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遅ればせながら「大勝軒」を食べてみた/香港ラーメン

2015年01月29日 | 田舎生活の衣食住
 昨日とは打って変わった寒い朝に、座卓の炬燵(普段はダイニング炬燵使用)に、首までつかっていました。学生時代も、良く炬燵に首までつかって眠っており、何故か家主(わたしのことだけど)が眠っているのに、人が入れ替わり立ち替わりで、目覚めると、炬燵にあたっている人の顔触れが変わっていたりしたものです。

 遅ればせながら、噂の「大勝軒」のカップ麺を食べてみました。豚骨醤油でしょうか、コッテリとしたスープに、太麺です。今時の若者、いや馬鹿な若者の言葉を借りるなら、「全然美味しい」ではなく、「普通に美味しい」でした。
 全然は比定語に用いる言葉なので、「全然美味しくない」と使います。普通には、これはもう言うに及ばず。使いたいなら、「普通ですね」でしょう。
 本物を食べたことがないので、カップ麺がどこまで再現出来ているのか分かりませんが、大騒ぎする程でなありませんでした。この味ならほかのカップ麺でも味わえると感じました。
 何よりこういった名店シリーズでは、先ずないのですが、カップ麺独特のインスタント臭さが抜け切れていない。
 反面、オリジナルを食べてみたくなりました。ただ、個人的にスープは豚骨よりも、昔ながらの澄んだ醤油のあっさり系が好きなので、嗜好が合わないのかも知れません。
 麺は太麺も良いですが、平らな縮れ麺が好みです。
 そういうった意味では、北方ラーメンが一番好みで、博多ラーメンは余り好みません。細麺が、素麺のようで好きじゃないのです。




 さて、ラーメンと言えば、中国が本場。大陸の素朴な太めの平麺は良いとして、どうして香港だけ、あの黄色くて細くて固い、輪ゴムのような麺が定着しているのでしょう。
 「輪ゴム麺」と呼んでいましたが、渡港当時、言葉も分からず(英語圏ではありますが、住んでみると以外に英語を話せない人が多いのです)、雲呑麺「わんだんみん」だけ、取り敢えず覚えたので、そればかり食べていたのですが、あの噛み切れない輪ゴム麺はご免でした。言葉を覚え、ほかに注文出来る様になってからは二度と食べなかった(笑)。
 然るに、大陸も含め、ラーメンは日本の方が断然美味しいです。
 香港に出店している日系ラーメン全店を食べましたが、やはり個人的に好みの北方ラーメンが一番。そして、好みをどがえしして美味しかったのは、「山頭火」の、豚トロラーメンでした。
 日本に居たら、都心でもない限り全国のおいしい食べ物は味わえませんが、海外ならでは味わえるのは嬉しいですね。
 


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