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お早うございます。昨日は 慢性常習性便秘 眼底出血 の漢方相談がありました。
昨日の続きになります。
他に脳の働きを良くする食品として、大豆や玄米などに含まれるリン脂質のレシチンがあります。レシチンは脳の神経細胞の細胞膜などを構成する物質でIQ食品とも呼ばれています。
また神経細胞間の情報伝達に関係するタンパク質や炭水化物も有効です。積極的に摂りたいタンパク質としてはタコやイカに含まれるアミノ酸の一種であるタウリンで、集中力を高める効果があります。
炭水化物は神経伝達物質を送り出すエネルギー源になるのですが、これは消化されて血糖値を急激に上げる性質(ブドウ糖に変化するまでの早さが速い) のものよりも、ゆっくりと吸収される糖質(GI値が低い) の方がお勧めです。食品としては玄米や、全粒粉のパン・パスタ等が良い様です。
脳は大食いと云われ、栄養素をたくさん消費しますので栄養失調が最も良くないのですが、しかし動脈硬化を促進するトランス脂肪酸などの摂り過ぎ(マーガリン、ショートニング、ファーストフード等) には注意する必要があります。
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お早うございます。昨日は晴れていましたがものすごい暴風が吹き荒れた1日でした。高齢者の夜間尿 風邪 うつ病 原因不明の筋肉痛 の漢方相談がありました。
(日本経済新聞2010年11月20日記事より引用) うつ病、認知症などのほか、集中力の低下や感情のコントロールに悩む原因の一つに日頃の食生活の習慣があるとの事です。
脳の働きを良くするには、脳の神経細胞が喜ぶ栄養素を摂る事が大切ですが、専門家の間で脳の働きを改善させるのに特に重要視されているのはオメガ3系統に分類されている脂肪です。
具体的には、魚に多く含まれるDHAやEPA、またエゴマ油等に多く含まれるα-リノレン酸などがあります。これらの油は神経細胞をつくる材料であるため、不足すると脳の働きにも影響を与える様です。
明日に続きます。
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お早うございます。昨日は 花粉症 肝臓血管腫 の漢方相談がありました。
トランス脂肪酸はマーガリン等を製造する際や、油を加熱する過程において人工的に生成される油脂の一種です。
血中の悪玉コレステロールを増やして動脈硬化や心臓病の発症のリスクを高めるほか、アレルギー性疾患(鼻炎・ぜんそく・アトピーなど)の発症の原因になる事が近年知られて来ました。また、これを沢山摂取する高齢者は認知症を発症しやすいというアメリカの統計もあります。
加熱した油とは、ハンバーガーやフライドポテト、フライドチキンやドーナツなど、子供が好きなファーストフードのメニューにはほぼ例外なく用いられています。またファミリーレストラン等外食産業のメニューもしかりです。
このほか、ポテトチップスやクッキー、そしてマーガリンもトランス脂肪酸を多く含みますので注意が必要です。
家庭での調理ではフライパンでの炒め物等、どうしても油を加熱する機会は有りますので、熱を加えてもトランス脂肪酸を発生しない油、つまりオメガ9系に相当するツバキ油やオリーブ油の使用がおすすめです。
たまに調理するくらいなら問題はありませんが、毎日の様に食する場合はこのような工夫も心掛けた方が良いでしょう。
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お早うございます。昨日は 成人のアトピー性皮膚炎 風邪 の漢方相談がありました。
(朝日新聞2010年12月26日記事より引用) 小売り大手のセブン&アイホールディングスは、動脈硬化などの原因の一つとされているトランス脂肪酸を含む加工食品を原則として製造・販売しない方針を明らかにしました。
トランス脂肪酸とは食品に含まれる油脂の一種で、マーガリンやショートニング、クッキーなどさまざまな食品や菓子に使われています。特に唐揚げやフライ、ハンバーガーやドーナツなど熱を加えた油によってつくられるものはトランス脂肪酸が多く含まれています。
