漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ
お早うございます。昨日は 不眠症 高齢者の夏カゼ の漢方相談が有りました。
昨日の続きです。(日経新聞2011年8月6日記事より)
プチ仮眠を取った人は、午後1時から2時台の眠気が少なくなったと感じ、実際に脳波を調べても眠気は減っていたそうです。実質10~15分ほどの睡眠でも効果があるのは確かなようです。
短時間で午後の眠気解消に効果があるプチ仮眠ですが、但し夜の寝不足分を本格的に補える程の効果は有りません。夜の寝不足は考えられている以上に重大で、本人が知らないうちにも蓄積してしまいます。
アメリカの研究グループの研究では、睡眠の少ない状態で、光に反応してボタンを押すという単純な課題での注意力の変化を1週間調べたところ、本人は眠気を感じていない場合でも正答率はじわじわと下がって行きました。
それに加えて、初日の正答率まで注意力を回復させるのに十分な睡眠で1週間かかったとの事です。睡眠不足の蓄積分は簡単には解消出来ない様です。
プチ仮眠は、昼間の眠気を解消させる手段としては有効のようです。
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お早うございます。昨日は 関節の腫れ 常習性便秘 の漢方相談が有りました。
(日経新聞2011年8月6日記事より引用) 午後の2時~4時は身体のリズムで眠くなる時間帯です。睡魔と闘っていると仕事の効率も上がらなくなります。
そこで、午後の眠気の解消に効果的なのが 「昼寝」 です。ただし昼寝と云ってもただ寝るのではなくいくつかのポイントがあります。
先ず第一に、眠る時間の長さは10分~15分程度にするのがコツです。30分を越えてしまうと起きた後に反ってボ~ッとしてしまうので注意が必要です。
人の眠りは最初は浅く、次第に深くなり、また浅くなるという周期を繰り返します。特に寝不足だと深い眠りに早く到達しやすく、眠りが深いところで起きると頭がしっかりと目覚めた状態に戻るまで時間がかかってしまうので、深い所まで行ってしまう前の15分程度が良いそうです。
明日に続きます。
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お早うございます。昨日は 静脈瘤 小児の風邪 腎不全 の漢方相談が有りました。
昨日(4日)の夜にNHK総合テレビで放映された 「脳がよみがえる~脳卒中・リハビリ革命」 は興味深い内容でした。
脳梗塞の患者さんの手足のマヒのリハビリは、通常6カ月を越えるとその後の回復が悪くなり効果が挙がらなくなる場合が多いのですが、番組では鹿児島県のある整形外科医が開発したリハビリの効果について特集していました。
今まで何としても動かなかった手足がわずか10分間位のリハビリで動く様になったり、どうしても出来なかった動作が出来る様になったのには驚きと共に感動的でした。
手足が自由に動くという事は、命令を下し信号を送る脳と末端の筋肉との間に回路が通じているという事ですが、脳梗塞では脳の一部に血液が通わず組織が駄目になるために信号を送れず、その結果手足の筋肉が思う様に動かせなくなります。
この画期的なリハビリは、不自由な患部(手足など)の筋肉を同時に刺激する事により、脳と患部の間に別の回路が通じるという事です。
但し、症状が重症であったり年数が経過しすぎている場合は効果が出ない事も多く、全ての患者さんがこれで改善かる訳ではないそうです。
番組ではもう一つの効果的なリハビリを紹介していました。それは患者さんをほめる事です。
ほめられた時の患者さんの脳は、血流や血液配分などが明らかに良い状態を示していました。また患者さん本人のモチベーションの向上に役立つのは云うまでもない事です。
リハビリ領域で次々と新事実が判明して来るのは喜ばしい事ですね、早く全国的に普及して欲しいものです。
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お早うございます。昨日は 不眠症 胃ガン の漢方相談が有りました。
昨日の続きです。(日本経済新聞2011年7月10日記事より)
国際ガン研究機関(IARC)の評価で、携帯電話の電磁波の影響が発ガン性評価で2Bと評価されましたが、これは3段階あるリスク評価のうち、第1段階である「障害性評価」 の一部という事になり、日本の総務省では 「リスクを定量的に評価していないので冷静に受け止めるべきだ」 との見解です。
国内でも携帯電話の発ガンのリスクを調べる動きはこれまでにも有り、東京女子医科大学の山口教授らは、1日当り20分を越えて携帯電話を使っている人が聴神経そう腫にかかるリスクは、遣わない人に比べ2.74倍高いとする論文をまとめました。
それでも山口教授は、「今回の実験だけで携帯電話とガンの因果関係は証明出来ない」 と語り、更に複数の疫学調査を実施した後、動物実験などと併せてリスク評価をする必要性を示唆しました。
最終的に携帯電話の電磁波について総合的なリスク評価が下されるまでには未だ時間がかかりそうです。どうしても気になるという方はイヤホンやマイクを使い、長電話を控えてメールでやりとりするという方法もあります。
仕事や生活の上で切り離す事の出来ないグッズですので、リスク評価が確定するまでは冷静に付き合って行くのが良いでしょう。
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お早うございます。昨日は 翼状片 声帯ポリーブ の漢方相談が有りました。
(日本経済新聞2011年7月10日記事より引用)国際ガン研究機関(IARC)のタスク会議は、携帯電話と脳腫瘍(神経膠腫・聴神経そう腫)に関する疫学調査や動物実験の結果から、携帯電話が出す電磁波の発ガン性を 「2B」 と評価しました。これは危険性を示す5つのランクのうち上から3番目で、コーヒーや鉛、ガソリン車の排気ガスと同程度のリスクです。
