気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

自宅のニホンミツバチが分封しました

2017年05月15日 | 日記

自宅で飼育していたニホンミツバチが分封しました。お昼前、突然巣箱の出入り口が騒がしくなり分封が始まりました。巣箱を飛び出したミツバチ達は、10分程庭の上空を飛び回り、その後、この時のために庭木に取り付けていた集合板に蜂球を作ってくれました。こうなると巣箱に回収するのは簡単。蜂球を新しい巣箱の中に落とし込み、彼らが落ち着いたところで別の場所に巣箱を移し、分封群の回収作業は終了しました。

https://youtu.be/SO4R6Fo3iD8

分封を始めた頃の巣門前の様子です。

https://youtu.be/yQA6TqaYqX4

巣箱近くの庭木に設置していた集合板に集まり始めた様子です。

集合板にミツバチが集まったところです。

蜂球に近づいて撮影しました。

重箱式巣箱の蓋を開け、蜂球を巣箱の中に落とし込み回収は一瞬でおしまいです。でも残ったミツバチを回収するためにしばらく巣箱を集合板の近くに置いておきます。巣箱に女王蜂が入っていれば、回収漏れのミツバチも次第に巣箱に入ってくれます。

夕方、元巣から離れた場所に巣箱を移動して、分封群回収はおしまいです。 

 


地面に蜂球を作った西洋ミツバチ分封群

2016年04月27日 | 日記

お里の知れない西洋ミツバチ分封群を見つけました。分封群の蜂球を見つけた場所は何と笹藪の地面ちかく。一部のミツバチは地面に付いています。

これでは蜂球の回収が難しい。分封群の蜂球は普通は木の枝などに出来るので、タマネギネットや布袋などに蜂球を払い落とて回収出来ますが、この状態ではそのやり方では無理。掃除機でも大量の落ち葉も一緒に入るため使えないし、一か八か板きれで蜂球の後ろからそっと蜂球を袋に搔き込もうとしましたが見事に失敗!ミツバチが騒いでしまいました。そこで、仕方無く準備していた巣箱を蜂球があった辺りに置いてみると、ミツバチ達は何と先を争うように巣箱に入っていきました。それも置いた途端の出来事でした。

そしてこの写真を撮影した後、カメラを動画モードに切り替えて撮影したのが次の動画です。

https://youtu.be/xcsDc7Wg72w

この動画の最後の方で女王蜂が巣門中央に向かって歩く姿がチラリと映っています。女王蜂は集団と一緒になって最後の方で巣箱に入ったようです。

それにしても、われ先に巣箱に入るよう先導した働き蜂たちは巣箱の内部も確かめもせず一斉に巣箱に移動したのは何故でしょうか。余程行き場所に困っていたのでしょうかね。


ミツバチの水飲み場

2016年03月21日 | 日記

ミツバチが増勢するこの時期、働き蜂は水を求めて飛び回ります。水は幼虫に与えるハチミツを薄めるためのものです。そのため我が家では庭には6箇所の水飲み場を設けています。

これはその一つです。ミツバチが溺れないよう枯れたホテイアオイもそのままにしています。足場に利用出来るよう木ぎれも浮かせています。しかし、ミツバチはこれらの6箇所の水飲み場よりも、何故か我が家の愛犬の水飲み場(ステンレス容器)によく行きます。そして、よく溺れます。見つけては掬い上げ、手の中で暖めていると息を吹き返しますがミツバチにも迷惑、こちらも面倒という具合です。

こんな感じで蘇生してくれるので妙な達成感が得られますが、水を求めて必死で飛び回っているミツバチにとってはいい迷惑ですよね。

そこで思いついたのが上の写真のような水飲み場です。麻袋を重ねてトレーに入れて水を張ったものです。ミツバチは溺れることなく、湿った麻袋から水をよく飲むようになりました。これが7箇所目の水飲み場です。現在犬の水飲み場にはほとんどミツバチは浮かなくなりました。きっとこちらの方が飲みやすいと判ってくれたのかも知れません。

 

 

 


