☆ いんくる~しぶ・は~つ ☆ 

  Inclusive・Hearts いま、ここから。

病院。。。7

2008-07-30 13:44:22 | ともに生きる
病院。。。シリーズを書きながら
なんとなく自分の苦労話になっているような(^^ゞ

でも言いたいのは、そうではなくって、
病院っていったい何なん?!ってこと。

病気の治療のために病院があるのに、
なんか変。

3月19日(水)

この日も最後の授業をしに、学校へ。
そして母の病院に行くと、とにかくずっと目をさまさない。
5時間いて、3回,目をあけただけ。

辺りのベッドには、
ずっと寝たままの人ばかり。
かろうじて食事の時間に目を覚ましている人は
なんとか食事してるけど。
基本、眠り続けている。

夕食の介助をしてうがいをしているときのこと。
水を口に含んだまま、また眠ってしまった。
飲み込みも、吐き出しもせず。
そのままだと気管に入って危険なので、
唇を指であける。
頭を下に向けると
たら~~~~っと水が出てきた。

なんでこんなに寝るん?
認知症からくる意識障害にしても、変。
きっと薬のせい。
夜はごそごそ起きているらしいから、
そこで薬が投薬される。

そしてその薬が日中も残る。
療養型の病院に転院しなければならないけれど、
このまま寝させておくと、本当に寝たきり老人になってしまう。
そう考えた私は、病院以外の、ほかの手段を考え出した。

これで教師生活最後!の授業で、
「みんなは力があるし、感性もとても素敵だから、
自分の力を存分に発揮するんだよ。」という話をした時に、
一人の子どもが、
「なんでそんなこと言うん?先生、来年どっか行くんか?」と聞いた。
言葉に詰まる私。。。。。。(つづく)

病院・。。。6

2008-07-29 19:51:48 | ともに生きる
3月18日(火)
午前中2時間は、最後の授業のために学校へ。2クラスの授業を終え、
休暇表をだして、病院へ。
感慨に浸っている暇もない。

病院に行ってみると
やっぱり母は変なまま。
看護師さんに話を聞くと、
夜ごそごそするので、睡眠剤を投与しました。とのこと。

「あっ、あそこにバケツかぶって●●●がたっとる。」
●●●とは、わたしの夫のこと。
きっと小さい●●●が、半ズボンはいて、バケツかぶって、
そこにいるんだろうな。
点滴も心電図のコードも、全部抜いてしまうので
そばにつくことに。

またその合間に、父の病院に。
そしてその合間に、洗濯。
母の送り迎え。
義理の父の送り迎え。

ふうぅっ!
体がいくつあっても足らんわ。(つづく)

病院。。。5

2008-07-26 08:48:46 | ともに生きる
3月17日(月)
朝からこの病院を退院して次の私立の病院に転院する。
寝たまま、起き上がることもできない母を、車いすに移す。
入院したときは救急車。
介護タクシーでストレッチャーで移動できるように手筈をとればよかったと
今なら思うけれど、それを考えたり手続きしたりする心の余裕がなかった。

車に移すのも一苦労。
病院側は、なんか何にもしてくれない。
無理やり頼み込んで、看護師さん一人が車までついては来てくれたけど。

なんかそんなもん?!って感じ。

次の病院。。。

「えっ!!次に行くところが決まっていると聞いたから、
受け入れることにしたんですけどー。まだ決まっていないんですか~」
と最初の一言。
「うちは地域の一般病院ですから、長くはお引き受けできません。
ケアマネさんはどうおっしゃっているのですか?」

やっとのことで、そこに行ったのに。。。

それから検査。
なんと言っても認知症の患者なので、
なにをするかわからないので困るというような感じ。

前の病院に緊急入院したあくる日は、立ってポータブルに座れる状態だったのに、
このときは腰を浮かすこともできなくなっている。
意識はもうろうとしたまま。
心配なので、1日3回ぐらいいってたけど、行くたびに状況が変わっている。
その合間に洗濯して、
そして高熱を出して厳しい状況になっている父の病院に。
義理の母が倒れて救急車で運ばれた同じ日。
父は意識を失っていた。

