氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

砂かけ祭り

2005-02-12 10:38:49 | 懐かしい思い出
奈良県河合町の広瀬神社で昨日(2月11日)「砂かけ祭り」が有りました。
出不精な氣楽亭は勿論、行きませんでしたが紹介します。

古代からの大和の奇祭として有名で正式名は五穀豊穣を願う「御田植祭」である。
砂を雨にたとえ太鼓の合図で田人と牛が参拝者に砂をかける。
参拝者も田人と牛に砂をかけ返す。
砂が舞えば舞うほど其の年は豊作だと言われている。

水木茂氏の有名な漫画「ゲゲゲノ鬼太郎」に出てくる「砂かけ婆」は奈良県の妖怪らしい?
広瀬神社は砂かけ婆の本拠地かもかも知れません。

私の祖父は夜釣が好きで近所の池や沼へよく出かけていました。
ある晩に音楽と共に火の玉が出た「くも火」を見た!
とよく言っていました。
叔父は子供の頃に夜、手洗いに行き(屋外に便所が有った)「高坊主」を見た。
子供の叔父は「でぇらいやっちゃ!高坊主や!」と怯えて後ろ向きで家に転がり込んだ。
今から70年位昔の事である。

「日本の妖怪」で調べたら祖父の見た「くも火」は「ジャンジャン火」、叔父の見た「高坊主」は
「見越し坊」かもしれない?
大和には不思議な奇祭や稗史が多く面白い地方です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