西洋ミツバチ巣箱の改良

2016年03月04日 | 日記

一昨年秋、我が家の西洋ミツバチはミツバチヘギイタダニの被害で4群が全滅してしまいました。原因は夏場のダニ駆除が十分ではなかったからです。しかし、ダニ駆除を決して怠っていた訳ではありません。ミツバチ用に承認された医薬品であるダニ駆除剤(敢えて商品名は伏せます)を7月末から8月末まで6週間投与していました。それでも10月始めにはミツバチに寄生しているダニが散見されはじめ、粉砂糖によるダニ駆除を試みるなど手を尽くしたものの結局10月末には全ての蜂群が崩壊してしまいました。ミツバチに付くダニを見つけた時点では既に巣箱の中には相当数のミツバチヘギイタダニが存在していると言われていますので、夏場に投与していた承認医薬品のダニ駆除剤が全く効果を発揮していなかったことは明らかだと思います。

蜂場から1kmほど離れたところには田んぼもあり、毎年夏場にはイネのカメムシ対策の農薬も散布されていますが、農薬散布によってミツバチが弱り最後は蜂群の崩壊にまで至るという事態は今まで無かったことから、ミツバチにとっては農薬よりもミツバチヘギイタダニの方が恐ろしいのではないかと思うようになりました。但し、農薬により群勢が衰えているところにダニによりダメージを受けたということも想像出来ますが、女王蜂にまで3~4匹のダニが付いている程大繁殖してしまった蜂群を目の当たりにすると、やはりダニの影響の方が遥かに大きいのではないかと考えています。

そのため従来は承認医薬品だけでミツバチヘギイタダニの駆除を行っていましたが、これからは粉砂糖による駆除方法の他、チモバール(タイムの成分)やギ酸、そして昨年米国FDA(食品医薬品局)で承認されたというシュウ酸も取り混ぜ使っていく必要があるのではないかと考えるようになりました。つまり、承認医薬品2種とこれらの方法のいずれかもしくは全部を順番に定期的に施していくのがダニに耐性を与えず駆除効果を維持出来るのかなという考えです。因みにシュウ酸の効果を早速試した私の蜂友がその時の様子をブログで紹介しています。

これらの粉砂糖やチモバールを使う場合には、ダニは死なずに巣箱の底に落ちるため、巣箱の底にはゴキブリホイホイのような粘着性のあるものを敷いておく必要があります。そうしないと落ちてきたダニは歩いて巣板に戻ることになってしまいます。以前粉砂糖を試みた時にはガムテープを貼り付けた金網を巣箱の底に敷きました。しかし、それを着脱するためには一旦巣板を全て巣箱から取り出す作業が必要なため、それなりに手間がかかります。何か良い方法は無いかと考え、巣箱の底に引き出しを付ける改良をしてみました。

 これは木工が得意な蜂友に試作してもらった改良巣箱です。巣箱の底を刳り貫き、その下に引き出しが出し入れ出来るようにしています。この引き出しにガムテープを貼り付けた金網を入れて使う予定です。この方法の課題は引き出しの出し入れの際にミツバチを痛めないかということが考えられますが、まずはこれでやってみるつもりです。


カマキリの攻撃

2015年12月01日 | 日記

ミツバチのとってはスズメバチが一番の強敵ですが、その他にも沢山の外敵がいます。カマキリもその中に入ります。

これはスズメバチトラップの中にまで入り込み、巣箱から出入りするミツバチを捕まえて食べているところです。トラップの下からカメラを差し込みレンズを向けたところ睨み返されました。

これも巣箱の巣門前に陣取りミツバチを捕まえては食べまくるカマキリです。捕殺するには忍びないので、毎回見つけたら首根っこを捕まえて庭の片隅に投げておくのですが、また舞い戻ってきているようです。みんな生きるのは大変ですね。


スズメバチトラップから逃げるキイロスズメバチ

2015年11月30日 | 日記

一ヶ月程前の出来事ですが、スズメバチトラップに掛かっていたキイロスズメバチがトラップの編み目から抜け出すところを目撃しました。

もがいているところを見つけ面白そうなので部屋に戻りカメラを取りだし急いで撮影しました。カメラの設定を間違えフラッシュがたかれ夕方の映像のようですが、昼間の出来事です。この撮影の後すぐにキイロスズメバチは網から抜け出てしまいました。高々5.5mm程度の隙間ですが、余程小さなスズメバチだったのでしょう。今年も蜂場に幼虫の餌を求めてやってくるスズメバチを随分と捕殺しましたので、スズメバチの巣で待つ幼虫に十分な栄養が行き渡らず小さく育ったスズメバチだったのかもしれないなと思ったりして、ちょっとかわいそうになりました。


