Studioきのんち

作編曲家でOWLのキーボーディスト 木ノ下達也のブログ

【Ray-Ban】TopBarシリーズ【RB3183】

2021-01-21 20:20:00 | サングラス


ボシュロムのアメリア製レイバンばかりを好んで集める自分ですが、最近気になり出して集め始めたのはイタリア製レイバンのTopBarシリーズ。

手前からRB3186,RB3183,RB3183,RB3187

RB3183はブラウングラディエイト(以下BG)とスモークの二種類あるのですが…お気付きでしょうか?
そうなんです、同じ型番モデルですがそのシェイプは結構違うんです



RB3183ブラウングラディエイト004/13


RB3183スモーク004/71


左スモーク、右BG

手前スモーク、奥BG


同じモデルですがレンズの角張り方はかなり違うのが分かると思います。
スモークの方に比べてBGの方がより角張っていますね
更にスモークの方がレンズ面の傾斜がキツい事も分かると思います。
(レンズサイズは共に横63m縦35m)

これが生産時期による違い(マイナーチェンジ)なのか、はたまたどちらかが偽物なのかは判断しかねますが、オークションなどネット上を見てもこの2タイプがほぼ同等に出回っている様です。
また、このシリーズの初期の物はモダン部分(ツル先端のラバー)が劣化しやすくすぐボロボロになる様で、後期の物では材質の違う黒いモダンに変わっている様です。
ひょっとしたらそのタイミングでレンズ形状も仕様変更があったのかも知れません。
実際このBGも中古ですがモダン部分は交換カスタマイズ(鼈甲調のセル材質)されていました。

これらの違いを品番コード(BG004/13、スモーク004/71)からでは見分けられないと思われますので、RB3183を中古でお求めの場合は形状にご注意下さい
どちらのタイプもカッコいいですが角張りがキツい方がその分横幅がワイドに見えます。



左RB3183 右RB3186

RB3186はレンズサイスが横63m縦33mと細めなデザイン
細い分眉毛がトップラインより上に飛び出しやすいので日本人には難しいデザインですね

左RB3181 右RB3187

RB3187のレンズサイスは横63m縦39m
かなり卵型ですが視界は広いので運転時などにも実用的なモデルです。

【Kronos】RH3鍵盤 メンテナンス【分解】

2020-09-08 03:55:00 | 楽器、PC




ひょんな事から我が家にやって来た初代KRONOS88ですが、鍵盤の一部で異音や戻りの悪さが目立ちます
2011年の製品と10年選手ですからメンテナンスが必要ですね

分解は完全に裏返しにしないといけませんが、開腹は割と楽な部類でしょう
鍵盤ユニット全てウラ蓋に固定されてるのでウラ蓋のネジを全て取り去った段階でユニットは完全に外れています
(ネジ大が鍵盤ユニット、ネジ小がフレーム)
後は鍵盤手前のフレームを外して配線コネクターを抜けばあっさり取り出せてしまいます

RH3鍵盤の分解は初めてですが、構造的にはヤマハのBH鍵盤などと同じで、鍵盤を手前に引いて外すタイプですね



画像1

画像2

ツメでロックされているので(画像1)それを外す為にカードやモノサシなど薄い板状の物を鍵盤の隙間(左側)に差し込んで画像2の部分を上から押してやります
押したまま鍵盤を手前に引けば外れます
(黒鍵にはロックはありません)



画像3

画像4

鍵盤の中身はハンマーと板バネ(画像3) 
板バネは上に向かって反るので元に戻す時はそれを意識してると組みやすいかと思います

各支点のゴミや汚れを取り除きグリスを塗布し直してやれば大概のアクションは治りますが、カチカチする異音がしてたら多分ココ(画像5)


画像5

鍵盤を押さえると上下に可動するハンマーの先端部分ですが、その金属部分が格子状のフレームに触れたり干渉してカチカチしたノイズが生じるようです

ハンマー自体は鉛?製で柔らかいので、フレームに干渉しないように少し手で曲げてやる事で異音を消すことが出来ます




組み上げる時にひとつ注意点を

鍵盤を固定してるネジを本じめする前に正面(鍵盤を上に)に戻して鍵盤ユニットの位置を微調整しましょう
若干遊びがあるので鍵盤ユニットが前後するのですが、手前過ぎると鍵盤手前フレームに干渉して鍵盤のアクションが引っかかってしまいます
ちゃんと可動するのを確認してから本じめした方が良いでしょう


常駐型MIDIツール【Milky】

2020-05-02 13:04:04 | 楽器、PC

 