学校には行きたくても行けないので、
学校のことは、他の先生方にサポートしてもらう。(続く)



オクラの花

2008-07-24 00:34:04 | 

今まで
オクラは
ネットに入って
並んでいるものだと思っていた。

真っ白な花。
すぐに落ちるけど、
そのあとにオクラ。

当たり前すぎるほど
当たり前のことなのに
しみじみ感動する。

前に鶏をさばいて
食べさせてもらったとき、

骨付きのモモ肉が2本。
肝が1個
心臓も1個しかないことに
驚いた。

レバーや砂ずりは
一つのパックに
いくつも入っていて当たり前。
モモ肉も何本も並んでいて当たり前。
と思う自分が怖かった。

1羽の鳥には心臓はひとつしかない。
一人の人間にも、心臓はひとつしかない。

それが当たり前のことなのに。。。



 


病院。。。4

2008-07-23 23:51:22 | ともに生きる
ずっと気になりながら、書けないまま時間が過ぎた。

病院。。。1の続き。

3月14日の日には、トイレはポータブルトイレを使い、
食事は「普通食がいいか、お粥がいいか」と聞かれ
「普通のごはんがいい」と答え、
ぶりの照り焼きや、ご飯をぱくぱく食べていた。

ところが、
3月15日に行ってみると、
意識はもうろう。
目を覚ましても、起き上がることもできないし、
幻覚が見えているように、何かをとるようなしぐさ。

16日には、なにをしゃべっているのかわからない。
「あわわわわ」と言語障害を起こしてる。
ようやく目を覚まして
食事をとろうとしても、スプーンが口元に運べない。
手でつかんで食べだした。

認知症の症状?????

この間、認知症の患者で、
夜中にごそごそと起きるからと、
睡眠導入剤が投与されている。
入院してからどんどん悪化している。(続く)

「大阪維新プログラム」(案)『教育日本一をめざして』に対する要望書

2008-07-18 22:48:35 | ともに生きる
知り合いの方から次のようなメールが届きました。
大阪府橋本知事に対する要望書です。

呼びかけ団体の北摂連絡会の事務局をしています。
趣旨に賛同される方で、所属団体にお諮りいただき、よろしくお願いいたします。
現在のところ、39団体が登録しています。
豊中・枚方・寝屋川の団体しか登録していないので、大阪府下の方で賛同いただけそうなら、松森さんまで連絡お願いいたします。

