この世の中の全てを知り尽くした、全知全能の神ゼウスのような方っておられます。
仕事はこうあるべきだ。
人生はこうあるべきだ。
自分やり方が正しくて、他人は間違っている。
若い頃は、本当に面倒くさく感じたものですが、最近は、羨ましく思う時があります。
ゼウス様は自分が全て正しいと思っているので、事が上手く運ばない時は全て他人のせいだと考えることが出来る。
周りからどう思われていようが、あまり気になっていない。（気づかない）
だから何かに悩むことも少ない。
羨ましい・・。
私も歳を重ね、ゼウス発言をされても、いちいちウザがらず、そこに達するにはきっと相当の努力をされたんだろうなと思えるようになったんですけどね。
ただ、柔道においては、自分の頭の中では理解していても子供の能力、意識などそれぞれ違うのだから、柔道はこうだ、背負いはこうだと指導して必ずしも伝わるものではない。
伝え上手な先生を見ると、自己の経験に捉われず、選手目線で噛み砕いた伝え方をしている。
なぜ出来ない？なぜ理解出来ない？ではなく、なぜ伝わらないかを反省している。
本当に勉強になるし、自分もそうありたいなと思う。