目指せ!映画批評家

時たまネタバレしながら、メジャーな作品からマイナーな作品まで色んな映画を色んな視点で楽しむ力を育みます★

スター・ウォーズについて(ネタバレ雑談)

2005-07-10 01:10:45 | 映画とワタシ
あ、トラバはこの記事ではなく、下にある映画本編の記事にお願いします。あくまで
この記事は雑談ですので。

今日ようやく友人が「シスの復讐」を見てきたらしく、メールでいくつか感想をやりとりしました。
私はネタバレして喋ってなかったので彼はとても純粋に楽しむことができたようで、かなり誉めていました。
先輩も見に行くらしいし、今日私は知り合い数人に「よくわかる30分で即理解できるスターウォーズ講座」を開き、知り合いと知り合い以外の聴衆から拍手を受けました(笑)日本でも大ヒットしてほしいものです。最後のお祭りですからね!

さて、ネタバレ雑談ということで私が映画をみたときの感想である
「メイス・ウィドウ最強説」について友人と議論してみた。ここからは「だ・である口調」である。

メイスはエピ2で銀河最高の賞金稼ぎと呼ばれるジャンゴ・フェットを一撃のもとに
葬り去っているという事実がまず前提としてある。

メイスの詳細についてはコチラを参照していただきたい。

彼は人間タイプのジェダイの中では異例の若さでジェダイ評議会に所属していることからも
その実力の高さがうかがえる。ヨーダと同等の発言力を有することから、おそらく実力もヨーダと
同等かそれに匹敵するものがあると考えられる。

さきほど紹介したサイトにはこうある。
<メイスはジェダイ騎士団で最高の剣士であり、「フォーム7」の戦闘スタイルを習得した数少ないジェダイの1人でもあるのだ。「フォーム7」はその攻撃的な本質から危険なダークサイドに近づきやすく、真に才能あるジェダイだけが到達することのできる最高のスタイルとされている。共和国末期の評議会に籍を置いたジェダイの中でも、メイスはおそらく最も勇敢かつタフな戦士であり、事実、過去に無数の戦いを勝ち抜いているのだ。>
この設定と関係するものではないのだが、メイスのライトセーバーは特別に紫の光を放つものとなっている。(確かサミュエル・L・ジャクソンがルーカスに紫にしてほしいって言ったんだと思う)

おそらくライト・セーバーを使用した戦闘においてはジェダイの騎士の中でも最強を誇るということがわかると思う。つまり、騎士団の長ヨーダをもしのぐかもしれないというわけだ。ジェダイ騎士たちのもとを離れたドゥークーはかなりのフォースを身に付けてはいたが、ライトセーバー戦ではヨーダと互角?だった(エピ2)
このことからメイスはドゥークーをも凌ぐ剣士である可能性が高い。

また、エピ3ではダース・シディアス(以下皇帝)と対時することになる。
このとき、周囲にいた3人のジェダイの騎士は瞬時に皇帝に斬殺されるが、メイスはそうはいかなかった。
むしろ、銀河系最強の剣士は皇帝に敗北するどころか剣では圧倒し、皇帝のライトセーバーを叩き落すことにまで成功し、後一歩まで追い詰めることに成功する。

私の友人は「皇帝はアナキンを暗黒面に取り込むためにわざと負けたのでは?」という説を展開した。
もちろん、その可能性は大いにある。
だが、あまりにリスクが伴いすぎるし、アナキンが誘いに乗らなかった場合、メイスは皇帝の首を一刀のもとに切り捨てることも可能な位置にいたことを考えると非常にリスキーだと思うのだ。

皇帝やドゥークーが使用したシス独特の攻撃であるいわゆる「シスの電撃」が非常に強力な攻撃力を誇っているのは、ルークやダース・ベイダー、アナキンが大ダメージを負ったところからも推察できるが、
エピ2においてヨーダはそれを受け止めており、エピ3においてもメイスがライトセーバーで見事に皇帝の電撃は受け流している。アナキンがメイスの腕ごとセーバーを剥ぎ取るため、受け流すことが出来なくなったわけだが、それがなければ、皇帝はかなりピンチだったはずである。
アナキンが余計な横槍を入れなければ、メイスは皇帝を倒せたはずである。(まあ、そうなるとサーガが成立しないから絶対ありえないのだけど泣)

