩が買ってくれたら、20元だったよ。

        値段って、あって、ないんだ。と思った。

        そんなことも面白かった。

        
    この空の色がね。
          「かぎりなく透明に近いブルー」なんだよ。
          

ただいま。

2006-03-29 22:47:33 | けしき
       <あまりにかわいらしく歩いていたので、
       思わず、撮らせてもらった。
       きっと、今頃、静かな寝息をたてて眠っている
       ことでしょうね。>


       どこから、なにを書けばいいのか
       戸惑うぐらい

       たくさんのすばらしい景色と
       たくさんの素敵な人々と
       であった。

       人々の暮らしと自然と歴史の中で

       たくさんの人の思いに包まれて

       ”今”を生きる。

             

きょう。卒業式だったよ。

2006-03-24 20:07:56 | なんとなく私
自分の。

入学式のとき、受付で「保護者席は、あちらです。」って言われた。
きょうは・・・と思いながら、会場に。
入り口が、保護者用と卒業生用に分かれていて、
知らん顔して入っていった。

そしたら、
やっぱり「保護者席は2階です」と、誰に向かってというわけではなく、
あきらかにわたしにわかるように親切に言ってくださっていた。

式が終わって、学部ごとの学位授与の会場に向かうとき、
同級生の男の子としゃべりながら歩いていて思った。

「誰が見ても、どう見ても、親子にしか見えないやろな。」
私の常識は、世間の非常識。
障害があっても地域の学校に通うのが当たり前と思っている私の常識は、
まだ、今の日本では、
非常識。

こんな大学院生もいるのです。

ひとつのものさしで測ってはいけない。

卒業式は、ひとつの節目。

みんなそれぞれの道に向かって歩んでいく。

学部を卒業した人。院を卒業した人。
高校・中学・小学校・幼稚園・保育所を卒業した人。

みんなおめでとう!

いってらっしゃいパーティー

2006-03-23 10:52:41 | ともに生きる
わたしのホストスチューデントのインドネシア人の息子が
この4月から、埼玉の企業で働くので
いってらっしゃいパーティーをした。

きてくれたのは
わたしの大学の同級生・後輩・BF研の仲間
アミーゴの年末パーティーのときにお世話になった
子どもの友だち。
ホストスチューデントのお父様、友だち(インドネシアからの留学生)。

冷たい雨の中、遠路はるばる、京都から、奈良から、和泉市から、大阪市内から、
芦屋から、そしてインドネシアから。

三線・ジェンベ・ギター・尺八そして歌。

色んなところで人が出会って、
そして、つながっていく。

車イスの少年も来てくれた。

道中、大変やったやろう。

来てくれた一人の人から、メールが届いた。
そのメールには、
***********************************

言葉や文化の違いを越えて人と交流することは今までもよくありましたが、
普段、障害のある人たちやそれについて勉強している人たちと会う機会がないので、
今日TさんたちやKちゃんたちと知り合えたことは私にとってとても新鮮でした。
そして文化の違いも障害があるかないかも、
人と人が交流するときには関係ないのだなぁ、
これが大きい集まりになった時でもそれぞれ違う人がいて自然、
普通っていうようになっていけたらいいんやろうなぁと思いました。

***********************************
とありました。

そうなんです。私の言いたいことをちゃんと書いてくれている。

人と人。
そう、人は人の中で生きる。
ジェンベと三線と尺八の調べにのせて歌った「涙そうそう。」
こころにしみました。

「バリバリ・バンブー」も驚きでした。
「バリバリ」は、ヘリコプター。
「バンブー」は、もちろん竹。
ということで、ドラえもんの「竹コプター」です。
インドネシア語と日本語で、同じ1つの曲を歌う醍醐味。

世界は1つ、地球上に国境線はない。
障害のあるなし関係ない。
でも、雨降る中、車イス押しながら、はるばる来るのは大変やったやろう。

インドネシアカレーもから揚げもおいしかった。
もちろんお肉はハラルミート。(お祈りをしてから食用にしたもの)

みんな、来てくれてありがとう!
シアワセなひとときをありがとう!

サンパイ・ジュンパ・ラギ!(じゃ、また!)

