真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

2020年度から始まる「大学入学共通テスト」

2017年07月29日 | Weblog
大学入試センター試験に代わり、2020年度から始まる「大学入学共通テスト」の実施方針がまとまった。文部科学省が有識者会議に示し了承されたのだが、今までのように、暗記型の勉強では通用しなくなる。

英語については、民間試験を活用することで「読む・聞く・話す・書く」の4技能を評価する一方、大学入試センターが作る試験も2023年度まで残し、併用することが決まった。

共通テストは、国語や数学で記述式問題も導入するなど、大学入試制度では約30年ぶりの大改革となるわけだが、グローバル化など社会の変革が進む中、知識に加え、課題解決のための思考力や判断力を測るテストに改める狙いがある。

英語はコミュニケーション能力を重視し、「読む・聞く」の2技能だけを測っていた試験を廃止し、4技能を測るため英検やTOEICなどの民間試験を使うことになる。どの団体の試験を認めるかは、まだ決まっていない。入試センターによる2技能の試験をいつまで残すかについて、文科省はまだ検討中だ。

23年度までは、各大学は共通テストと民間試験のどちらも使えることになる。民間試験を使う場合、受験生は高3の4~12月に受けた結果を2回まで使える。今後は、全国各地での受験環境の公平さをいかに確保するかなどが課題で、文科省は試験団体に対し、受検料の軽減を求める方針だ。

私の頃の入試は、各科目たくさんの記述式があったと思う。それがマークシート式になって、ますます暗記型の勉強へと流れて言った。新テストでは、考えをまとめたり問題解決の見通しを立てたりする力を測るため、国語と数学で記述式の問題も採り入れ、24年度からは、地理歴史・公民と理科でも記述式の導入を検討する。

文科省は共通テストのほかにも、大学入試改革を進めており、AO入試や推薦入試については、小論文、プレゼンテーション、共通テストなどのいずれかを必須にするとのことだが、定員割れしている大学では、この改革は困るだろうな〜。AO入試制度は今は無試験入学に近いと思う。

どのように改革しようとも、予備校はチャンスとばかりにほくそ笑んでいるだろうと思う。
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