気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

ミツバチの越冬

2014年12月04日 | 日記

寒くなってきたので、ミツバチの越冬のための巣箱の保温をしました。まずは、巣門を少し狭めました。

2年前までは、小さく切った新聞紙を折りたたみ巣門に挟み込みミツバチの出入り出来る範囲を狭め

ていましたが、昨年からは「KY式便利巣門」というものを取り付けるようにしました。

これは3段階にワンタッチで巣門幅を調節出来るのでとても便利です。

次は巣箱内の保温です。巣板の両側には分割板を入れて新聞1束分を写真のように被せて保温しま

した。ここは温暖な地域なので、まずはこれで第一弾の保温完了としました。そしてもっと寒くなった時

にはもう一弾の保温をしてみようと考えています。

それがこの「BEEカバー」です。樹脂製の段ボール素材で出来ている箱です。これを巣箱に被せるだ

けなのでとても簡単です。上の写真は昨年の写真です。昨年はこの「BEEカバー」を12月から使いま

したが、保温効果がありすぎたのか女王蜂が越冬期間中も産卵ていたみたいでした。

そこで、今年は越冬中に入れるダニ剤の効果を高めるために、女王蜂が産卵を止める程度に寒い

期間を作り、巣箱内のミツバチを一旦全て成虫にしようと考えました。つまり、抗ダニ剤は接触剤のた

め、ダニがいるミツバチが抗ダニ剤に触れないとダニを駆除出来ません。巣房の中の幼虫に付い

いるダニには効果がないのです。そのための対策として今回のような二段階の保温を考えてみま

した。厳冬期になってから保温対策をすることも考えましたが、寒さと寒さによって減少する個体数

の関係がよく判らないので、念のために二段階で保温することをやってみることにしました。果たし

て効果があるのでしょうか。来年が楽しみです。

なお、抗ダニ剤耐性のミツバチが増えたアメリカやヨーロッパではよく利用されているという粉砂糖を

利用した方法は、ウメの咲く頃(幼虫のいない頃)に行うと効果的だと教わりましたので、これも併用

してみる予定です。

今年は、ミツバチヘギイタダニに翻弄されましたので、来年はダニ駆除には力を入れたいと思って

います。