252862 日本の電気料金は海外の2倍以上高い~電気料の国際比較から② 2011年06月11日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配 252862 日本の電気料金は海外の2倍以上高い~電気料の国際比較から② 猛獣王S HP ( バカボンのパパと同い年 ) 11/06/11 PM06 252861の続きです。『日本の電気料金は高すぎ、海外の2倍以上、安くするには』リンクより転載します。----------------------------------------------------------------◆高すぎる理由は(電気料を安くするには)(※電力の多額のCM費用は問題提起の口封じになり弊害そのもの)1.外部監査が必要アメリカでは州政府が公共事業委員会をつくり電力会社の購買、従業員の給与(独占なので全産業の最低ライン)まで徹底的にチェックしている。2.独立系発電事業者制度(IPP制度)このため送配電設備を別会社にすること、日本だけです別会社ではないのは。(中国も別会社)3.世界の電力会社で公開入札を義務付けていないのは日本くらい。4.広報を規制すること、マスコミはスポンサーを大切にするから問題があっても批判できない。5.電力とガス会社の合併も考慮すべきです。エネルギーの効率化に貢献するはず。◆関連企業の見直しも必要、これも電気料金ですね(他にも?)▽ 朝日「声」09年11月23日電気保安協会天下り止めて(氏名)茨城県の主婦(実名がありましたが省略します)先日、財団法人「関東電気保安協会」による電気設備安全点検訪問を受けた。法令により4年に一度の実施という。その内容は、規定の点検以外はずさんな対応に思えた。電気料金を通じて費用も負担しているのかと思うと腹立たしかった。我が家の玄関の電灯の取り付け部分の絶縁体の老化が目につき、分電盤のアースはきちんと接続されていないように見える。普段から不安に思っていたこれらの個所を調査員に質問してみた。すると、電灯は「カバーの外し方が分からない。壊すと弁償できないから中は見られない」。分電盤は「ネジを外して中を見るのか」けげんそうな顔をし、見てもいないのに「大丈夫だ」と言った。まるで素人のような対応にあっけにとられていると、分電盤を見て、小さな機器を示した。「漏電のチェックをした。問題ありません」と紙を置いて帰ってしまった。ホームページによれば、役員はほぼ電力会社と中央省庁の出身者だった。監督官庁の0Bがその対象に天下るのは理解できず、改めてほしい。▽以上※法律で守られた電力と官僚の天下りの独占組織ですね。この家庭の点検費用はいくらなのでしょうか、高く付いてると思いますよ、電気料金で払うのでしょうが◆河野太郎「エネルギー政策は間違っている」自民党河野太郎の説明ビデオ「使用済み核燃料の再処理は不要、そのまま保管すべきだ。MOX燃料などにさらに兆単位の金をかけるならウランを買うか新燃料にかけるべきだ。経済産業省と電力会社がやってきたエネルギー政策はおかしいと知りなが惰性で止められないのが現状、この事実を国民に知つて頂き、止めさせることが政治家の責任だ。是非ご理解を頂きたい」以上要旨リンクサイト見当たらず、次に訂正リンク◆「民が良く官が駄目」は大間違い『民に出来ることは民に』の感覚が国を駄目にする。利権に群がる輩の詭弁にすぎないのです民と官の仕分けは「市場原理が作用する業界なら民に任せても良い」これが本筋です民とは市場原理と言う規制が作用しなければ何をやるか分かったものではないのです、これが民の特質なのです。さらに悪いことには民なら企業機密という錦の御旗があり、法に違反しない限り、何をしても、どんな利権であろうが、関連企業への天下りも随意契約も職員処遇もすべて闇の中になってしまうのです。したがって競争がなければ料金は高くなり、広報に金を使えばマスコミの口も塞ぐことができるのです。このため日本の公共的料金は馬鹿高いのです。この矛盾を解決するには官民に関係なく外部監査や広報規制が必要なのです ~中略~ ◆(参考)電気料金の日米比較、エネ庁のデータより、レート115円1999年(自由化以前)家庭用日本0.213 米国0.082ドル/kwh →2.5倍産業用日本0.143 米国0.039 →3.7倍2003年(電気が高いとの批判があり多少なりとも自由化を進めた結果少しは安くなった)家庭用日本0.186 米国0.087ドル/kwh →2.1倍産業用日本0.122 米国0.049 →2.5倍◆IEAのデータ、電気料の国際比較朝日 「表題」大口電力 小売自由化1年(2001、3、16)による電気代の国際比較1998年IEA統計から(ドル/kwh表示)国名 日本 米国 イギリス ドイツ フランス(ドル/kwh) 家庭用 0.187 0.082 0.120 0.159 0.129 ( 100 44 64 86 69)産業用 0.128 0.040 0.062 0.065 0.047 ( 100 32 48 52 36)(参考)NHKクローズアップ現代01年2月8日の放映国際エネルギー機関(IEA)の1997年の統計によれば、家庭用1kwhの価格はアメリカ10円、EU16円、日本25円。日本はアメリカの2.5倍となります。(NHKクローズアップ現代2月8日の放映で(IEA)の表の映像がありました。アナウンサーが「なぜこんなに日本の電気は高いの」との質問に、解説者が「競争がないことが原因でしょう」と言っていました)▼電気に限らず 公共料金は高過ぎ見直しましょう 日本は利権大国と断ぜざるを得ません。▼日本の電力会社の年間総電力販売額は約15兆円、赤ちゃんも含めて国民1人当たり12万5000円に当たるのです。