氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

寒天ゼリー

2006-05-05 09:19:21 | 懐かしい御菓子
駄菓子屋で買った「寒天ゼリー」が懐かしい。
細いガラスの筒に入っていた「赤」「青」「黄」「緑」のカラフルな色の御菓子でした。
ガラスの筒が危険なのでプラステックの筒に変わる。

寒天には細菌が発生し易く危険な御菓子でした。
駄菓子屋には冷蔵庫は未だ無かったし食中毒も多かったのです。
アイスキャンデーを入れて有ったのは保冷庫で大きな魔法瓶のような物でした。

「買うな・食べるな」と注意されればされるほど食べたくなる・・・
ガラスの筒を咥えて「チュルッ~チュルッ」と食べた「寒天ゼリー」は禁断の味でした。

食べた後は唇や舌が「赤」や「青」「緑」に染まり直ぐに露見する
叱られても危険な御菓子を食べる難儀な子供・・・
しかし食中毒や病気には罹らない丈夫な私でした。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうでした。 (ま~さん)
2006-05-05 15:40:50
ありましたね、寒天ゼリー。

私のときはプラスチックでした。ガラスのつつというのは見たことがありません。
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ガラスの筒 (氣楽亭)
2006-05-05 16:07:09
ま~さん



>ガラスのつつというのは見たことがありません。



プラスチックは高価で駄菓子には使えませんでした。

セルロイドやエボナイトだった・・・

でもみな消え去りました。
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そうだっだんですか・・・ (マドレーヌ)
2006-05-06 15:12:59
私もガラスは知りませんが、あれはセルロイドだったんですか。

そのまま吸っても来ないので、途中で2箇所ほどポキポキ折ってから吸うとチュルチュルと口に入りました。でも、ガラスだとそうはいかないですよね?どうされたんですか?



好きで良く食べましたが・・・よく夜中にお腹が痛くなったのは・・・そのせい?かも?
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セルロイド? (氣楽亭)
2006-05-06 16:19:24
マドさん



>私もガラスは知りませんが、あれはセルロイドだったんですか。



セルロイドとエボナイトはプラスチック製品が出回るまでの素材でした。

と言ってもセルロイドが筆箱や下敷きでエボナイトは万年筆の軸などです。

駄菓子の「寒天ゼリー」には使われていないと思います。



>途中で2箇所ほどポキポキ折ってから吸うとチュルチュルと口に入りました。



ガラスでもセルロイドでも無い・・・何でしょう?

謎が増えて悩みます。

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知ってます (とび)
2006-05-07 00:04:50
やっとわかる物が出てきました♪

僕もガラスは知りません。プラッチク?みたいな物でした。

ガラスだと割れて口を切ったりで…今じゃ絶対に考えられませんね。



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寒天ゼリー (氣楽亭)
2006-05-07 09:06:31
とびさん



昔は職人の手間賃と材料費が安かったんでしょう。

ガラス細工は駄菓子屋にも多かった。

ガラスの独楽、ビー球、人形・・・でも危険な玩具。

玩具にSTマークが付く頃には消え去りました。
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