何だか禅問答みたいなタイトルですが・・・仕事関係の話題ですよ。
タイトルだけご覧になって「はは~ん」と気がついた方はかなりの園芸通でしょうねぇ。
ここで言う「低くなる」のは気温の事で「高くなる」のはバラの切り花の背丈のことです。
すなわち「気温が低くなると・・・切り花の背丈が高くなる」が正確な文章でありますよ。
賢パパ、この時のブログに「到花日数」と言う用語を使いましたが・・・憶えていらっしゃる方はほとんどいないと思います。
無理もありませんよ、一般にはなじみの薄い言葉ですからねぇ。
そこで今日はこの「到花日数」のお勉強を。
ネットで調べてみましょうかね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/1a/152b545783c885c8f1b2fbd1de9b7cda.jpg)
すると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/98/9ae835075bdd97a7d15d38e0f1ea2d22.jpg)
読むのが面倒だとおっしゃる方には要約した説明ですな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b5/a40021d180780807fd18d5b8063389c9.jpg)
ひと言で申しますと「つぼみが着いてから花が咲くまで」の日数の事であります。
この日数を決める要因にはいくつかあるのですが一番のポイントが「温度」と言うことでして・・・夏場の気温の高い時に比べて気温が下がって来た今の時期は「到花日数」が長いのです。
一方で茎の成長は温度などの影響を受けることが少ないために到花日数が長くなれば切りごろとなった時の茎の長さが夏場に比べて長くなる・・・ぢゃまいか。
これがタイトルの文章の種明かしと言うわけでありました。
今朝の温室内に足を踏み入れてみますと・・・こんなに長く伸びた枝がたくさん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9d/e0cb02383501ffef96ccfbd13073b928.jpg)
これらの一本一本を見ながら・・・これは切りごろ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f3/d32e5bb9b74e841703527b087b861181.jpg)
これはまだ少し早すぎる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/86/9753fc98fb14fba69faa6dbcb34439a6.jpg)
などと見極めながら収穫をして行くのが賢パパの日課でありますよ。
で、この日はこのピンクの種類を150坪分と
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/09/063b25776bfb47e0116bd462396ecca1.jpg)
オレンジも同じく150坪分
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/65/06bd01202b7997cf97f7721c25fc1e0d.jpg)
ピンクは賢パパが切りながらある程度長さを揃えたので同じくらいの長さになっていますが・・・オレンジはそれをしなかったので長さがバラバラ。
バラの花ですから無理もありませんがね。
冗談はさておきまして・・・オレンジになぜ長さの違いが出たのか?
それは・・・長さによって値段に違いがあるから。
ピンクの方は全て十分な長さがあるので賢パパが調整して同じくらいの長さに切りそろえたのですがオレンジの方はそうではありません。
一番長いものでもピンクよりはかなり短くて短いものだと更に短い。
つまり、オレンジは全部可能な限り長く切った・・・と言うわけであります。
これを「選花」と言う作業を受け持っているパートさんが10cm刻みでいくつかのグループに分ける。
それを10本ずつの束にして集荷場に持って行って・・・専門のパートさんが30本ずつ箱詰めにして市場に送る・・・とまあこんな流れになっております。
おっと、肝心の茎の長さの話なんですが・・・昔は一時「長さ至上主義」みたいな時期があったようで1mもあるような長さのものが重宝されたと聞いたことがありますが・・・今ではそれほどでもないようでありまして文字通り「無用の長物」なのかも知れませんね。
涼しくなったと言いましても今日の温室内の温度は33℃くらいになっていました。
まだまだ熱中症対策を怠ることが出来ない今日この頃の賢パパであります。
タイトルだけご覧になって「はは~ん」と気がついた方はかなりの園芸通でしょうねぇ。
ここで言う「低くなる」のは気温の事で「高くなる」のはバラの切り花の背丈のことです。
すなわち「気温が低くなると・・・切り花の背丈が高くなる」が正確な文章でありますよ。
賢パパ、この時のブログに「到花日数」と言う用語を使いましたが・・・憶えていらっしゃる方はほとんどいないと思います。
無理もありませんよ、一般にはなじみの薄い言葉ですからねぇ。
そこで今日はこの「到花日数」のお勉強を。
ネットで調べてみましょうかね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/1a/152b545783c885c8f1b2fbd1de9b7cda.jpg)
すると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/98/9ae835075bdd97a7d15d38e0f1ea2d22.jpg)
読むのが面倒だとおっしゃる方には要約した説明ですな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b5/a40021d180780807fd18d5b8063389c9.jpg)
ひと言で申しますと「つぼみが着いてから花が咲くまで」の日数の事であります。
この日数を決める要因にはいくつかあるのですが一番のポイントが「温度」と言うことでして・・・夏場の気温の高い時に比べて気温が下がって来た今の時期は「到花日数」が長いのです。
一方で茎の成長は温度などの影響を受けることが少ないために到花日数が長くなれば切りごろとなった時の茎の長さが夏場に比べて長くなる・・・ぢゃまいか。
これがタイトルの文章の種明かしと言うわけでありました。
今朝の温室内に足を踏み入れてみますと・・・こんなに長く伸びた枝がたくさん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9d/e0cb02383501ffef96ccfbd13073b928.jpg)
これらの一本一本を見ながら・・・これは切りごろ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f3/d32e5bb9b74e841703527b087b861181.jpg)
これはまだ少し早すぎる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/86/9753fc98fb14fba69faa6dbcb34439a6.jpg)
などと見極めながら収穫をして行くのが賢パパの日課でありますよ。
で、この日はこのピンクの種類を150坪分と
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/09/063b25776bfb47e0116bd462396ecca1.jpg)
オレンジも同じく150坪分
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/65/06bd01202b7997cf97f7721c25fc1e0d.jpg)
ピンクは賢パパが切りながらある程度長さを揃えたので同じくらいの長さになっていますが・・・オレンジはそれをしなかったので長さがバラバラ。
バラの花ですから無理もありませんがね。
冗談はさておきまして・・・オレンジになぜ長さの違いが出たのか?
それは・・・長さによって値段に違いがあるから。
ピンクの方は全て十分な長さがあるので賢パパが調整して同じくらいの長さに切りそろえたのですがオレンジの方はそうではありません。
一番長いものでもピンクよりはかなり短くて短いものだと更に短い。
つまり、オレンジは全部可能な限り長く切った・・・と言うわけであります。
これを「選花」と言う作業を受け持っているパートさんが10cm刻みでいくつかのグループに分ける。
それを10本ずつの束にして集荷場に持って行って・・・専門のパートさんが30本ずつ箱詰めにして市場に送る・・・とまあこんな流れになっております。
おっと、肝心の茎の長さの話なんですが・・・昔は一時「長さ至上主義」みたいな時期があったようで1mもあるような長さのものが重宝されたと聞いたことがありますが・・・今ではそれほどでもないようでありまして文字通り「無用の長物」なのかも知れませんね。
涼しくなったと言いましても今日の温室内の温度は33℃くらいになっていました。
まだまだ熱中症対策を怠ることが出来ない今日この頃の賢パパであります。