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247248 レーガン・ベクテル連合の目的は何か

2011年03月17日 | アメリカ:闇の支配勢力と略奪闘争
247248 レーガン・ベクテル連合の目的は何か
 
猛獣王S HP ( 不惑 営業 ) 11/03/16 AM08 【印刷用へ
『レーガン・ベクテル連合の目的は何か(EJ第1132号)』(intecjapan)より転載します。
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 ~前略~

問題は、「大韓航空機撃墜事件は何が原因で起こったのか」――事故か、謀略かということです。

これについて、今まで調べてきたことをまとめると、次の4つになります。

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 1.この事件は偶発的な事故ではあり得ず、何者かがある目的
   のために何らかの工作をした結果起きたものである
 2.大韓航空007便のパイロットや乗員が何者かと共謀して
   スパイ目的で領空侵犯を起こしたものではないこと
 3.007便はサハリン上空でソ連戦闘機によってミサイル攻
   撃されたが、海上に着水し生存者がいることは確実
 4.生存者がいることについて、当のソ連と米国は最初から確
   認しており、両国で共謀しその事実を隠蔽している
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それでは犯人は一体誰なのでしょうか。

残念ながら、動かぬ証拠というものはありませんが、やはり一番怪しいのは米国です。その根拠は、6月12日のEJ1126号に掲載した3つの理由です。再現しておきます。

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 1.米国は、大韓航空007便の航路逸脱を早い時点で知りな
がら、007便に連絡していないこと
 2.そして、大韓航空007便が撃墜されると、いち早く「全
員死亡」をソ連より早く公表している
 3.007便には米国の有力議員が複数搭乗する予定だったの
   に特定の議員以外予定を変更している
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それでは、米国は何が目的でこのようなことをやったのでしょうか。その狙いとするものは何でしょうか。ここで米国とは、単に米国ワシントン政府というよりも、レーガン政権+ベクテル連合といった方が分かりやすいと思うのです。

彼らは一儲けしたかったわけです。そのため、米ソの緊張関係を一段と盛り上げる必要があったのです。それに、ソ連の防空体制がどの程度のものであるかを情報として掴んでおきたかったということも確かです。それに加えて、レーガン政権+ベクテル連合にとって都合の良くない議員にはこのさい消えてもらえば、一石二鳥というわけです。

いうまでもないことですが、ここで一儲けとは「戦略防衛構想/SDI」のことであり、これに十分な予算をつけることです。当時のベクテル社は後にスターウォーズ計画と呼ばれるMXミサイル・プロジェクトを極秘のうちに進めていたのです。

そのためにレーガン政権としては、「ソ連の脅威」を声高に叫ぶ必要があったのです。それが、ベクテル社の社長からレーガン政権の国務大臣に乗り込んだシュルツに対する、上の組織(CFRおよびRIIA)からの命令だったのでしょう。

レーガン大統領は、ソ連を「悪の帝国」とののしり、領空を侵犯したとはいえ旅客機をミサイルで攻撃するというソ連の残虐さを世界にPRし、MXミサイル・プロジェクトの予算化に成功しているのです。正確にいうと、1983年9月15日――007便事件の2週間後、ベクテル社のMX計画を含む国防費支出権限法案が成立しているのです。

1983年9月16日の朝日新聞夕刊は、このことを次のように伝えています。

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 アメリカ下院は、1984年国防費支出権限法案を、266対
 152で可決採択した。大韓航空機事件後の対ソ強硬姿勢を反
 映し、次期大陸間弾道弾(ICBM)MXや神経ガス兵器の開
 発、次期戦略爆撃機B1Bなど、レーガン政権のめざすものを
 網羅している。また、日本に対して、シーレーン防衛の能力を
 1990年までにもつようにとの意向も決議の中に組み込まれ
 ている。     ――1983.9.16付、朝日新聞夕刊
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さらに、同じ朝日新聞の夕刊の紙面には、次のような記事も掲載されているのです。

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 アメリカ上院は15日、大韓航空機事件についてのソ連非難決
 議案を95対0で可決した。     ――上掲朝日新聞より
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ベクテル社からのシュルツの入閣の目的は、まさにこれであったということができます。そして、2期目のレーガン政権は、これといったポイントを上げないまま退陣し、かわって、ジョージ・ブッシュ(父)が登場してくるわけです。

しかし、こうした飛ぶ鳥を落とす勢いだったレーガン・ベクテル軍団を批判するグループがこの時期にあらわれているのです。「憂慮する科学者同盟」――これはRIIAとCFRの下部機関であるTC(日米欧三極委員会)が設立したもので、RIIA、CFRから見れば、孫の位置にある組織です。運営資金はカーネギー、フォードの両財団とアスペン研究所から得ているのです。

この「憂慮する科学者同盟」はレーガン政権の進める「スターウォーズ計画」の反対を表明したのです。また、ローマ・クラブの関連機関が発行する機関紙にも、同計画の反対表明が掲載されたのです。

しかし、「憂慮する科学者同盟」はCFRの下部機関ですし、ローマ・クラブはCFRの外郭団体であり、レーガン・ベクテル軍団とは、いわば身内の団体なのです。それが、なぜ、レーガン・ベクテル軍団を批判したのでしょうか。

これは、いわばアリバイづくりなのです。そういう反対する団体もいないと、あまりにもみえみえだからです。そこまで、考えているのです。

 ~後略~
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