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ゴーヤのかき揚げ蕎麦とピリ辛切り干し大根カレー/乾物

2015年02月27日 | 田舎生活の衣食住
 食材が乏しくなった月末。自家製の干し椎茸と干しゴーヤを使ってかき揚げにしました。ゴーヤのかき揚げには竹輪が合うのですが、椎茸でもいけます。




 そしてこちらは買い置きの切り干し大根。食べるラー油でピリ辛に仕上げ、カレーの箸休め及びご飯のかさ増しにしました。カレーはレトルトです。




 中国って実の良く乾物が食べられています。香港なんかは干物類の乾物屋街があるくらいです。上環やその西にトラムが入ると、乾物の(決して良い匂いではありませんが)香りが漂い、右も左も乾物屋となります。
 干物類は買ったことはありませんが、中国滞在時には、乾物の昆布と椎茸は必ずストックしておきました。休日など家から一歩も外に出たくない日は、この2種で味噌汁やお菜にして済ませていたものです。
 日本では考えられないくらいに安価なのも幸いでした。日本では昆布や干し椎茸は「どうして?」と目を疑うくらいに高値ですよね。本当にどうしてなのでしょう。昆布なんか、そこいらの海で泳げばすぐに穫れるのに。学生時代、神津島の民宿に泊まった時、そこの子が毎日海で昆布を拾ってきていましたよ。あっ、ワカメだったか。ワカメも高値だからまあ、良いや。
  味噌汁も、欠かせないのですが、日本のきちんとしたメーカーの味噌はあるにはあっても割高です。そこで、日式(現地で拵えられているバッタもん)を使用していましたが、然程問題ありませんでした。
 それが手に入らない時は、韓国味噌を使っていました。こちらは若干の風味の違いはありますが、日本でも地方によって味噌が違っているのと同じだと思えば問題ありません。
 日本の物に拘ったり、日本に居るのと同じ生活をしようとしている人や、実際にしている人も居ましたが、そうい人ってナンセンスだと思うのです。
 そりゃあ、食は基本ですから和食を食べるのが悪いとは言いません。実際に自分も和食派です。
 でもね、現地の食材で工夫してこそ、海外に住んでいると言えるのではないでしょうか。
 醤油や酢も、日本の物に近い味を見付ける迄、何種類か試したものです。そうして見付けた時の喜びはひと塩です。因に自分が「これだ」と感じたのは、溜まり醤油と白酢です。砂糖はサトウキビの物を使用していたのですが、これが甘い。通常の白砂糖と同じ量入れたらまるでお菓子のような煮物が出来上がりました。こんな失敗も思い出っちゃあ思い出です。
 塩は万国共通の味。



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