稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

生駒市武道館 宝剣会(2020年10月31日夜)

2020年11月01日 | 剣道・剣術
生駒市武道館。
本日の出席者、七段4名、五段2名。
気温はまずまず低いが汗だくになる。

仕事が終わらず地稽古から参加。
歯が心配だが、車の中にマウスピースがあったのを思い出して装着した。
これは寝ている時の歯ぎしり対策用に昨年作ってもらったもの。
剣道稽古で使うのは初めてだがそんなに違和感は無かった。

これが大正解。
噛みしめる心配をしないで済んだので精神的なマイナス要因は無かった。
午前中も着けておけば良かった。(持ってきたのを忘れてたのだけど)



五段2名と稽古のあと石丸師範にかかる。
いつも通り近間の攻防。面を打つと返し胴を食らう。
打ったあと何回も顔面を両手で突き飛ばされるのには閉口した。
一度、大き目の相面を切り落とされて「参った」という意思表示でウンウン頷いたら、
「先生みたいな態度をするな!」とご立腹だった。勘違いされたのだ。
こういう誤解は難しい。ウンウンは「そうかそうきたか、なるほどなあ」だったのに。
最後は打ち込みと切り返し。切返しでは腕が上がらなくなっていた。
石丸師範とは7分間の稽古だったがもうへとへと。



A山七段には見事な返し小手を打たれた。
手首を一瞬で返す面摺り上げ小手である。A山七段の得意技。
あの打ち方は何回も真似しようとしてみたが真似出来ない妙技である。
一本勝負では面を攻めて手元が上がったところを小手を取って終了。
最後は相互に打ち込み稽古。



最後はH田七段。
毎回、意地の張り合いのような稽古になって、100点満点の技で無いと認めないみたいな雰囲気になる。
胴や小手、面が入っても、お互いに80点や90点では認めないのだ。
上の写真の面も、攻め合いの中で、竹刀を上から叩き、体勢が崩れたところを打ったが認めない。
まあ、そこが面白いところで、お互いに良い技を出そうと競い合っている。

終了後に剣道形の稽古。
先週に続いてN村五段と組んで指導した。


【感想・反省点】

姿勢が崩れる場面もあったが、どんどん攻めて打てたと思う。
先週からすれば、吹っ切れたような剣道が出来た。
何より痛む歯を意識しないで稽古出来たのが良かった。
マウスピース様様である。
コメント
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