MIDI鍵盤から送られるベロシティの感度、カーブ等は製品ごとに異なるのが困り物ですね。
ピアノ音源等になるとベロシティの相性、マッチング次第で表現力は天地ほど変わってしまうモノです。
最近のDAWには入力段階でそれらを調整する機能やMIDIアイテムが装備されてはいますが、ちょっとスタンドアロンでピアノ音源を鳴らしたい時など一々DAWを立ち上げるのも面倒。
DAW上でコンバートするのも良いけど、いっそMacの入力段階でコンバート出来れば良いのに…。

そう思ってApp Storeを探していたらありました。
こちら【Milky】なる無料の常駐型MIDIコンバートツールです。

無料で使えるアイテムは9つ、有料アイテムが1つの様です。
定番のベロシティセンシティビティーに加え、コンプレッション、なんと黒鍵のみのセンシティビティーまで!
黒鍵だけ感度悪い鍵盤てあるんですよねえ(笑

その他ペダルの反転やトランスポーズ、スプリット等、基本的なアイテムは揃っていますから、ご自身の使ってるマスターキーボードのカーブがイマイチ…て方にはお勧めなMIDIアイテムです。






 


【V35】ロアアーム交換【スカイライン】

2019-11-27 18:31:00 | 



ロアアームの付け根(車体側)のブッシュがこんな有様に。
調べると共通の足回りであるスカイライン、ステージア、Z33辺りでは経年劣化の定番症状の様ですね。

こうなると当然ギシギシバキバキと異音も激しくトー角も狂い偏摩耗も酷い。
そもそもこれでは車検に通りませんから手を入れるしかありません。

本来ならブッシュだけ交換と行きたいところですが、パーツが手に入ったところで圧入するのは専用工具が無ければ困難であろうと判断しロアアームごと交換する事にしました。

というのもヤフオクのストア販売でお手頃価格な同型ロアアームを見つけたからですが、左右ペアで1万、片方5千円そこらですから充分お値打ち品ですね。



アーム自体はボルト4箇所で外れますが、うちボールジョイントが2箇所ありますし、他のボルトも固着が激しいのでインパクトレンチは必須でしょう。

インパクトレンチさえあれば取り外しも特に難しい事は無いのですが、いざ取り付けようとしてみたらショックアブソーバーの先端がかかるブッシュの形状が合わない…。

ショックの先端の内側に突起がある為、この製品の大型ブッシュのゴムに干渉して上手くハマらないのです。

ショック先端内側の突起を削るか、ブッシュの形状を加工するしか手がありませんが、加工するならゴム素材の方が楽だろうとブッシュを加工する事に。
円形ブッシュの上半分以上(稼働予想範囲)を削り取り何とか装着可能な状態にしました。
※ガスコンロでゴムを溶かしながらカットしたのでアームにコゲ跡が…w

このブッシュ加工の為予想以上の時間が掛かってしまいすっかり日も暮れてしまいました

しかし、ロアアームが破損してる時期にトー角を調節して凌いでいた為、まだそれを戻さねばなりません。

タイヤを取り付けてみれば、パッと見わかるぐらいの極端なトーイン状態
暗闇の中、目視とメジャーを使っての簡易な調節ですがとりあえず真っ直ぐっぽくしておいて後日テスター屋さんでサイドスリップ調節してもらいましょう。

とにかくローコストで済んで何より。
安価な代替え部品に感謝です。








【B&L】WAYFARER【5022】

2019-10-28 11:32:12 | サングラス


B&L USA製のWAYFARER 5022を入手
自分が中高生の頃見ていたロックスター達がかけていたのがコレです

コレではありません


コッチです


そうです
テンプルはロゴでは無く鋲打でなければなりません
そしてレンズもBLの刻印はあれど"Ray-Ban"のプリントロゴもありません



自分にとってはこれこそがロックスターのWAYFARERであるのです!
(力み過ぎw)

しかし、そこはやはり欧米人専用
日本人がかけこなすにはそれなりな手間がかかります
セルフレームのレイバンを入手すると必ずやるのが鼻当て盛り
プラスチック粘土を加工してフィット感を調節する傍ら眉が隠れるベストな高さに持って行きます
これが1〜2mm違うだけでかなり印象が違うので難しい
低いとマヌケに、高過ぎると馬面になってしまいます



ド定番過ぎて今まで敢えて避けていたWAYFARERですが、やはり当時モノとなれば話が違います
現行のイタリア製ウェイファーラーと比べても、全体的に幾分角が無くまろやかな印象で、それがまた有機的な雰囲気を醸し出します



自分のレイバンコレクションはもうすっかりB&L製オンリーになってしまいました
何故だか解りませんが自然とそちらに引き付けられてしまうんですよね

5022 & BALORAMA