サークルひこうきぐも

2006-03-21 20:54:37 | ともに生きる
私の宝物に
サークルひこうきぐもがある。
きょう、その総会をした。
これからどうするかが中心議題。

このサークルを作ったのは15年前。
中学生の何人かの子どもたちが、
自分たちも何かしたいと言い始めて、このサークルができた。

障害のある友だちが一緒に過ごしていることに
こだわり続けて、卒業後も繋がり続けようというのが
このサークルの趣旨。

集まったのは、今年、中学校を卒業したサークルの人。
中学校の先生。
もとこの中学校の先生。
保護者。子どもたち。
わたしのこの学校に勤務する前の学校で教えた人で
このサークルの初めてのキャンプに来てくれた人。
そして、この中学校を卒業した実行委員。
15歳から29歳までの卒業生。

中学校でも活動を続けていて下さってるけど、
卒業生実行委員会を組織して、
いっつも集まって相談してくれているみんな。

年一回のキャンプは12年間続いている。
このキャンプでは、まったりゆっくり話す。

障害のあるなし関係なく、集まり、話し、一緒に遊ぶ。
卒業後しばらく離れていた子も、大学生になってまた関わりだす。

こうして集えることに感謝しながら、いつまでも消したくないと思う。

あるとき、ある人から、
「ひこうきぐもってすぐに消えるよね」って言われた。
こだわりの強いわたしたちは、まだ、消えていない。

「飛び続けてるから、消えないんですね。」
ってこの間、ある人が言ってくれた。
嬉しかった。

真っ青な空に描かれたひこうきぐも。
そのひこうきぐものように、
まっすぐにそして鮮やかに、
これからも繋がり続けたいと思う。

ありがとう!みんな。
繋がり続けることにこだわり続けられるシアワセ。

初代会長の卒業生が言った。
「死ぬまで、わたしはここにくる。」
わたしもきっとそう。
わたしの方が、早く死ぬけど。
心残すことなく、死ぬことができる。

今年の11月、このサークルは15歳の誕生日を迎える。
そこでのイベントについて、今年高校3年生になる子たちが
こんなことしたらどうか、あんなことしたらどうか、
と意見をくれる。

ほんと、シアワセ。
3月、4月、5月
フリマに参加して、活動資金を貯めるんだって。

やるな、おぬしら。

こう?

2006-03-20 23:52:02 | けしき
              こんなふうにかなぁ?
              マコトさん。
              ありがとう!

               

サプライズド

2006-03-19 10:06:14 | ともに生きる
私の大学のオープン研究会 BF研で
打ち上げ会があった。

この仲間と、毎週金曜日、いろんな講師の方を招いてのお話、
議論、竹野海岸合宿、スケート、金沢合宿etc.etc

色んな体験を一緒にした。
親・ヘルパー・いろんな人・学校の先生・他の大学の人・学部生・大学院生
そしてみんなが大好きな先生。
いつもわいわいがやがや、あーでもない、こうでもないと話し合う。

そして、会もたけなわ
と、そのときしずしずと出された大きな箱。
あけてびっくり!!!!!
こんな素敵な手作りケーキが。

卒業する人、そして新たに自分の世界に飛び込んでいく人への
はなむけのケーキ。
まごころいっぱいこもった美味しいケーキ。

いい後輩をもったもんだ。
やるなぁ、K&Mさん。

ホントニホントニありがとう。

いい仲間や。であえたことに感謝。これからもつながり続けようね。

NHKのドキュメント

2006-03-16 13:00:47 | ともに生きる
私の先生が、感銘を受けたといって紹介してくださったドキュメント番組。
放映されたのは1982年ごろ。タイトル「地域で生きる」?やったかなぁ。

施設を出て、地域で生活を始めた障害のある人の自立生活。
炬燵に入って、インスタントラーメンをずずっとすする。
ポットからお湯を注ぐのにも一苦労。
それでも、施設ではなく、自分たちで生きる。

出演者の言葉。

「生きている実感がある。
施設では、『ありがとう』って言わないと
なにもしてもらえなかった。
いつも、『ありがとう』っていわなければならなかった。
今、私は、私の人生を生きている。」

重かった。この言葉。

なのに、3月10日の卒業式では
校長先生が、
いっぱいしゃべったあと、「最後にみんなに伝えたいことがあります。」
と言って、言われた言葉。
「『ありがとう』と言える人になってください。みなさんはたくさんの人にお世話になって生きているんですから。」

涙がでそうになった。

ちがうやろ……。