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ビンチョウ鮪(まぐろ)のニンニク醤油煮/中国の国家権力

2015年01月10日 | 田舎生活の衣食住
 いち日前から煮込んでいたビンチョウ鮪(まぐろ)のニンニク醤油煮です。こんな大きなアラが4個も入っていて99円はお買い得でした。
 煮魚ですが、敢えて砂糖は使わずに、出汁とニンニクと醤油だけで薄味に仕立てました。生姜も入れれば良かった。
 しかし、この大きさとなると、お腹いっぱいになれます。




 中国に住んで最初に出会うのは公安。警察のことです。ここに居留届けを出しに行かなくてはなりません。ですが、この窓口は、外国人を相手にしていることからでしょうか、存外に親切で、嫌な思いをしたことはありません。
 次が、郵便局。これがいけない。何せこちらも公務員。もう怖くて、怖くて、仕方なかったのですが、中国人も怖いのだそうです。これこそが、国家権力の極みと言った感じでしょうか。
 ですが、最初に住んだのは、ローカル色の濃い地域だったからだと分かりました。後に、日本人が多く住む辺りの郵便局では、全くそんなことはありませんでした。
 ようは、外国人に慣れているかいないかなのだと思われます。
 最も空威張りしていたのは、北京の「地下帝国」のスタッフ。何が「地下帝国」なのか分かりませんが、穴が掘ってあるだけの地下です。そこに図書館だの映画館だのの名前札が貼られていましたが、どこも「同じ穴蔵」でした。
 そしてその道は空港から万里の長城、紫禁城へと繋がっているとか、核戦争の時にはシェルターになるとかいう話でしたが、隙き間から外が見えます。
 詳しくは、「北京の旅」の項に書いていますので、興味がありましたらお読みください。
 今回は、そこのスタッフの話です。まず、中国語か英語かいずれかのガイドを選ぶのですが、我々は中国語ガイドでした。その人が怖いのなんの…。
 ちょっとでも話をすると、「黙って私の話を聞け」だの、少しでも遅れると、「私の話を聞く気があるのか」だの。トイレに行った友人を待っているだけで、怒られました。
 どうして金払ってまで怒られるのか。これこそ国家権力。「もう二度と来ないから良い」と我慢したのですが、僅か数カ月で、また行ってしまいました(笑)。
 いえ、決してリピートするような所ではありません。むしろ一度も行かなくても良いくらいの所です。
 遊びに来た友人を案内していた折りに、たまたま通り掛ったら、友人が入りたいと言ったから。それだけです。
 核戦争の折りには、政府首脳の方々に、是非とも籠って頂きたい。
 そうそう、中には土産物屋があり、何故か布団も売っています。わざわざ地下で布団を買う人が居るのだろうか…やはり中国は奥が深い! と言うか、理解不能な中国人。分かり合える筈も無い。




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