稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

先代の猫たち

2016年11月03日 | つれづれ
先代の猫たちの紹介。

「さすけ」は千葉に住んでいた頃、マンションの下で鳴いていた。
しばらく放っておいたが誰も拾わないので見るに見かねて保護した。
若い頃は乱暴者だったが去勢してからはおとなしい猫になった。
大きなふとっちょの白猫さんだった。オス。
奈良に引っ越してきて翌年に肝臓の病気で急死した。往年10歳。

さすけの数年後に次男が拾ってきたのが「ちびまる」。メス。
保護した時は息も絶え絶えですぐ死ぬかと思ったが17歳まで生きた。
一度叱りつけたらトラウマになったのかボケるまで私には懐かなかった。
神経質な気性で、後輩の「こたろう」とは仲が悪かった。



「こたろう」は千葉の勝浦の山の中にいた子猫。
誰かに貰ってもらおうと思って一時的に保護したが心配したとおり手放せなくなった。
医者のミスで「こたろう」という男の子の名前になった。
呼び名は「こた」や「こちゃ」になり「こちゃくん」や省略形の「ちゃーくん」になった。
毎晩私と一緒に寝たがった。年を取り、ボケる寸前まで添い寝は続いた。
小さい頃から耳が悪く、おそらくほとんど聞こえていなかったと思う。



下は往年のこたろう。毎晩私の右腕に抱かれるのが日課だった。
右腕でこたろうを抱いて左手で酒を飲む。右手が使えないので左手で箸を使う練習もした。

こたろうは年のせいであちらこちら具合が悪くなっていた。
この写真の3か月後に老衰で死んだ。往年19歳。
息を引き取った時刻には虫が知らせて仕事中だったのに号泣した。
半年経ってもペットロス症候群がひどく、そのため今の猫を貰ってきた。

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