*************************************

「共に学び、共に生きる教育」日本一の大阪に!
「大阪維新プログラム」(案)『教育日本一をめざして』に対する要望書
について 賛同団体への連名のお願い
(呼びかけ団体)
知的障害者を普通高校へ北河内連絡会
「障がい」のある子どもの教育を考える北摂連絡会
障害者の自立と完全参加をめざす大阪連絡会議(障大連)
高校問題を考える大阪連絡会
 皆様方におかれましては、日々ご活躍のことと思います。さて橋下知事の下での財政再建プログラム試案に対して、障大連を呼びかけ人とする『要望書』や各地での取り組みによって、今回発表された「大阪維新プログラム」(財政再建)案においては、 ・市町村医療的ケア体制整備事業、・知的障がいのある生徒の教育環境整備事業、・障がい生徒学校生活サポート推進事業、・府立高校修学旅行看護師付き添い措置費等々が「継続」となり、一定の譲歩を引き出すことができました。
 一方、「大阪維新プログラム」(案)(政策創造)では『教育日本一をめざして』として、以下の施策が挙げられています。○少人数学級編成と習熟度別指導の充実 ○おおさか・まなび舎(や)事業の実施 ○進学指導特色校など府立高校の特色化の推進 ○土曜日等の補習・補講の支援 ○授業力・指導力の向上 ○支援教育の充実 ○課題を持つ子どもへの支援 ○教育周辺環境の整備等々。
 ここにはこれまで学校現場の教職員や、保護者、地域との連携によって取り組まれてきた大阪の教育、なかんずく障害児教育、同和教育、在日外国人教育等々大阪の人権教育の思想と実践をどのように評価し、何を引き継ぎ、何を改革しようとするのか、全く具体的な説明がなされていません。私たちは、これまでも「財政再建プログラム」案づくりの過程で繰り返し行われてきたような、当事者との充分な話し合いも持たないままに性急に否定し、変えようとする手法に反対します。
 また、「教育日本一をめざした」事業が実施されることで、能力主義の教育が推し進められ、障害のある子もない子も地域の学校でいっしょに育ちあう「共に学び、共に生きる教育」が破壊されてしまうのではないかと大きな危惧を感じています。
 そこで別紙の「要望書」を府知事宛、大阪府議会宛、大阪府教育委員会宛に提出したいと考えています。(手交の日は現在未定)「要望書」の2枚目に、「賛同団体」として名前を挙げていただける団体を列記したいと思っています。
 つきましては、各団体でご検討いただき、「賛同団体」として連名していただける場合はご連絡いただきますようお願いいたします。

※7月20日までに、下記をFAX、もしくはメールにてお寄せください。(それ以降も手交に間に合えば記載いたします。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
“「共に学び、共に生きる教育」日本一の大阪に!―「大阪維新プログラム」(案)『教育日本一をめざして』に対する要望書―”に賛同します。

団体名:
連絡先:

FAX送付先:06-6933-3157(担当 松森俊尚)
メールアドレス:matumori@crux.ocn.ne.jp(担当 松森俊尚)

*************************************

勝手には育たない。

2008-07-10 04:16:21 | 

「子育て子育てというけれど 勝手に育つ畑のトマト」
                      俵万智

なるほどと思っていた。

違うよ違うよ。

確かに自分で大きくなっていくんだけど

光と水と土と
そして

が必要。

わ~い。
やっと赤くなった。


はたけの実1

2008-07-05 21:57:31 | ともに生きる

最近「畑」ネタばかりですが。。。

この畑には宝物がいっぱい。

この畑の持ち主は
実のなる木をたくさん植えておられた。

ざくろ・プラム・柿・かりん・びわ・みかん・金柑
そしてさくらんぼ
この写真はざくろ。

今までカラス・ひよどり・もず・はと・うぐいすたちが
おなかいっぱい
はたけの実を食べていた模様。

色づいたと思ったら
次の日にはもうない。
袋をかけても、袋の上からつついて食べてしまう。

自然の宝庫。です。


 


病院。。。3

2008-07-03 20:00:50 | ともに生きる
3月13日(木)
義理の母の入院を終えて家に帰ったのは夜の10時半ごろだった。
この日の朝は、意識も朦朧としていたけれど、
夜には
救急ベッドの上で、母の結婚前のこととか、大阪に来る前のこととか
ちゃんと話しできた。体は動かないままだけど。

直近のことは、忘れるけど、昔のことはよく覚えてる。
舞鶴・敦賀・長沢・長尾???
よくわからないけど、ちゃんと筋道立てて、話してくれてる。


14日(金)
手続きのため、病院へ。
ベッドの周りにはマットが敷き詰められている。
もし、夜中にごそごそ動いて、ベッドから落ちたら大変とのこと。
確かに、点滴は抜いてしまうし、自分がどこにいるか、わからないんだけど。

病院では不慮の事故を最大限に警戒する。医療責任を追及されるから?

もしこけたら、もしうろうろし始めたら、夜中に徘徊し始めたら。。。
と警戒する。
「認知症の患者はやっかいなのよ。」という声が聞こえてきそう。

だから、「満床です!」ってケンモホロロなのね。(つづく)