トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

なんでも遠ざかるとダメね

2011-09-04 02:37:00 | 旅 (自転車)
 慶応山岳部OBの槇有恒氏は、今からちょうど90年前(大正10年=1921年)に今目の前にあるアイガー東山稜を初登攀んした。


 彼は、実は仙台出身で元々は長岡藩の家老の末裔らしい。実は仙台も長岡藩も少なからず縁がある。今のニョーボは、ボクが独身時代に仙台に仕事でいたのが、そもそものナニだし。長岡藩は母方が長岡藩の士族で、戊辰の役の際に結局上州まで落ち延びてきた経緯がある。司馬遼太郎の「峠」を読んで、河井継之助の生き方に感動。長岡藩士の血が少なからず流れていることに、若き頃はなんとなく誇りを感じていた。90年たっていまここに自分がいることに、不思議な縁を感じる

 学生時代、大学山岳部に一時在籍して、1978年にはアラスカまで遠征してその後社会人山岳会に入り、目の前にある岩壁は憧れの場所だったはずだが・・・・・

 当時を思い返せば、目の前にある岩壁を快適に登攀する自分が想像できた。しかし、今はそれを目前にして”畏怖”というか、ココを登る奴はアホだという感覚しか思いつかない。

 話は飛躍するけれど、1990年代の後半に何度か訪れたハワイ島コナのアイアンマンを目の前で見た感覚とにている。「こいつら頭がオカシイ!」(今は出たいと少し思っている自分の変化が・・・・冷静に考えると変態!)

てなことをつらつら考えながら、健康的にサラダとパスタで食事を部屋のベランダで終わらすことにする
 


飲み物は、ヴァイツッエンと安い地元のシャルドネのビーノビアンコ。塩辛い生ハムがシャルドネを空にしそうだ。(責任転嫁?)

そういえば、ビールを初めて旨いと思ったのは、穂高の涸沢カールだった。OBがサッポロジャイアンツを合宿中に差し入れしてくれたのだ。
いまでも、山に対する憧れは、未だ捨てがたく時間がないから行けないけれど・・・・・
先輩の活躍を聞くたび、何故か胸がキュンとなって、なんとも言い表せない
感情が湧く。

トライアスロンやっているから、体力的には迷惑をあまりかけないとは思うけれど、さすがに岩壁登攀は、ミシンを踏みそうで怖い(この意味フツウの人はわからね~だろうな)