ミツバチが増勢するこの時期、働き蜂は水を求めて飛び回ります。水は幼虫に与えるハチミツを薄めるためのものです。そのため我が家では庭には6箇所の水飲み場を設けています。
これはその一つです。ミツバチが溺れないよう枯れたホテイアオイもそのままにしています。足場に利用出来るよう木ぎれも浮かせています。しかし、ミツバチはこれらの6箇所の水飲み場よりも、何故か我が家の愛犬の水飲み場(ステンレス容器)によく行きます。そして、よく溺れます。見つけては掬い上げ、手の中で暖めていると息を吹き返しますがミツバチにも迷惑、こちらも面倒という具合です。
こんな感じで蘇生してくれるので妙な達成感が得られますが、水を求めて必死で飛び回っているミツバチにとってはいい迷惑ですよね。
そこで思いついたのが上の写真のような水飲み場です。麻袋を重ねてトレーに入れて水を張ったものです。ミツバチは溺れることなく、湿った麻袋から水をよく飲むようになりました。これが7箇所目の水飲み場です。現在犬の水飲み場にはほとんどミツバチは浮かなくなりました。きっとこちらの方が飲みやすいと判ってくれたのかも知れません。