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238719 中国が軟化しはじめた?それはない!!①~軍関係者の権力拡張要求に伴う戦争圧力

2010年10月01日 | アメリカ:闇の支配勢力と略奪闘争
238719 中国が軟化しはじめた?それはない!!①~軍関係者の権力拡張要求に伴う戦争圧力
  猛獣王S ( 不惑 営業 ) 10/10/01 PM01


『中国が軟化しはじめた? それはない』(東海アマ2010年09月29日)http://www1.odn.ne.jp/~cam22440/yoti01.htmより転載します。
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中国政府が対日軟化に含みを持たせた発言をしたと報道されている。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100929-00000006-mai-cn

しかし、一方で中国が日本との軍事衝突に備えて、新規ミサイル配備や電力割り当てなどの措置を行っているとの報道もある。

江西省に日本標的のミサイル基地新設 http://www.epochtimes.jp/jp/2010/09/html/d11761.html

尖閣海域には10隻以上の中国調査船(実質、中国海軍の偽装船)が徘徊し、上陸を試し見ている状況で、海保巡視船と一触即発状態が続いている。海自も応援出動しており、海域での緊張は高まるばかり。おそらく小規模な軍事衝突は避けがたいだろう。

軍事衝突こそ中国の望むところであり、これで日本の姿勢と実力を推し量る狙いだろう。何度も書いたが、戦後、中国の領土紛争は、すべて必ず軍事衝突に至っている。これは中国軍部が、こうした戦闘を将兵に経験させ、侵略の大きな口実を作り、国内ナショナリズムを高める狙いがあるからだ。

中国軍は中国権力体制の巨大な派閥であり、権力内部に自分たちの存在理由を強硬に主張し、その権益を拡大するには戦争を行うしかなく、このため中国は数年に一度、定期的に対外戦争を行ってきた。今回、中国軍のこうした権益保守、拡大願望の対象として日本領土が選ばれたということだ。

軍内部にも大きな軍閥がいくつか存在しており、歴史的に劉少奇~とう小平~江沢民に結びつく新四軍派、毛沢東~胡錦涛につながる八路軍派、さらに多数の軍閥も成立しており、軍内部の権力闘争も熾烈だと漏れ伝えられている。

一方で、中国にとって抑制要因として作用するのは、日本企業の進出によって利益を受けている経済関係者であり、主に上海閥の官僚たちだと何度も指摘してきた。彼らにとって日中間の険悪化は、まともに利権の死活問題であり、必死になって中国の暴走を止めようとしているだろうが、どうやっても上に述べた軍関係者の権力拡張要求に伴う戦争圧力を止められない状態だ。

その理由は、中国経済が行き詰まり、もはや軍部をカネで買収することができず、上海市場を中心に中国経済全体のバブル崩壊が目前に迫っているため、上海閥内部でも経済崩壊から生まれる政権批判を、対外侵略によって隠蔽、すり替えようとする狙いがあるからと指摘してきた。

もう中国にとって日本は利用価値のない国なのだ。日本から利用すべきものは利用し尽くし、パクるべき技術もパクり尽くしたのである。これ以上、日本に低賃金労働によるウマイ汁を吸われてたまるかという心境だろう。後は、尖閣に埋もれた500兆円の原油利権と、北朝鮮に埋もれた、やはり500兆円の鉱物資源を分捕ることで、バブル崩壊の致命的損失に対処するという戦略だろう。したがって、尖閣と朝鮮半島を領有するという中国戦略は、指導部の核心的目標になっていると考えるべきだ。

このとき対日戦争になれば、中国国内にある全日本資産を没収することもでき、数十万の駐留者も人質にして日本と強引な交渉にすることができる。
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続く



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