我が家のニホンミツバチは気温が2~3℃でも天気が良ければ飛び出してきます。しかし、
その数は少ないですが、日中の気温が7℃以上だとかなりの数が巣箱から出てきます。周辺
にはサザンカやローズマリーなどがまだ花を付けていますので、それらの花を訪れているの
かもしれません。そんな訳で冬越しを危ぶまれている我が家のニホンミツバチは何とか群れ
を維持しているように思います。もちろん、年末からは巣箱に巻いてある麻袋の隙間に使い
捨てカイロを入れてあげるなど出来るだけ寒い目には遭わさないように配慮していますので、
何とか群れを維持しているのかもしれませんが。
そんなニホンミツバチですが、最近新たな問題が発生しました。我が家の外壁などに落とし
物をしていくのです。ミツバチは冬場はあまり外に出ないため、巣内ではトイレを我慢している
のだそうです。それが外に出て一気に脱糞するのだそうですが、何故か白い色の物体に擦り
つけるのだそうです。その現象がお正月頃から見かけられるようになりました。
上の二枚の写真は外壁と門柱のミツバチの落とし物です。まだ始まったばかりですが、放置
しておくともっと多くの落とし物が付けられることにもなりますし、ご近所の洗濯物にも被害が
及ぶ可能性もありますので、ミツバチ専用のトイレを作ることにしました。
ておくとその他への被害が少なくなると本に書
いてありましたので、試しにやってみました。
門の直ぐ脇ですので、とても見栄えが悪いの
ですが、ご近所に被害が広がらなければそれ
で良しとすることで納得しています。設置後1日
で既に数カ所が汚れています。この写真でも
布の上端付近に幾つかの落とし物が認められ
ると思います。
一方西洋ミツバチの方は気温が10℃以上でないと外に出てきません。しかし、昼間は直
射日光が巣箱に当たり巣箱内が暖かくなるためか、10℃を少し下回っていても出てきます。
そして花粉を沢山付けて戻ってくる個体もいます。そして何とオスバチがまだ生きているので
す。冬に入る前にオスバチは皆死んでしまうと聞いていたのですが、何故オスバチはまだ生
き続けているのでしょうか。巣箱内に潤沢にハチミツが蓄えられているのでしょうか。それとも
優しい群れなのでしょうか。確かにこの西洋ミツバチはとても大人しく、観察のために巣門の
前で座っていても全く襲ってきません。それにしても何故なのでしょうかね。