真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

地方に若い女性がいない

2024年06月19日 | Weblog
昨今日本の出生率が発表になり、東京は0.99だった。衝撃的な数値だが、他方、地方の若い女性が故郷を離れて東京へと移り住む人が多くなり、地方に若い女性がいないという。

そのために地方にいる男性が結婚したくてもできない現状が浮き彫りになってきている。そして、東京に移り住んで来た女性たちは結婚する意思が低く、未婚化が進み、当然の如く日本全体で少子化が起きているのだ。

地方に住む若い女性は、母親たちが生きてきた社会の様には行きたくないと思っているのだ。男女の役割分担がまだ旧態然として、脈々と続いている結婚後の女性の役割にうんざりし、母親の様には生きたくないというはっきりとした意思があるからだ。

その最たるものが村や町を上げての祭事での女性の役割だ。女性は裏方に徹し男性だけが表舞台でお祭りを楽しんでいる。つまり女性の裏方の仕事無くして祭りは成り立たないと言うことに若い女性たちは気付き、母親のようにああはなりたくないと思っている。

まだまだ様々な問題があるとしても、若い女性が東京に移り住んで、一人暮らしをし、多少の寂しさはあっても、自分が東京で得る自由は、きっと地方で感じる生きずらさよりも数倍、数十倍生きやすいんだろうと思う。

失われた30年と言われる中で、女性の生きる意識が大きく変わってしまったと言うことだと思う。ならば、対策として、もうすぐ都知事選挙があるのだが、それこそ東京に住む若い女性たちへの手厚い対策を講じて、若い人が結婚し、子供を産みたい社会をつくればいい。

でも、結果が出るまでに何年かかるだろうか?と思うが、せっかくの女性候補が優勢の様だから、若い人も選挙に出向いて貴重な1票を投じ、自分の思いを投じれば良いのだ。

その一方で、結婚相手を探す「婚活」に取り組む50歳以上が増えている。結婚相談所や婚活アプリへの登録が増加し、熟年離婚や未婚者が増えていることが要因とされるが、新型コロナウイルス禍も影響しているそうだ。

全国に結婚相談所を展開する日本仲人協会(東京)によると、新型コロナウイルスが流行しだした2020年以降、50歳以上のお見合い数と成婚数が、2019年までの1.2〜1.3倍程度で推移しているという。

コロナ禍の外出自粛で、人との接点がなくなり、寂しい老後をリアルに感じたのではないかと分析し、婚活する50歳以上が増えているのは、離婚者や未婚者・非婚者の増加が影響しているからだ。

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