結論としては、メイスは限りなく戦闘力という面では銀河最強だったが、謀略や知略、暗黒面のフォースは戦闘のみに発揮されるものではなく、皇帝の真の力はそちらにあったとも考えられるわけだ。皇帝の恐ろしい部分はそこにあったとも考えられる。

逆に考えると、皇帝にはどれだけピンチに陥っても必ずアナキンは自分の軍門に下る、という自信があったのだろうとも考えられる。あっさりと屈強の手駒であるドゥークーを切り捨てたシーンからもそれは顕著だ。言葉巧みにそれこそ、アナキンがあどけない9歳の頃からじわじわとその心の中に病理のように巣食った皇帝の言葉の数々はついにパドメの命という格好のエサで釣ることによって、アナキンの心を暗黒面に引きずり込むことに成功した、と考えられなくもない。皇帝の影の動きはエピ1の時点で始まっていたわけだから。ということは、皇帝の目にもわかるほどアナキンは若い頃からその巨大なフォースを感じさせていたことになる。(まあ、通商連合の戦艦を中から巧みに撃破したのだから当然と言えば当然か。戦闘機の操縦にもフォースは応用できるらしいし)

戦績のみで考えると、
× ヨーダ  vs皇帝 ○(実力差は感じられなかったが・・・皇帝の辛勝?)

× メイス  vs皇帝 ○(アナキンの助力つき・・・皇帝の辛勝)

× オビ=ワンvsドゥークー ○(かなりの実力差をかんじさせる負け方)

× ドゥークーvsアナキン  ○(圧倒的に勝った雪辱戦)

× アナキン vsオビ=ワン ○(地の利を活かして辛勝)

× グリーバスvsオビ=ワン ○(いい勝負だった、弱点さえなければ)

ちなみにそれ以外の戦闘(エピ2)

× アナキン vsドゥークー ○(惨敗、腕なくしたし)

× オビ=ワンvsドゥークー ○(惨敗、手も足も出ず)

  ヨーダ  vsドゥークー  (セーバーでもフォースでもほぼ互角・ヨーダが上回った?)

× ジャンゴ vsメイス   ○(ジャンゴ瞬殺・ジェットパックなかったけど)

  ジャンゴ vsオビ=ワン   (引き分け?いい勝負だった)

(エピ1の戦闘)

× クワイ=ガンvsダース・モール ○(かなりいい勝負だったが・・・)

× ダース・モールvsオビ=ワン   ○(辛勝、やや不意打ち気味)

(戦闘以外で予想される力関係)

ドゥークー>クワイ・ガン

(おまけ)
ルーク>ダース=ベイダー
ベイダー>皇帝
オビ=ワン(じいさん)<ダース=ベイダー(いい年したおっさん)

色々考えてみるとやっぱり、単純な戦闘力ならメイスは一番強いように思う

オビ=ワンはどっちかというといぶし吟な強さですね。辛勝や敗北、が多ですし。

アナキンは素質だけなら皇帝をも圧倒できたはずなのに、暗黒面にとらわれ、ダースベイダーとなり、
肉体を機械化してしまったことによりその機会も失われてしまった、とパンフにはありました。

皇帝は結局は総合値で全てを超越してたってことでしょう。
また、フォースの力というのは世の中どこにでもあります。そして、クローン大戦を経験した
銀河ではフォースの暗黒面が増大しており、ジェダイ騎士たちも本来の強大な力がある程度
抑制された可能性もあります。


ふう・・・熱くなってしまいましたね。
まあ、こうやって一人一人が色んな話を展開出来る、
コミュニケーションツールとへと昇華されている題材というのは
案外と少ないものです。色んなキャラの視点から何度も映画を見渡してみると
きっともっと色んなことが細かくわかるのでしょう。
こういった楽しみ方もできるのですから未見の方はぜひ。

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