目指せ!映画批評家

時たまネタバレしながら、メジャーな作品からマイナーな作品まで色んな映画を色んな視点で楽しむ力を育みます★

SP 野望篇 ★★★

2010-12-22 01:31:00 | ★★★
友達に送った映画の感想から抜粋です。一部訂正してます。
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ストーリーは陰謀史が好きな人向けですよね。
でもSPという題材だとあれくらいとんでもないやつらが現れないとあれくらい派手なアクションさせられませんからねえ。犯人たちのあり得なさっぷりが凄かったですねえ笑。

でもTVシリーズは結局緒方さんや自殺した上役が政府に警鐘を鳴らすためにわざと大きな被害は出ない形で警備課で守りつつ、警備情報を犯罪者にリークしてたわけでその結果、部下の命は確実に危険にさらされてたわけで緒方さんたちが達成したい大義というのがいまいち見えてこないというか、ラーメンズが警護対象だった回で苦悩したり、井上を引き抜きに来るときの緒方さんのキャラと差がありすぎますよね。
別人なんかな、って思うくらい最終回以降の緒方のキャラには一貫性に欠けてしまうのが残念。でも映画としてはこの方が俄然盛り上がるんですよねえ。
この辺りは本広さんとかの踊る組の悪い影響がありそうです苦笑。なんだか印象だけで悪そうな香川照之の悪役も含めて。こういう「悪いやつなんだぞ~」みたいなイメージだけで悪いキャラクター描写はほんともう見飽きました。もっと工夫して欲しいです。演出だと思いますけど。

でも踊るではやりたくても出来なかっただろうスマートかつ派手なアクションは本当に毎よかった。警棒アクションとかトラック上でのアクションとか本当にかっこよかったし。最初のシークエンスは本当にカッコよかったね。やっぱりあれくらいはやってくれないとと思います。
毎回井上の超能力で大惨事は回避してるんですが笑、映画的には個人的にはあれくらいの大惨事が起きてもいいような気はします。

音楽は基本路線は変えなかったのはよかったですね。
ちゃんとサントラ聞いてないけどTVシリーズよりも音源とか豪華になったのかなあ・・・。

良かったところはアクション。
良くないところは悪役の設定、描写ですかね。今後のこういうジャンルの映画の課題と思います。


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