トランス脂肪酸はわれわれの健康に対する悪影響が知られていますので、アメリカでは2006年にニューヨーク市が市内の全てのレストランやファーストフード店で原則的に使用禁止にする様条例を改正した経緯があります。
日本ではこのトランス脂肪酸の害について、厚生労働省は何の見解も打ち出してはいなかったのですが、今回のセブン&アイの英断は、食品を製造・販売する企業として国民の健康問題への影響を考慮したもので、大変に評価出来るものと思います。
トランス脂肪酸について、次回以降もう少し詳しく御説明致したいと思います。
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お早うございます。昨日は 不安神経症 原因不明の筋肉痛 胃痛 の風邪 の漢方相談がありました。
(日本経済新聞2010年9月26日記事より引用) 日本人が長く主食として来た米に糖尿病を防ぐ効果がある事が最近の研究で判明して来ました。
東大農学生命科学研究科の尾崎教授らのマウスを用いた実験で、米ぬかに多く含まれる脂質の一種であるガンマオリザノールが、糖や脂肪の分解を促すアディポネクチンというタンパク質の分泌を強めて糖尿病を予防する事が判明しました。
教授等はこの成果を、近年のコメ離れが糖尿病や肥満の増加に拍車を掛けているのではないかと推測しています。
日本人は遺伝的に、アディポネクチンを作る遺伝子に欠陥を持つ比率が高く、統計的に糖尿病になりやすいとされています。長年コメを主食とすることでアディポネクチンの不足を補って来たのですが、コメを食べる量が減ったので糖尿病になりやすくなったと教授らは推測しています。
コメの消費が減っているとは云え、日本では毎年約100万トンの米ぬか生産量があります。このうち約50万トンは業務用の油などに使われていますが、残りは廃棄物として捨てられてしまっていますので、昔の様に米ぬか油が一般的に広く使われる様になれば資源の利用と糖尿病の予防の一石二鳥になるのですが良い方法がないのが現状です。
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お早うございます。昨日は 気管支喘息 足のむくみ の漢方相談がありました。
今年の梅雨は特に雨が多いようですが、梅に関する話題を1つ。
(日本経済新聞2010年6月2日号より引用) 和歌山県立医大はH1N1型のインフルエンザウィルスの増殖を抑える物質を梅干しから発見したと発表しました。
同医大によると、新型インフルエンザ(H1N1型)にも効果が期待されるとの事です。
これは世界で初めて見つかった物質で、ポリフェノールの一種でエポキシリオニレシノールと名付けられました。
同医大の宇都宮洋才準教授によると、梅干しを1日に5粒程度食べればウィルスの抑制が期待出来るとの事です。
梅干しの大きさもいろいろありますが、それよりも大事な事は、市販の加工品でなく自家製の本物の梅干しの方が効果が高いと思われます。
梅干しは体液をアルカリ性にし、また血液をサラサラにしますので、インフルエンザだけでなく万病を遠ざける養生法として私も店頭でよくお勧めしています。
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お早うございます。昨日は 慢性頭痛 うつ病 不眠症 の漢方相談がありました。
昨日の続きです。
厚生労働省の食事摂取基準が5年ぶりに改訂され、その大きなポイントの1つとして塩分摂取の目標値がまた下げられた事があります。
塩分の1日当り摂取目標値は、欧米諸国が1ケタ台である事が根拠の1つになっている様ですが、栄養学を深く幅広く研究している学者の間には 「北緯50度の栄養学」 という言葉があります。
つまり、近代における西洋医学や栄養学の発展は、ベルリン(北緯52度)、ミュンヘン(同48度)等の緯度の地域が中心になって発展を遂げたため、この気候風土に生活する人間を中心に考えられたものであるという事です。
日本では北海道の稚内が北緯45度です。先に挙げた都市もそうですが寒くて雨が少ない地域です。植物が育ちにくいため、この地域の人々は昔から動物を食生活の中心としており、日本に比べると肉食や乳製品の摂取が格段に多い地域です。
さて、乾燥した寒い地域ではあまり汗もかかず尿の出る量も少ないので、塩分を体外に排泄する量が少なくなります。