蜂蜜の争奪戦

2015年08月31日 | 日記

先のブログで書いたスムシ対策のため「B401」を散布した巣板を屋外で乾かしていると、僅かに巣板に残っている蜂蜜を採りにミツバチがやってきて激しい争奪戦を繰り広げました。取っ組み合いの喧嘩をしているミツバチもいます。戦う相手は恐らく他の巣箱のミツバチなのでしょう。

そして争いの終わった後には多数のミツバチの死骸が転がっていました。健気でかわいいミツバチたちですが、生き残るために熾烈な争いをしているのですね。

 

 

 

 

 


巣板の引き上げと巣板の保存

2015年08月31日 | 日記

採蜜の最盛期は過ぎ、巣板の数の調整が必要になってきました。そして減らした巣板の保存対策を考える時期となりました。私はシーズン後半の採蜜チャンスに巣板を減らすようにしていますが、採蜜直後の巣板は蜂蜜でベタベタです。そのため、採蜜後の巣板は一旦巣箱に戻し、翌日取り出すことにしています。そうすると、一晩でミツバチ達が綺麗にベタベタの蜂蜜を掃除してくれています(但し、掃除をした蜂蜜を改めて貯め直している巣板もあります)。

取り上げた巣板を保存する場合、注意しなければならないことがあります。それは、スムシ対策です。スムシ(ハチノスツヅリガ)は幼虫が巣板の原料である蜜蝋を食い荒らすばかりでなく、巣板の木部にも穴をあけます。つまり巣板がボロボロにされてしまうわけです。そのハチノスツヅリガが巣板に卵を生み付けている可能性が高いため、その対策が必要になるということです。 スムシ対策としては巣板を酸欠にして保存する方法と、予め巣板に生物農薬を散布してから保存する方法があるようです。私は両方の方法を併用しています。

まず、巣板にスムシの天敵微生物を利用した生物農薬を散布します。 

これは天敵微生物を利用した生物農薬「B401」です。バチルスチューリンゲンシスという細菌が入っているのだそうです。この細菌がスムシの幼虫のお腹に入ると、腸の中で毒素を出し幼虫を殺すそうです。ミツバチや人間には無害だそうです。使い方は簡単で、これを水で20倍に薄めて霧吹きで巣板に散布するだけです。散布後の巣板はよく乾かしてから、保管することになります。

私はこのようにビニール袋の中に入れて保管するようにしています。そして、我が家に生鮮食料を届けてくれる生協さんが配達ボックスに入れてくれているドライアイスをこの袋の中に放り込み密封して酸欠状態にしておきます。これはあくまでもドライアイスを捨てるのも勿体ないので使っているだけですが、普通は「B401」の散布だけで大丈夫だと思います。

昔講習会で教わった他の方法としては、上記のようにビニール袋に使い捨てカイロを入れる方法もあるようです。カイロが脱酸素剤の役割を果たして酸欠状態を作るのだそうです。

 


みつろうクレヨンを作ってみました

2015年07月23日 | 日記

ミツバチからの贈り物の一つに蜜蝋があります。蜜蝋はミツバチの体から分泌されたもので、巣の材料となっています。ミツバチを飼育していると、この蜜蝋が溜まってきます。勿論、古くなった巣板などを壊して自分で精製しなければ、使えるような蜜蝋は得られませんが、精製してみると何かに利用してみたくなるものです。今までに「みつろうワックス」「日本ミツバチのみつろうハンドクリーム」を試作しては楽しんできましたが、今回は「みつろうクレヨン」を作ってみました。せっかく作るのだったら、子どもが誤って口にしても大丈夫なクレヨンにしたいと考え、ココアを顔料代わりに利用してクレヨンを作ることにしました。作り方は以下のサイトの参考にしました。

 http://kumaguma-soap.blog.so-net.ne.jp/2013-09-24

蜜蝋には西洋ミツバチの蜜蝋、植物油にはエクストラバージンオリーブオイル、顔料はココア、それにベビーパウダーを利用しました。材料はこれだけです。配合は上記のサイトの配合としました。使った容器は紙コップです。

