真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

教育されてこなかったこと

2024年06月13日 | Weblog
数年前に問題になったのが、ご高齢者に高額の生命保険を売りつけた、金融機関があったことが思い出される。満期時に高額が保障されている商品をお年寄りたちは購入した(させられた)のだが、満期日はなんと30年後という様な商品だった。いくら高齢化社会だと言っても、80歳以上の高齢者が30年後まで、生存することなど殆どありえないので、これはほぼ詐欺行為だった。

昨今、新NISA(少額投資非課税制度)の導入や日経平均株価の最高値突破を受け、資産運用に前向きな人が増えてきた。何せ貯金していても利子がほぼない日本では、資産運用が注目される様になったのはよいことだ。

日本では、子供の頃から資産運用や投資などを教えてくれないし、学校教育でも行なってこなかった。長いいあいだ、親からは無駄遣いはするな、貯金をしなさいとだけ言われてきたと思う。

だから、無知識のまま、最近の風潮に乗ってしまうとハイリスクな金融商品に手を出して失敗する人も多いのだ。まずは、一定の金融リテラシーを身に付ける努力が必要だ。

毎月の収支を把握し、先取り貯蓄の仕組みをつくることだ。例えば給料天引きとか、積立貯金を始める、給与日の翌日など毎月決まった日に、決まった金額が貯蓄(投資)に回す仕組みをつくる。 

知識(金融リテラシー)を身に付け、 まずは身近なところから、「税」や「社会保険料」の仕組みの情報と知識を持つこと。 お金をためる本質的考え方は、収入を増やして、支出を減らすということに尽きる。

ためる習慣が定着したら、お金自身に働いてもらうことを検討していくのも良い。収支バランスをしっかり把握して、半ば強制的に一定額を貯蓄にまわし、さらに投資を検討するのが確実なんじゃないかと私は思っている。

お金を運用する、つまり投資をすることなど学校で一切教えてくれなかったな〜。金利が良い時にはひたすら貯蓄に励めが良かった時代が懐かしい。

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