稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

無知と危機感

2016年11月07日 | 詐欺、迷惑、防犯、防災、危機管理
昨日6日に、東京の明治神宮外苑であったイベントで
展示物が燃え、男児(5)が死亡したとニュースで聞いた。



何でも、木製ジャングルジムの中心部分に、木くずが絡みつくように飾り付けられ、
投光器でライトアップされていた。そしてライトは高熱を発する白熱電球であったと言う。



木くずは簡単に火が付く。
子供の時から焚き火をし、薪をくべる「かまど」や風呂釜を使った世代ならすぐわかる。
上の写真を見て、この中で子供を遊ばせようなどと思う同世代は居ないと思う。
作ったのは日本工業大学の新建築デザイン研究会の学生。
おそらく焚き火も知らないし、マッチで火を点けたことも無い世代だ。

この制作物を見た者の中に、問題視したものはいなかったのか?
少なくとも投光器があり木くずがあればアホウでも無い限り危険だと思うのだが。。
焚き火経験のある50代以上が居たなら、危ないと思うのが普通だと思うのだが。。
おかしいと思ったら臆せず注意する習慣をつけよう。
無知な若者(いや中年も)が増えているのは確かなのだから。

少し話は違うが、無灯の自転車や自動車、スマホのながら運転、いずれも毎日のように見かける。
日常生活の中で、命に係わる事でも、危機感があまりに無いように思える。
本当に呆れるばかりだ。健全なる危機感は常に持って欲しいと願うばかりだ。
コメント
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