昨年の自然分封回収群が今年も分封してしまいました。やはり分封しやすい血統なのでしょ
うか。早朝にはしっかりと内検をし、新女王蜂の誕生を確認し、他に王台の無いことを確認し
ていたつもりだったのですが、どこかに王台が隠れていたのでしょうか、分封してしまいました。
お隣の土地で菜園をされている方から蜂が塊になっていると連絡を受け、始めて分封したこと
が判りました。
ツゲの木の地面から数十センチのところに蜂球を作っていました。蜂球の回収は、とても簡
単に出来ました。こんな時のために準備している大きな布の袋を蜂球に下からそっと差し込
み、蜂球の付いている枝をバサバサと揺すると、蜂球はドサッと袋の中に落ちてくれました。
それを準備した巣箱に中に再びドサッとあけ、直ぐに巣箱の蓋をし、蜂球のあったツゲの木
の下に巣箱を置きました。1時間もすればミツバチはほとんど全て巣箱の中に入り、すっか
り落ち着きました。なお、巣箱の中には、予め巣板(巣脾)を4枚入れておきました。
これは、巣門に向かってミツバチ達が入っていく様子です。一部のミツバチは仲間を呼ぶ
ためにお尻を持ち上げ、フェロモンを出して、仲間のミツバチ達に女王蜂のいる巣箱の場所
を匂いで知らせています。
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YouTube: 自然分封群の回収
上はその時の動画です。プライベートでの蜂群回収は今年始めてでしたが、住宅地でミツバ
チを飼育していることを考えると、自然分封させたのはとてもまずかったと反省です。