氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

伊藤四郎

2012-05-08 09:44:41 | 懐かしい芸人
「伊藤四郎」は「てんぷくトリオ」唯一の生き残りでバラエティの司会や喜劇やドラマの俳優としても大活躍中です。

「伊藤四郎」は1975年以降「三波伸介」の意向で「てんぷく」名での活動を抑制します。
その頃「小松政夫」との共演が話題になりテレビ番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」での親子コントや「電線音頭」での
「ベンジャミン伊東(この名前の由来はイギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテンから)」や「笑って笑って60分」での
「小松の親分さん」などのネタで人気に火がきました。
「小松」と2人で生み出したギャグがいくつもあるが正月によく流れる琴による演奏の「春の海」を口で表現する
「つん つくつくつくつん・つん つくつくつくつん・ひやーひんひらひらりー べんべらべんべらべんべらべんべらべん 」は
「伊東」のオリジナルです。
その他にも「ずん」や「ニン」「どーかひとつ」といったギャグも有名に成りました。
「ベンジャミン伊東」としてのスタイルは「藤田まこ」とら古くからのコメディアン仲間から「あいつはバカになったのか!?」
と驚嘆されるほどのインパクトがあり「小林信彦」からは大いに絶賛されます。
それまで「てんぷくトリオ」のサブ的役割だった「伊東が」にわかに芸能界で存在感を示し始め1979年には「ザ・チャンス!(TBS系)」
の3代目司会者に抜擢されました。

「ベンジャミン伊東」のキャラクター案は「伊東」が自身の威圧的な顔にコンプレックスを持っていたので「怖い顔でも面白い人はいな
いのか?」と考えた時に「サーカスの団長」が思い浮かんだ事が発端となっているらしい?

現在の「伊藤四郎」のキャラクターからは考えられない「てんぷくトリオ」時代が懐かしい・・・

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