まず、ココアとベビーパウダーを混合した後、これらを紙コップに入れたエクストラバージンオリーブオイルに加えて十分に攪拌し、そこに蜜蝋(固形)を入れて湯せんをしました。

上の写真は、紙コップに入れた材料を湯せんしながら溶かし終わったものです。コップの底で固まりかけています。本当は別に作っておいた型に流し込んで固めるそうですが、今回は省略して、紙コップの中で固まらせました。

これは紙コップを切り裂き取りだしたところです。チョコレートの香りが漂います。

線を描いてみました。クレヨン風には描けるようですが、チョコレートの香りのするクレヨンとなってしまいました。これでは口に入れるなと言うのが益々難しくなるクレヨンに仕上がってしまいました。次は抹茶で試してみたいと思います。


蜂蜜泥棒と称されるメンガタスズメ

2015年06月10日 | 日記

今朝蜂場に行ってみたところ、写真の巣箱の脇でメンガタスズメが死んでいました。メンガタスズメはミツバチのフェロモンに似た物質でカモフラージュしながら巣箱に侵入し、発達した口吻で巣板に穴を開けて蜂蜜を盗み飲むと言われ、養蜂家に嫌われている蛾です。この写真のメンガタスズメはきっと巣箱の侵入に失敗し、ミツバチの反撃にあい、あえなく最期を迎えのではないかと想像出来ます。

この写真は2012年に巣箱の中から見つかったメンガタスズメと思われる死骸です。蜜蝋もしくはプロポリスを付けられミイラ状態でした。攻撃して殺したものの巣箱の中で腐敗させないように蜜蝋とプロポリスで固めてしまったのだと思われます。ミツバチの知恵ですね。


雄峰巣礎に王台が出来た!?

