サラリーマン活力再生

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207353 巨額財政政策により更に深刻な金融危機を招く米中!!財政破綻が時間の問題の英国!!

2009年05月25日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
207353 巨額財政政策により更に深刻な金融危機を招く米国と中国!!財政破綻が時間の問題の英国!!
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/05/24 PM10


『いよいよ地獄の夏なのか?1』(ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ)リンクより転載します。
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 ~前略~

5月16日、驚異的な的中率と大胆な予測でよく知られているフランスのシンクタンク、LEAP/E2020が最新レポート、GEAB No.35を公表した。以下にその内容を紹介する。

 ~中略~

LEAP/E2020 GEAB No.35要約

●経済指標の信頼性について

過去60年間さまざまな指標が経済の状態を判断するために使用されてきたが、これらの指標の信頼性はまったく消失したと判断してよい。今回オバマ政権が発表した大手銀行のストレステストの結果がよい例だが、米国政府は自国の金融機関のひどい財務状態が明らかになり、これによって金融危機がさらに進行することを恐れるあまり、粉飾決算の許容、不良資産評価基準の改ざんなどあらゆる手を尽くして、金融機関が危機的な状態にはなく、経営が改善しているとの幻想を作り出すことにやっきになっている。

これに呼応して株価などは上昇しているが、これはほとんど何の根拠もない。米国政府のこうした改ざんによって、過去60年間まがりなりにも経済の状態を判断するために参照されてきた多くの経済指標は、ここにきてその役割を終えた。いま経済が本当はどのような状態にあり、そしてどのくらい危機的な状態なのか理解できている機関はまったく存在してないのが現状だ。

●米国や中国などの巨額な財政政策に関して

米国のオバマ政権は72兆円、中国は57兆円の経済対策を実施している。だが、こうした巨額な経済対策が成功することはまずないであろう。日本も15兆円規模の経済対策を立ち上げたが、これもうまくはゆかないだろう。

なぜなら、効果的な経済成長を達成するには、経済を成長軌道へと牽引することのできる新しいシステムが必要で、そうしたシステムを構築するには何年も時間がかかるからである。

これはEUが形成された時の経験を見れば明らかである。1990年代、EUは統合した東ヨーロッパの経済を支援するために巨額の経済対策を実施したが、そのほとんどは失敗した。それというのも、経済を成長軌道に乗せるためには、成長を実際に牽引することのできる新しい産業などのシステムや枠組みが必要だが、そのようなシステムを準備することなくただ巨額の資金を投入したからである。このため、資金は使われずに余るか、または土地などの投機に使われバブルを生んだ。

米国、中国、そして日本の経済対策では、新しい成長型のシステムの方向性が見えてこないか、またそのような計画があったとしても、それを立ち上げるにははるかに長い時間がかかる。したがって、今回の巨額の資金の投入は、下手をすると投機的なバブルの発生を誘発しし、そのバブルの破裂からさらに深刻な金融危機を招き兼ねないのである。おそらく3カ国はこの方向に向かって行くだろう。

●英国の国家破産について

英国の財政はすでに取り返しのつかないとこまできており、実質的に破綻状態である。ポンドは基軸通貨ではないので海外からの投資資金の還流がない分、米国よりもひどい状態にある。このままゆくと、この夏でもIMFの支援を要請しなければならなきなるだろう。

英国はオイルショックによる経済悪化から1976年にもIMFから巨額の資金援助を受けたが、この当時といまでは状況は大きく異なっている。当時は北海油田が発見されたばかりで、巨額の原油収入が将来期待できた。また、当時は冷戦期だったので米国はヨーロッパの防衛のためのポラリス核ミサイルの売り込みに積極的で、これの購入を条件にIMFから有利な融資条件で資金を借りることができた。今はこうした英国に有利な条件は存在していない。はるかに厳しい状況だ。英国の財政破綻は時間の問題であろう。

 ~後略~
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207347 木の花ファミリーで涙がこぼれた~豊かな自然の大地と恵み、人との温かな営みがあればいい

2009年05月25日 | 縄文体質を有する「日本人」の可能性を探る
207347 木の花ファミリーで涙がこぼれた~豊かな自然の大地と恵み、そして人との温かな営みがあればいい
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/05/24 PM09


『木の花ファミリーで、涙がこぼれた(テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)』(船井幸雄com~「JUST」編集長人見ルミ氏)リンクより転載します。
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 ~前略~

先日、経済アナリストの朝倉慶さんをお連れして、富士山麓の「木の花ファミリー」という農的暮らしを中心に、血縁のない人たち50人が共に暮らすというコミュニティーを訪れてきました。

一番下は、ようやく歩き始めた1歳の赤ちゃんから小学生、中学生、高校生、そして大人たちも70歳近い方たちが、それぞれ近隣に住み、昼食や夕食をとるときは、一同に50名が集い、子どもの発声で「いただきます!」とお祈りをしてから、食事をします。

私が大広間に行くと、4歳の女の子が私のひざにちょこんと座って、当たり前のように「ねえ、ご本読んで!」と言います。私は、子供に本を読むのが大好きなので、昔に戻った感覚で小さな温かい子供を抱っこして、血縁を超えた母親になりました。

食事は3食とも玄米菜食で、新鮮な有機栽培ですから、実に美味しい!自給自足で採れた穀類、野菜は全体の20%を自分たちの食材として、後の80%は、ネットなどで購入をするお客様に宅配しています。

ファミリーを訪れると「お帰りなさ~い」と言われます。失業をした、離婚をした、未婚で子供を産んだ、病気になった・・・という人たちは、その日から一文なしでも食べることができます。さらに、農的暮らしをしたい、エコビレッジの体験をしたい、勉強をしたいという人たちも、受け入れます。

しかし、なにしろ大所帯なので、人間関係のトラブル、恋愛問題、様々な出来事が発生します。なぜってすべての人が健全なわけではなく、心に問題を抱えている人もいるわけですし、たとえ心が健全でも、一番の悩みは人間関係です。それは、夕食後に行われる365日欠かしたことのない大人会議で、発表され、意見を出し合い、問題を解決していきます。

私が訪れたときも、若い男女のカップルに問題が起きた2日目だったようで男性が「彼女と色々話し合ったのですが、一度白紙に戻します」と全員の前で発表していました。「そうは言っても、枕を涙で濡らしてしまいました」と彼は爽やかに笑っていました。心の裡を包み隠さず、おおらかに皆に伝え、周りもニコニコして受け入れているその姿を見て、私は目からウロコでした。

こんな風に生きられたら、どんなに楽だろう?秘密はなく、問題を長引かせず、その日のうちに解決する。どんなにか、心が健全になることでしょう。

一昔前の日本だったら、隣近所の怒鳴り声も筒抜けで男女問題も、大らか。鍵もかけず、子供たちは、他人の家を行ったり来たりして、誰も知らない人はいない。喧嘩はするけど、すぐに仲直り。その空間には、知恵のあるリーダーが、フラットな関係で存在し一言、二言、にこやかにアドバイスをするだけ。

木の花で見た風景は、そんな感じでした。

夕食後に私たちゲストに催されたミニコンサートでは、そこに住む家族たちからの温かでピュアな歌声が、胸の奥まで浸透して、不思議なくらい涙がボロボロとこぼれました。

理屈はなく、心で感じるだけでいい。豊かな自然の大地と恵み、そして人との温かな営みがあればいい。彼らの風のように爽やかで、神のように大らかな野太い歌声に、一晩中涙が止まりませんでした。

 ~後略~
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