黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

御三家

2014-09-09 05:26:33 | ちょっとした知識
「御三家」は最近では「死語」になった感もありますが昔は良く耳にした言葉ですよね~。

元々の意味は江戸時代に徳川将軍家に連なる尾張徳川家・紀州徳川家・水戸徳川家の3家が「御三家」と呼ばれて並みいる諸大名の中でも特に別格扱いされていたことに因んだ表現でありまして・・・それが転じて、ある分野で最も有力な、最も有名な、最も高く格付けされた、あるいは最も人気がある3者を総称する際の表現のひとつとなったようです。

で、歌手の御三家と言えば橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦さんでありまして・・・その後こんなメンバーの「新御三家」なる名称も出現しましたね。


でも、ここで話題にする「御三家」は芸能ネタではありませんで・・・賢パパの仕事がらみの「御三家」であります。

賢パパの仕事と言えば勿論「バラ園労働者」でありまして・・・今日の話題もそのバラに関係のあることぢゃまいか。

賢パパが毎日の仕事にしているのは「バラ」の生産ですが「バラ」の下には「切り花」の三文字が加わりますよ。

「切り花」と言えば花屋さんのメインの商品ですが皆さんはこの「切り花」の種類をいくつぐらい言えるでしょうか?

10種類以上言える方は相当花に詳しい人で5種類も言えれば合格点です。

この「農水省」の統計を見ていただければ10種類を思い出すかも知れませんね~。


これらの切り花の中で「御三家」と言ったら・・・何が来るのかお分かりでしょうか?

勿論賢パパが関わっている「バラ」もそのひとつでありますが・・・昨年の生産数が約2億8700万本


そしてバラよりも若干多い約3億本にカーネーション


このふたつが二位と三位になりますが・・・それではトップは何の花でしょうか?

これがぶっちぎりの第一位となる「菊」であります。


おっとこれじゃなくて・・・こちらですか

あぁ、これは食用菊か。

その菊の数字ですが驚くなかれ、作付け面積も出荷数量も二位、三位とは一桁違う・・・ぢゃまいか。


これがほんとの「けた違い」と言うやつでありますよ。


「どうして菊が・・・?」と不思議に思われたあなた・・・この写真を見ていただければ納得なのでは?


えぇ、菊の花の使い道で圧倒的に多いのが「仏花」用としてであります。

もう何十年も前のことになりますが・・・って今年が平成26年ですから26年前のことですかね、昭和天皇のお葬式の時はお亡くなりになる直前から「白い菊」の花の需要が高まり値段が高騰したそうでありますよ。

おっと、今日の主役は「菊」でも「カーネーション」でもなくて「バラ」であります。

その「バラ」の切り花の出荷数なんですが・・・全国で第二位にランクされているのが賢パパの住む静岡県。


一位はお隣の愛知県でありまして・・・愛知はバラだけでなく「菊」の生産数においても全国一の園芸王国でありますよ。

と言うことで・・・今日の話題は「切り花の御三家」でした。

今朝は雨上がりで日本一がくっきりと見えています。

輪郭がはっきりしているので超アップにしてもピントが合っていましたよ。






今日はいつもより30分ほど遅出になるのでのんびりとした朝になっています。

全米オープンの途中までは速報で見て行けそうです。

ごきげんよう~。