稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2020年1月9日)

2020年01月10日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)


四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時過ぎから21時20分まで。
今年1回目。稽古始め。参加人数20名ほど。

本日、着替えたが、咳が止まらぬため横で見学。

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まずは竹刀の握り方から。
左手は唐傘を持つように。
握った時は左の指先は手首の方向に向く。
力の配分は小指4薬指3中指2人差し指1親指1となる。
親指の拇指球と小指で柄頭を包み込むように持つ。
正しく握って親指を伸ばしたら振り上げた時に45度以上には行かない。
手首のスナップだけで打つ方法もあるが木曜会では推奨しない。

触覚から感じる反応のほうが視覚から感じる反応よりも速い。
剣先を合わさないタイプの人は視覚で剣道をする人である。
気を外す剣風も多いが理に適った剣道を目指すべき。

素振りは左足で身体を送り込むように。出来るだけ遠く。
ヒカガミを丸太棒のようにパンパンにしておくこと。

打つ準備を大事に。準備は「ここなら打てる」という状態。
右足はゆっくりでも良いが左足の引き付けは素早く行う。
構えた形は崩れないように。






(右手の竹刀の握り方指導)


(右手首の使い方)

右手の竹刀を持つ角度が悪いと右肘を使った打ちになる。
結果はスピードが遅くなり、打つ精度も落ち、冴えの無い打ちになってしまう。
「切り手」というものを意識しなければいけない。

木刀を握って刃筋正しく物(タイヤが良い)を打つ練習が良い。
反復稽古によって正しい剣道に修正すること。


【感想・反省点】

前4本、後ろ5本の素振りは良かった。取り入れたい。
歩み足での切返しは剣術稽古でも使える稽古法だ。これも取り入れたい。
右手首の稽古法(切り手で冴えのある打ち)も良い。これも取り入れたい。

打ちがどうこうと言う前に竹刀の握り方が重要であることを再確認出来た。
少しの助言と修正だけで見違えるようになる例をいくつか見れた。
木曜会の初稽古。今年も良い稽古が出来そうだ。
コメント (2)
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