2015年05月14日 | 日記

ミツバチを飼育していると色々なことが起こり、その都度それに対処していかなければなりま

せん。昨年はミツバチヘギイタダニにさんざんな目に遭わされました。そのたため、今年はダ

ニ駆除対策に力を入れることにしました。その対策の一つに雄峰巣礎があります。雄峰は働

き蜂に比べるとサナギの期間が長く、その期間がミツバチヘギイタダニの繁殖には都合が良

いのだそうです。そのため、ミツバチヘギイタダニは働き蜂用よりも少しサイズの大きな雄峰

用の巣房を選択して入り込むそうです。そこで、雄峰用の巣礎を巣箱に入れておき、雄峰の

サナギごとミツバチヘギイタダニを処分する対策があります。因みに、ミツバチの雄峰は無精

卵から生まれる半数体だそうです。女王蜂は雄峰サイズの巣房を見つけると、その中に無精

卵を産卵するのです。

 これはポリカーボネート製の雄峰巣礎です。何度も使えそうなので使うことにしました。

4月に挿入していた雄峰巣礎には思惑通り雄峰の蜂児が沢山です。しかし、そんな雄峰巣礎の

中に王台を発見! 何故? 王台とは女王蜂を育成するための巣房です。わざわざ働き蜂が有

精卵が産卵されるよう巣房のサイズにリフォームしたのでしょうか。となりの巣板に行けば働

き蜂サイズの巣房はいくらでもあるのに。この蜂群は早く次の世代にバトンを渡したいのでし

ょうか。他の巣板にも沢山の王台がありました。そのため女王蜂を更新するサインと考え、対

処することにしました。


蜜源植物 ツツジ

2015年05月13日 | 日記

あちらこちらでツツジがきれいに咲いています。ミツバチにとってはツツジの花は、蜜源にも

花粉源にも良いとされていますが、今までミツバチの訪花を見るチャンスがありませんでし

た。しかし、先日やっとミツバチの訪花を目撃することが出来ました。目撃したのは夕方で、

ミツバチが訪花している一面はよい香りがしていました。しかし、香りの漂っていない場所

の花には訪花していません。どうもツツジは花は蜜の吹く期間が短く、その吹く時間も一日

のうちで限られた時間帯なのかなと感じました。


人工キンリョウヘン香の効果

2015年05月04日 | 日記

今年当地では3月30日に日本ミツバチが分封しました。そのため、4月初旬頃から捕獲用の

重箱式巣箱の仕掛けが始まりました。日本ミツバチに興味を持つ人が増え、捕獲出来そうな

場所が競合するようにもなってきました。

写真は二人の捕獲者が狭い範囲で棲み分けて仕掛けを置いている場所の写真です。写真

の左右で重箱式巣箱を仕掛けています。そして、両者共日本ミツバチを誘因するのにキン

リョウヘンと人工キンリョウヘン香の2種類を使っています。巣箱の形式はバラバラです。

A領域の仕掛けです。左側はキンリョウヘン、右側は人工キンリョウヘン香で日本ミツバチを誘因しています。

A領域では両方の巣箱に偵察蜂は来ていたようですが、最終的にはキンリョウヘンを置いた

巣箱に日本ミツバチが営巣を始めたようです。2つは巣箱の形式が異なります。

B領域は、手前はキンリョウヘンと人工キンリョウヘンの二種類を同時に置いている仕掛け、

奥は人工キンリョウヘン香のみです。

B領域でも偵察蜂はいずれの巣箱にも来ていたようですが、最終的には人工キンリョウヘン

香を付けた巣箱選択したうようです。なお、B領域での巣箱の形式は2つとも同じです。

この狭い領域で図らずも、キンリョウヘンと人工キンリョウヘン香の効果を比較することが出

来ましたが、両者の効果には差が無く、結局はミツバチの好みで決まるというようなことなの

ではないかと思われる結果となりました。


自然分封群の異常

2015年05月04日 | 日記

4月22日のお昼頃、不覚にも西洋ミツバチを自然分封させてしまいました。その日の朝の内検

作業で元巣に新女王が誕生(推定誕生日は4月19日~21日)していることを確認したばかり

でした。しかし、その元巣にどうやら見落として潰し損ねた王台が残っていたようです。実際

にその後見落としの王台が見つかりました。分封は見ている前で起こりましたので、木の枝

に集まって落ち着いたところで別の巣箱に回収することが出来ました。4月24日にはこの分

封群に女王蜂を確認しました。ところが、4月30日に分封群の内検してみたところいたはず

の女王蜂は見当たらず、巣房に多数の働蜂産卵が確認されました。働蜂産卵とは、働き蜂

が巣房の中に無秩序に複数の卵を産み付けることです。女王蜂が突然居なくなった場合に

発生するので、恐らく女王蜂が結婚飛行に失敗し、巣箱に戻れなかったためだと想像されま

す。しかしそれにしてもこんなに早くに働蜂産卵が始まってしまうなんて知りませんでした。

下の写真は巣房の中に無秩序に産卵されている働蜂産卵の様子です。

そのため、直ぐに他群の卵、幼虫、蛹の付いた巣板を導入し、この群れで再び女王蜂を誕生

させるための処置をして現在はじっと様子を見守っているところです。生み付けられた無精卵

はそのままにしていますが、それで良かったのか少し不安です。


結晶化した蜂蜜を溶かす工夫

2015年03月04日 | 日記

純粋な蜂蜜は冬場には結晶化が進んでしまうので使うときに困ることがあります。蜂蜜に熱を加えれ

ば結晶は溶けます。そのため、湯せんで溶かすのが一般的とされています。しかし、50℃以上の温

度を加えると蜂蜜中のビタミンや酵素、有機酸など体に良いとされている成分が壊れてしまうそうです。

これは1kg入りの蜂蜜ですが、横にしても全く動かない程固く結晶化してしまっています。これを50℃

以下の温度を保ちながら湯せんするのは結構大変です。

そこで、最近こんな方法を試しています。発砲スチロールの箱を二重にして湯せん用のお湯の温度を

極力維持する作戦です。内側の箱には瓶を並べ、50℃程度のお湯を注ぎ、蓋をします。外側の箱の

底には座布団を敷き、上には毛布やジャンパーなど保温するもので覆います。このようにすると比較

的簡単に溶解することができました。上の写真では、蜂蜜容器を小さな箱の中で寝かせているのでビ

ニール袋に入れています。発砲スチロールの箱はホームセンターで2個で400円程度で入手しました。