氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

Uコン模型飛行機

2005-12-08 10:16:40 | 模型懐古譚
昭和30年代の後半に中学校へ入学した。
小学校の隣が中学校で少しばかり近くなる。
日曜日に近くの淀川河川敷で模型エンジン飛行機を飛ばす事が流行した。

学校の近所に有る「海洋堂模型店」で何時もエンジンや飛行機を見ていました。
宮脇オジサン(海洋堂模型店の店主)は見るだけの我々を嫌な顔一つしないで歓迎してくれる。
入学祝や小遣いを貯めてエンジンと飛行機の機体やUコン装置を買いました。

UコンとはUコントロールの略で模型飛行機の翼にピアノ線を装着して手元で操縦する方式です。(其の頃に大流行した。)
15m位のピアノ線を手元で持ちエンジン付きの模型飛行機がその周囲を喧しい音を立てながら凄まじいスピードで飛行する・・・
飛行機と同調して体も廻さないといけないので眼を廻します。
慣れるまではパニクッてよく墜落させた。
ロジオコントロール(無線操縦)は高価だったので裕福な大人の趣味で子供には手が出ない。
それに操縦も高度なテクニックが必要です。

エンジンはエンヤかOSか迷ったけれどOS09を買いました。
マウントにエンジンを載せてプロペラを装着しバッテリーからリード線を繋ぎ専用の燃料をスポイトで入れる。
試運転と慣らし運転をしました。
指でプロペラを廻すと咳き込みながらエンジンが廻る。
ニードルを開くとエンジンは物凄い音を響かせて回転する。
直ぐに近所のオバチャンが飛んで来て「喧しい」と怒られた。

直ぐにエンジンを停止し謝ります。
次は機体造りに取り掛かりました。

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