氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

手あぶり(火鉢)

2012-11-03 11:47:14 | 日記
昨夜の冷え込みは奈良盆地ならではの厳しさでした。
炬燵は出していたのですがストーブは未だです。
愛知県へ行った息子が残した大量の炭(バーベキュー用か?)が有るので久々(40年振り)
に火鉢を出しました。
火鉢と言っても手あぶりでとても小型です。
真鍮の火箸と十能を探し出しガスで炭をいこしました。
一酸化中毒にならないように完全燃焼するまでガスに掛けます。
灰を被せて置くとほんのりと暖かく手先をかざしても熱くはありません。

昭和30年代後半までは冬の暖房と謂えば「火鉢」「行火」で「炭」「練炭」「炭団」でした。
炬燵も「炭団」を入れる「行火炬燵」です。
「電気炬燵(赤外線炬燵)」が出るまでは「炭」の時代でした。
ストーブは「ガスストーブ」「電気ストーブ」とバリエーションが有りましたが「石油ストーブ」
が出てからは燃料コストが安価な石油が多くなりました。

今年の冬は炭を使い切るまで火鉢を使おうと思っています。