トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

Casatiの塗装は・・・

2011-02-03 09:10:00 | Italia & Bike
Casatiの塗装は、専門の塗装業者に外注しているから優れた品質なんだと、いままで説明してきた。

実は、今回の訪問でそれは間違った説明であることが判明した。すみません。
塗装もちゃんとCasatiファミリーがやっていた。


この塗装職人、実はマッシモ・カザーティ(3代目)の義父である。


しかも、ただの塗装職人ではない!

2009年ダンスのイタリアチャンピョンなんだってっ!



そのチャンピョンの娘、つまりマッシモの奥方。さらにCasatiの4代目!の写真だ。
このようにして、伝統が受け継がれていくのが、なんとなくファンとしてはウレシイ。

でも、なんでそれを知らされていなかったのか?
実はそれなりの理由がある。たぶん、そのヒントの写真がこれ。




つまり、Casati以外のイタリアンブランドの塗装もやっているからだと思う。いくつかの
ブランドが同じ塗装工場だということは実は知っていたが、Casatiファミリーが塗装工場だったとは・・・・・
ちなみに、マッシモ・カザーテイ夫人は、


マスキングテープを準備する作業をしている。

いや~吃驚した。この塗装工場、かなり本格的です。詳細は、アルバムで公開しますが、
消さなきゃいけないところが多数あって・・・・(笑)

csatiの塗装工場

2011-02-02 17:19:00 | Italia & Bike
カザーティの塗装工場は、マッシモの神さんの実家だ。
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マッシモ・カザーティ夫人が、マスキングテープを作成するPCとプロッターを担当している。

カーボンフレーム工場

2011-02-02 15:52:00 | 自転車事情
 世間巷では、日本製材料(東レ)をつかった台湾メーカー指導の中国工場製のカーボンフレームが、市場を席巻している。しかし、欧州でも数量は少ないながらも独自の技術で自らの生産を維持しているブランドもある。

http://www.catbikes.ch/
(スイスの老舗で、ロングトライアスロン用で有名)

 かつて、Oriaというカーボンフレームメーカーがイタリアにあった。その昔、モゼールがアワレコード出したチューブを製作したメーカーとしても知られていた。が、残念ながら昨年イタリア・ベネチアに近い工場を閉鎖してしまった。(ルーマニアの工場はまだ残っているらしい)どの段階でメイドイン・イタリーと言えるのか?は、相当難しい判断だ。
 その会社の営業責任者だったウォルターとは、たぶん僕がまだサラリーマンでオートバイの仕事をしている時からの知り合いで、当時彼はベルリッキ社(ビモーター・ベーター・ドカッティ・MTBバイクのフレーム生産メーカー)に勤務していたはずだ。その後、ORIA社に勤務して、さらにLARM社でシンテシという自転車メーカーの営業担当者になった時にまた出会い。それから、ORIA社に出戻りで戻った。ORIAが工場を閉めるときに、何を今度はするのかなぁと思っていたら、彼から再びカーボンバイクのフレームメーカーに戻ったと聞いた。

 


その名は、サルト・アントニオ。 フレーム製作工場で歴史は40年を超えるというから、隠れた老舗だ。これは親子の写真

 
 いままで、Kestrelや上記のCatチータ等の何社ものカーボンフレーム工場を見てきた僕ににとって、どんな形でイタリアのカーボンフレーム製作メーカーが生き残っていくのか?とても興味がある。
 
 以前にも書いたが、多く分けて3つの生産方法がある
① ラグ方式 ②モノコック ③ラッピング方式

中国生産のように量産を考えた場合は①もしくは②の方法が多いが、③の場合は、設計が自由でテーラーメイドも可能だが、コストが高い。



この会社は、③の方法で基本的にはCasatiやトマジーニと同じ手法なのだが、それを専門に本格的に30人あまりの職人をつかい様々なフレームを製作して、OEMの生産も請け負っている。

 さらに、日本ではあまり一般的でないがカーボンフレームの直せるという特性を最大限に生かした修理業務もやっている。


 アルバムを整理して掲載するので、こうご期待!イタリアらしいカーボンフレームは必見!