一方で日本は高温多湿ですので汗をかく量も尿量も多くなります。従って体外に排泄される塩分の量も欧米のこれらの地域の人々とは比較にならない位多くなります。欧米人の塩分摂取量が少なくて済む理由にはこのような背景があります。
日本では昔から味噌、醤油、ひしお等の塩分の多い調味料が発展し、また保存食としての漬物や塩辛は塩分と同時に菌類を食する事で腸管免疫の向上に役立って来ました。
塩分を減らしてこれらの食品を作ろうとすると、必然的に防腐剤などの食品添加物を多く用いなくてはなりません。日本の気候風土に生活する日本人が欧米人波に塩分を控えようとすると塩分不足のほかさまざまな点で健康に悪影響を及ぼす事になります。
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お早うございます。昨日は 痔 慢性ニキビ 慢性頭痛 気管支炎 の漢方相談が有りました。
サッカーW杯、岡田ジャパン見事です。昨夜は私も最後まで見てしまいました。
(日本経済新聞2010年5月9日記事より引用) 厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」 がこの4月に5年ぶりに改訂されました。
改訂の大きなポイントの1つが、塩分摂取の目標値が更に引き下げられた事です。1日摂取目標値が男性で9グラム未満、女性で7.5グラム未満となりました。
ところでこの根拠が実に乱暴です。国立健康・栄養研究所の栄養疫学プログラムリーダーのM氏は 「高血圧予防の観点から云えば塩分の摂取量は少ないほど良い」 との持論を述べていますが本当にそうでしょうか?
日本の気候風土に生活する日本人の体質的特性も考慮せずに、欧米の基準を見倣って目標値を設定し実行しようとするのには大きな無理があると共に、日本中に半病人を沢山造り出す事になってしまいます。様々な角度からの検証が必要です。
明日に続きます。
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お早うございます。昨日は 花粉症 慢性頭痛 アトピー性皮膚炎 の漢方相談がありました。
七味唐辛子では、東京のやげん堀、京都の七味家、長野の八幡屋が昔から有名です。その他大手食品メーカーの製品もあります。
みな七種類の薬味(香辛料) で出来ていますが、中身が微妙に違います。赤唐辛子、山椒、黒胡麻、麻の実は皆同じですが、例えば七味家のは青海苔や白胡麻が入っており、やげん堀のは芥子(ケシ) の実が入っています。八幡家のは寒い土地柄のためか生姜が入っています。
七味唐辛子の発祥は、江戸時代の初期に江戸の薬研堀で作られたのが最初と云われています。薬研の名が示す通り、薬問屋が集まっている土地ですので漢方薬の材料から発展した様です。
昔は衛生状態が悪く、特に夏は冷蔵庫など無かったので、生ものが腐るのを防ぐ薬味は欠かせないものでした。夏には弱った胃腸を動かして食欲を増し、消化吸収を助ける働きがあり、冬には身体を温める効果もあります。
唐辛子や生姜、ワサビやネギ、ミョウガなど日本古来の薬味を見直してみませんか。
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お早うございます。昨日は祝日でも営業日でした。 心臓神経症 アトピー性皮膚炎 花粉症2件 の漢方相談がありました。
21日の日曜日は 恒例の漢方研究会の例会に出席してまいりました。生薬研修 皮膚病研修 経絡研修 食養研修と夕方まで中身の濃い勉強をしました。
食養研修では、春の季節の食の養生法について学びました。春は気候が急に暖かくなり、体内に熱をため込む様になりやすいので肝に負担を掛けやすい季節です。
江戸時代の食養家の石塚左玄という人は、「春は苦味、夏は酢の物、秋は辛味、冬は脂を合点して喰らえ」 と四季の食養を述べていますが、春先は肝を守るために酸味と共に苦味に相当する緑の野菜を食べるのが理想です。
冬眠していた動物も、眠りから覚めると先ず木の芽を沢山食べて糞を出し、体内の解毒を図ります。苦味に相当する食材としては、緑の野菜や山菜はまだそんなに出回っていませんので、タケノコやフキノトウはこの時季によく合った旬の食材です。酢味噌や梅干しなどの酸味と合わせると更に理想的な食べ方になります。