今年は例年になく寒さの厳しい日が続いています。そのため、ミツバチの越冬のための防
寒の備えが十分だったのか、ずっと心配でした。しかし、今日は比較的穏やかな天気で、日
だまりは暖かく感じましたので、ニホンミツバチの巣箱の中をちょっと覗いてみました。
重箱式巣箱の一番下の袴枠に設けたメンテナンス窓からデジタルカメラを差し込み、カメ
ラを上向きにしてパチリと一枚撮影し、寒気があまり入らないよう直ぐに撤収。パソコンで確
認したところ、このような写真が撮れていました。越冬前の写真(昨年12月10日のブログ写
真)に比べると少しボリュームが小さくなり、クリーム色の巣が少し見えています。しかし、多
くのミツバチが健在で、元気そうな姿が写っていました。ミツバチは皆で塊になって胸の筋肉
を緊張させて熱を出し、その熱で暖を取りながら長い冬を乗り切っています。蜂球の内部で
暖まったミツバチは外側にいるミツバチと交代するのだそうです。凄いですね。