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224522 地方共同体連合が米一合単位として地域独立通貨発行→新しい通貨は「一合円」という案

2010年01月18日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
224522 地方共同体連合が米一合単位として地域独立通貨発行→新しい通貨は「一合円」という案
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 10/01/17 PM10


『東海アマ2010年01月16日』リンクより転載します。
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 ~前略~

●地域独立通貨の発行を準備せよ

ドルや円、ユーロなど、世界の基軸通貨の全面的崩壊が近づいている。ドルの崩壊は米国債の金利上昇により、中国などの売り浴びせを契機に雪崩のように起きる見込みだ。世界貿易為替体制が全面的な大混乱に陥る事態は近い。もちろん日本資産を担保している米国債が紙屑に変わるわけだから、日本国債の金利暴騰から円も暴落し、国際的信用を一気に失うだろう。

こんなとき、世界的価値の基準になるのは、いつの時代でも金だがら、金本位制の通貨だけが生き残るし、金も凄まじい暴騰を続けるだろう。しかし、それが問題になるのは「持てる階級」大金持ちだけであって、我々庶民は、元々カネもなく、今日明日のメシが食えれば十分なのだ。

今後、我々は、あらゆる資産を失い、今日の糧を求めて彷徨う地獄に堕とされる。このとき、金や資産の幻影を信じて、それを守ろうとする者たちは、誰からも見捨てられて死滅してゆくにちがいない。生き残れるのは、人間社会の真の価値が愛と連帯であることを理解している者だけだ。

我々は、友と手を携えて、血で血を洗うような地獄の都市を脱出し、地方の過疎地域に向かう。そうして農業共同体を結成し、芋を作りながら混乱の時代を堪え忍ばなければならない。筆者は、このことを十数年前から繰り返し書き続けている。

今年、それを実行に移すことになるだろう。あらゆる個人資産は虚構になり、カネは紙屑、木の葉に変わる。ただ団結と連帯だけが人の命を紡ぎ出すのである。

過疎の地方で、新しい経済が出発するだろう。もちろん基本は自給自足だ。しかし、共同体間で、作物や物資のやりとり補填を行うために、新たな共有価値基準、すなわち地域通貨が必要とされるようになる。

筆者は、自然発生的に成立する最初の通貨は、「必ず一食分の穀物が単位となる」と十年前から指摘してきた。ドルもポンドもフランもリラも、すべて同じメカニズムで自然発生したのだ。日本の場合は、米一合が通貨単位となるはずだ。したがって、新しい通貨は「一合円」である。

これを発行する母体は、強力な米生産能力を持った農業共同体連合である。中央政府である必要はなく、むしろ、あってはならない。地域通貨は、せいぜい百万人以下の集団で通用すれば十分であり、その価値は金本位制通貨のように普遍化されてはならず、時間とともに挫滅するものでなければならない。

新しい社会、人間疎外のない、「人がカネを使うのであって、カネが人を使うのではない社会」にあっては、通貨は、便宜的な風化する価値で十分であって、蓄財によって新たな権力を発生させる普遍的価値にしてはならないのだ。 だからこそ、金本位制ではなく米本位制にしなければならない。

新しい地域通貨については、財産を原理とする権力を成立させないようなメカニズムを十分に検討し準備する必要があるだろう。筆者は、一合円つまり米一合を単位とする新たな地域通貨について、その素材は、銅板にし、銅の流通価値に近づける必要があると考えている。

これからスケールメリットを前提とした集中発電、電力供給インフラが戸別発電に駆逐されて、インフラ電線が余ってくるわけで、大量の銅が市場に放出されることになり、紙幣にせずとも銅板通貨にした方がメリットが大きい。必要に応じて鋳つぶして利用すればよい。紙幣では紙屑にしかならないからだ。

それを地方の共同体連合が米一合を単位として発行し、流通交換価値とするわけだ。

この発行は、人口100万人ごとに独立させた方がよい。そうすれば、新たな資産価値の発生を防ぐことができるだろう。それに貯め込めば膨大なカサと重量になり、個人が巨大な蓄財をすることが事実上困難になるからだ。

これからの社会の原理はカネではない。それは人情なのだ。人情社会にカネの普遍的価値は必要ない。代わりに人情と食料の価値を基準にすればよいのである。

 ~後略~
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