同会議は疫学調査の結果からは、携帯電話が出す2ギカヘルツの周波数帯の電磁波に長時間さらされると神経膠腫の発症につながるかもしれないと判断しました。一方、動物実験では明確な結論は出ませんでした。
疫学調査や動物実験の結果と併せて総合的に判断した結果、電磁波は 「人間に対して発ガン性が有るかもしれない」 と評価された様です。
とは云え、これはタバコの煙や化学物質のベンゼン、ポリ塩化ビフェニール(PCB)などよりも下のランクです。
明日に続きます。
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お早うございます。昨日は 中途覚醒 常習性便秘 の漢方相談が有りました。
昨日の続きです。
フレンチパラドックスの原因として、もう一つ注目されるのは、フランスにおける飲用水や食材の問題があります。
ベリエ、ヴィッテル、エビアンなど日本にも輸入されて有名なフランス産のミネラルウォーターはみなカルシウム分を豊富に含んでいますので、肉食で酸性に傾きがちな体質をアルカリ性に中和するのを助ける効果があると考えられています。
飲用水だけではなく、フランスの土壌で育った野菜や果物、穀物などは皆、日本のものに比べてカルシウム分を多く含んでいますので、これらの食材を用いたフランス料理は、動脈硬化や生活習慣病を引き起こしやすいという事にはならないのでしょう。
これは日本とヨーロッパの土壌の成り立ちによります。海中から持ちあがって出来たヨーロッパの大地は海底のカルシウム分を豊富に含んでいますので、土壌はアルカリ性になっています。したがって、ヨーロッパの土壌に育つ野菜や果物、穀物はカルシウムやミネラル分が豊富に含まれています。
それに対して日本は火山国なので、古代から火山灰か降り積もって出来た大地であり、土壌も酸性土壌になっていますので、野菜や果物、穀物はヨーロッパに比べるとカルシウムやミネラル分はどうしても少なくなります。
日本の場合、食養の上でカルシウム不足になりやすいという事を考えなくてはなりません。
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お早うございます。昨日は 高齢者の風邪 気管支拡張症 の漢方相談が有りました。
昨日の続きです。
フランス人は脂肪分が多い食事を摂っているのに動脈硬化症の発症が少ない 「フレンチパラドックス」 の原因の一つとして赤ワインに含まれるポリフェノールの作用が知られる様になりました。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、これは身体の中に発生する活性酸素を消去する作用がある事が知られています。活性酸素は体内において皮膚ではシワやシミの原因となり、また老化や動脈硬化、糖尿病、ガンなどの引き金になるものですので、これを有効に消去する事は大切なことです。
身体が若いうちは、体内で活性酸素を消し去る作用(SOD作用)の働きが強いのですが、この働きは年齢とともに低下しますので、高齢者になるとポリフェノールを摂取することがある意味では合理的なのかもしれません。
ちなみに日本人の場合は、飲料から摂取するポリフェノールとしてはコーヒーを挙げる方が最も多く(47%) 次いで緑茶(16%)の順でした。お酒が飲めない方はこちらの方が良さそうです。
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お早うございます。昨日は 坐骨神経痛 胃のポリーブ の漢方相談が有りました。
(日本経済新聞2011年7月10日記事より引用) 「フレンチパラドックス」 という言葉が有ります。フランス料理は肉料理が主体で、それにクリームやバターがたっぷり入ったソースをかけます。
食べ物に動物性の脂肪が多いので、当然フランスの人たちは動脈硬化になり、心筋梗塞など心臓・血管系の病気が多いと予想されるところですが、実はフランス人が心臓病で死亡する割合は他のヨーロッパ諸国に比較して少ないそうです。
脂肪分が多い食事を摂っているのに心臓病の死亡率が低いという訳で 「フレンチパラドックス」(フランスの逆説) と云われています。
パラドックスの理由として考えられているのが、赤ワインに多く含まれるポリフェノールです。フランス人はワインの摂取量が多い事で有名です。
ポリフェノールの作用について次回に御説明したいと思います。
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お早うございます。昨日は 胃ガン うつ病 成人のアトピー性皮膚炎 の漢方相談が有りました。
(日本経済新聞7月2日記事より引用) 先週の続きです。
月曜日の朝にどうも調子が出ないという方に向け、前述のアニメ演出家の須永浩子さんはある方法を提案されています。
それは、日曜日の夜にギアを入れてしまうというやり方です。「日曜日のよる8時位に明日の仕事の準備をすると、その後の睡眠が真ん中のリラックスモードとなり、翌朝から高い集中力で走り出せる...」 という訳です。
「サザエさん症候群」 という言葉も有る様ですが、日曜日の夕方からだんだん憂鬱になって来るという方はこの方法でエンジンをかけるのも良いと思います。
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お早うございます。昨日は 常習性便秘 高齢者の咳 の漢方相談が有りました。
(日経新聞2011年7月2日記事より引用) 集中力アップを常に心掛けている実例として、アニメ演出家の須永浩子さんの例があります。
須永さんは30年以上も机の前で1日12時間を過ごして来たそうですが、「集中には3つの質がある...」 と云っておられます。
1日を3つに分けて4時間ずつ集中力を 「中」、「低」、「高」の順にペース配分しているそうです。朝の4時間は中程度の集中力で、昼の4時間はリラックスして仕事をし、そして夕方の4時間は一気に集中力を高めて最も重要でクリエイティブな作業に没頭するそうです。
仕事の内容に応じて集中力に緩急をつけるのも長続きするコツと云えそうです。