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Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

B.B 小物の組立て グリスアップ

2011-05-22 20:24:10 | 自転車整備 B.B
整備依頼を請けたクロスバイクに装着されていた B.B 小物
シマノ BB-CT91 と言う ユニット形状でカップ&コーンの構造を
持つ小物です 前回に洗浄を済ませています 今回はこれを
グリスアップし組立てましょう





使用者や使用場面に対応出来る様 油脂類は数種類用意しています 用途に応じ
使う物を選択する これって自転車整備では大切な事だと思っています




私とした事が 洗浄後の写真が有りません
今回グリスアップをする小物の部品構成です






この B.B 小物のユニットケースは 玉受けを兼ねています
その玉受けや ケースの内部にグリスを塗布します ケース内に
塗布するのは 防錆が目的です グリスはデュラエースを選択

スチールボールを玉受けに並べて行きます こちらは右側です








並べたスチールボールに 注射器型のグリスポンプ(自作)で
グリスを塗布しますが 今回は乗りっ放しになる事を考え
かなり多目の量を使います






B.B シャフトにも錆止を兼ねてグリスを塗布






ゴム質のウォーターシールを先にシャフトに装着




そのシャフトを ボールを並べたユニットケースに
差込みます あれ? 入らないぞ・・・




どうもシャフト側にボールを並べないと ケースに
通らない様です やり直しました






左側にスチールボールを入れます 並べ終えたら
先程のポンプでグリスを挿入します






玉押しをねじ込みます ここは逆ネジです






舌が 4っも付いた舌付きワッシャーを入れ
ロックナットもねじ込みます




この小物は玉当りの調整が必要です やや渋めに
調整しておきましょう






左側には シールの保護でしょうか 樹脂製のカバーが
付きます

組み上がりました かなり酷い状態に錆びていましたが
回転はストレスもなく上々です






特に必要は有りませんがシャフトの長さを測っておきます
116.5 mm ですね





フレームから取り外した時は かなり酷い錆だったので使えるのだろうかと心配しましたが
こうして手入れをしてやると まだまだ使える小物でした かなり良い状態になりましたよ
部品の整備 まだまだする事は沢山有ります

前回の作業 【 部品の整備 B.B小物の分解 洗浄 】

次の日記 【 クロスバイク タイヤの選択 】

コメント (4)
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