少年柔道なり何なり、組織に属し、組織のルールを守りながら行動する中で、大人も成長させて貰えることって結構あります。
子供の為にと、自我を抑える我慢であったり、子供の為にと、理性を保つことも覚える。
あのおっさんうるさいからな・・という気持ちから、指摘されないようにという危険予知能力も身につくこともある。
元々、強調性がなかったり、遵法精神に欠けた人であっても、子供の為にとガラッと生まれ変る人もいた。
組織に属することで、気づかぬうちに成長させて貰うことってあるのかなと。
私自身もその1人。
何度、子供に迷惑をかけたらあかんと踏み止まったか分からないし、子供が柔道をしていなかったら、どんな人生を送っていたか分からない
仕事でも何でも、好きなことをする為に、子供の為に最低限の責任は果たし、ルールは守らなければならないという気持ちは持っている。
世の中には、子供の為にという人もいたら、子供よりも自分の人生を優先する人もいる。
そこは人それぞれだが、何かしらで、箍(たが)が外れたり、親が目標を見失ってしまうと、解き放たれたかの如く弾けてしまう人もいる。
自分だけが弾けるならいいが、当然、子供の人生にも影響が出て歯痒い思いをすることもあった。
大きなお世話だったろうし、限界はありましたが、そんな思いはしたくないので同じ組織に属している間は目は光らせていた。
組織を引っ張る者の責任だと思っていた。
『目標があるから理性を保て、規律も守れる。』
人は目標があるから支えられていることって多々あるのではないか。
だから、目標は常に持っていたいし、関わる人達がいるならば、共に目標設定や確認をしていきたいと思う。