すなわち国民1人が年12万5000円電力会社に支払っていることになるのです。消費税なら6%にも相当するのです。▼電気料金はアメリカ、イギリス、ドイツ、フランスの国民なら1/2の6万2500円で済むのに、2倍も電力会社に支払っていることになるのです。したがって電気高は国民生活に大きなマイナスなのです。▼日本は輸出大国で2倍も高い電気を使ってもどんどん輸出している企業も多いのです。だが電気がこんなに高くては何時まで続くやら分かりません。近いうちに途上国に追い越されますね。▼電力会社は地域独占を認められているので消費者は電力会社を選べないのです。◎止むを得ない根拠があるなら電力会社自身が詳細な情報を公開し消費者に説明する責任があってしかるべきです。◎地域独占を認めている国にも説明責任があって当然です。 ~後略~---------------------------------------------------------------- « 252861 日本の電気料金は海外... | トップ | 252866 特権階級たちが3月1... »
3 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (東京のメッシ) 2011-08-16 12:48:13 韓国の電気料金は、日本の電気料金の2分の1。韓国は、原子力発電の割合が約34%とフランスに次いで高い。だから、電気料金も安いと原発推進論者は声高に言うけれども、本当なのか?韓国の労働者の平均年収は、日本の2分の1だ。だから、電気料金が2分の1でも、収入に占める電気料金の割合は、ほとんど変わらない。電気料金を国際比較するなら、平均年収に占める電気料金の割合を調べなければならない。「内外価格差は燃料・原料の調達方法や、消費量の多寡、国内の輸送インフラの普及状況、人口密度、あるいは為替レート等といった様々な要因によって生じるため、内外価格差のみを取り上げて論じるのは現実的ではありません。」(エネルギー白書2010より引用)電気料金の国際比較といっても、為替レートの変動の影響は特に大きいと思います。ユーロ/円だと、2008年7月に169円.93銭だったものが、リーマンショックの後、史上最高値更新後わずか3ヶ月で2008年10月27日に113.58円まで一気に円高進行しました。たかだか3ヶ月の間に約1.5倍もユーロ安円高になりました。つまり、日本の電気料金がユーロ圏の国(フランス・ドイツ・イタリアなど)の電気料金に対して、3ヶ月の間に約1.5倍ユーロ安円高になったということです。米ドル/円だと、2008年8月に1ドル110円だったものが、リーマンショックの後、わずか4ヶ月後の2008年12月に1ドル89円まで一気に米ドル安円高が進行しました。たかだか4ヶ月の間に約1.26倍も米ドル安円高になりました。つまり、国際比較すると、日本の電気料金が、米国の電気料金よりも4ヶ月の間に約1.26倍になったということです。 2001年? (who) 2011-06-12 17:28:57 データが古すぎませんか?環境税の影響を除外するためなら環境税を差し引いたベースで比較すればいい話。こんな古いデータでは正しい評価ができるとは思えませんが。 Unknown (たく) 2011-06-11 23:47:33 電気料金高いですか?おおよそ、一家4人で一万円くらいでしょ?携帯代、外食費にいったいどれだけ使ってます?あんな便利なもの、1万円で買えるなんて安くないですか?国外と比べてもしょうがないですし。 規約違反等の連絡 コメントを投稿 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
韓国は、原子力発電の割合が約34%とフランスに次いで高い。だから、電気料金も安いと原発推進論者は声高に言うけれども、本当なのか?
韓国の労働者の平均年収は、日本の2分の1だ。
だから、電気料金が2分の1でも、収入に占める電気料金の割合は、
ほとんど変わらない。
電気料金を国際比較するなら、
平均年収に占める電気料金の割合を調べなければならない。
「内外価格差は燃料・原料の調達方法や、消費量の多寡、国内の輸送インフラの普及状況、人口密度、あるいは為替レート等といった様々な要因によって生じるため、内外価格差のみを取り上げて論じるのは現実的ではありません。」
(エネルギー白書2010より引用)
電気料金の国際比較といっても、為替レートの変動の影響は特に大きいと思います。
ユーロ/円だと、2008年7月に169円.93銭だったものが、リーマンショックの後、史上最高値更新後わずか3ヶ月で2008年10月27日に113.58円まで一気に円高進行しました。
たかだか3ヶ月の間に約1.5倍もユーロ安円高になりました。
つまり、日本の電気料金がユーロ圏の国(フランス・ドイツ・イタリアなど)の電気料金に対して、3ヶ月の間に約1.5倍ユーロ安円高になったということです。
米ドル/円だと、2008年8月に1ドル110円だったものが、リーマンショックの後、わずか4ヶ月後の2008年12月に1ドル89円まで一気に米ドル安円高が進行しました。
たかだか4ヶ月の間に約1.26倍も米ドル安円高になりました。
つまり、国際比較すると、日本の電気料金が、米国の電気料金よりも4ヶ月の間に約1.26倍になったということです。
環境税の影響を除外するためなら
環境税を差し引いたベースで比較すればいい話。
こんな古いデータでは正しい評価ができるとは
思えませんが。
携帯代、外食費にいったいどれだけ使ってます?
あんな便利なもの、1万円で買えるなんて安くないですか?
国外と比べてもしょうがないですし。