稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館定例剣道稽古(矢田中学校、2019年9月4日)

2019年09月05日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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先週は休んだので2週間ぶり。ずいぶん休んだような気もする。
涼しくなってきつつあるが相変わらず体育館の中は蒸し風呂状態だ。
着替えて少し動くと汗がジワジワ全身から吹き出てくる。

稽古は7人+井上館長。
F六段が休みなので私が基本指導をした。
暑いので最初は二人一組で竹刀打ちの稽古。
そのあと竹刀打ちによる近間での基本稽古。
事情があり、面を着用して、二足一刀からの正面打ち。
この正面打ちは、大きく伸びやかにリズム良く行う。
基本稽古を続けたかったが事情があり、そのあとは自由稽古とした。


(時間までは剣道形稽古)


(準備運動と素振りはK芦五段の号令で)


(I口二段は基本の時は良いが、地稽古になると気剣体が不一致になる)


(S口二段は、打ったあとにバンザイのクセがでる)


(意識すると直るのだが・・・)


(K川五段は五十肩の痛みで若干おとなしい)


(稽古終了)


【感想・反省点】

いつも長正館で実施している基本稽古は「準備運動でしかない」と思っている。

だからこそ、きょうのように暑い時は、
普段出来ない「正しい基本」をやりたい。そう思ったわけだ。

体軸がブレない、体幹を使った打ち。
左手を使った、強度と冴えのある打ち。
遠間で構え、触刃から交刃の間、そして攻めのある打突、正しい残心。
このようなことを素振りや基本稽古で繰り返し指導したいと考えたのだ。

しかし、このようなことを理解出来ない指導者もいるのが現実である。

身体をほぐして力を抜くために、わざと二足一刀の打ち込みをしているのに、
「足を継いで打ってはならぬ」と小言を言われることもあるわけだ。
得てして、こういう指導者こそ「遠い間から打て、見本はこうだ」と言いながら、
遠すぎる間合いから足を継いで打ったりしているものである。

自分で出来ないことを指導するものではない。

なかなか自分の納得のいく指導は出来ないのが現実だが、
あきらめずに、また機会をもうけて、着実に実践していこうと思った次第だ。
コメント
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