Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

性の分類に関する記事

2013年12月14日 13時18分03秒 | Weblog
Why We Need More Than Three Genders
by BARBARA J. KING
December 12, 201312:55 PM


 ジェンダーについて、わりに面白い記事

 引用されている記事。
A Map of Gender-Diverse Cultures


On nearly every continent, and for all of recorded history, thriving cultures have recognized, revered, and integrated more than two genders. Terms such as transgender and gay are strictly new constructs that assume three things: that there are only two sexes (male/female), as many as two sexualities (gay/straight), and only two genders (man/woman).

Yet hundreds of distinct societies around the globe have their own long-established traditions for third, fourth, fifth, or more genders. Fred Martinez, for example, was not a boy who wanted to be a girl, but both a boy and a girl ― an identity his Navajo culture recognized and revered as nádleehí. Most Western societies have no direct correlation for this Native “two-spirit” tradition, nor for the many other communities without strict either/or conceptions of sex, sexuality, and gender. Worldwide, the sheer variety of gender expression is almost limitless.



 性に関しては、例えば、生物的観点から、性愛、恋愛の対象の観点から、そして、 社会的役割、趣味の観点から、 から区別されることがあるわけですね。

例えば、日本語の用法が定まっていないので適当にあてますと

生物的には、 オス メス
性愛的には  男  女
社会的には、 男性 女性

とういような2項対立的な分類があって、そのうえで、最近、ときどきつかわれるようになった、性的マイノリティーの、LGBTといった分類がでてくるわけですね。
Gay
Lesbian

Bisexulty
ゲイ、レズ、バイというのは、その人の恋愛対象や性的対象(romantic or sexual attraction)による分類なわけですね。ゲイというは、恋愛対象、情欲の対象が同性、レズビアンはそのうち、女性で、女性が恋愛、性的対象の人たちで、バイというのは、恋愛対象、性的対象が男性および女性。
で、Transgender は性同一性障害とか、男性の女装趣味というように、おもに、性別的役割や趣味の一部または全部が反対の性別の場合を指すわけですね。

 いずれにせよ、この オス vs メス 男 vs 女  男性 vs 女性 といった2項を基礎にして、女で男性的な性器をもつ人とか、男で男が好きなひととか、男で性格が女の人とか、というような分類になっている。
 
 けれども、それにおさまらない人もいるし、そうした分類自体が、男女2項中心主義的であるし、また西洋中心主義的で、例えば、、第3の性というのが認められている文化もある、というわけですね。

 つまり、西洋では、喩えれば、赤と緑、あるいは、白と黒、といった2色を原色として、他の色は否定されていたり、あるいは、否定されない場合でも、他の色が、その原色を基礎に赤+緑の混合みたいに、表現されていたわけですが、文化によっては、そもそも、赤と黄と緑、といったように、3色が並列的原色として扱われていたところもあるんだ、と。

 性的マイノリティーの権利が自覚されはじめて、最近では、ドイツなんかだと、性別でも、男性、女性、に加えて、不確定 みたいな選択肢があるそうですけど、じゃあ、ジェンダーは三つでいいのか、というと、例えば、トランスジェンダといっても、かなり広い範囲を指すようであります。



 というように、生物的にも、恋愛・性愛対象的にも、社会的役割、趣味的にも、多様性があり、さまざまなタイプがありえるのだから、3つといわず、もっとあってもしかるべきで、かたくるしく固定的な枠組みにとらわれないで、、流動的でいいじゃないか、同じ人間だもの、といったところが、記事の趣旨のようであります。



 因みに、日本語だと、

両性具有 半陰陽 などは、生物的観点から


ノンケ

衆道 男色は 、恋愛対象、性愛対象の観点からの分類であろうが、最近、聞かれる
草食系も、
「草食男子」を、『恋愛に「縁がない」わけではないのに「積極的」ではない、「肉」欲に淡々とした「草食男子」』と定義


 というのだから、これも 恋愛対象、性愛対象の観点からの分類の一種かもしれない、もっとも、対象による分類というより、その強度による分類といったところですね。

 で、生物的分類といっても、後から手術で性転換する場合があって、その場合、そもそもは、例えば、一応オスの人が、女性的性格というか、自分が女性だと自認して、性転換したわけでしょうから、もとももとはトランスだったのが、生物的にメスになったのだから、たんなる女、女性におさまった、みたい感じになるんでしょうかね。



シルバー・デモクラシー 老人の老人によるによる老人のための政治

2013年12月14日 00時38分10秒 | Weblog


我が国の家族向けの社会保障支出は民主党政権下で子ども手当を支給していたころでさえ米国に次ぐお粗末な水準であった一方で、フランスほどではないものの、日本は大赤字の財政にもかかわらず、北欧の高福祉国スウェーデンを上回るような高齢向け社会保障支出を実現している点が突出しています。投票行動に基づくシルバー・デモクラシーにより歪められた社会保障の姿を垣間見ることが出来ます。


シルバー・デモクラシー なるほど、老人の老人によるによる老人のための政治 か。