Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

食べまくりトラベラーズ松山・高知を行く@憧れの焼き鳥屋「寿浬庵」

2014-05-04 08:00:47 | 今年も食べまくり四国旅行

国内旅行の醍醐味。。。それはその地のインクレダボーな居酒屋に行く事。

元祖美味しいもの(庶民的に徹する)ブロガーあの「やまけんの出張食い倒れ日記」の
やまけんさんも絶賛していた「寿浬庵」に行ってきました~~ 

「じゅりあん」・・・それでいて焼き鳥屋・・・それでいて鮮魚が充実・・それでいて安価

寿浬庵がどれほどのお店か?を知らなければ絶対入る事はないだろうと思われる外観。

ここは松山市の繁華街からはかなり離れている伊予鉄「古町」のすぐ近く。
予約は必須。 

メニューはこんな感じ。

一番高いお料理が650円。650円ですよ~奥さーん

日本酒、焼酎の銘柄品の品揃えも良く、全て600円ですよ~
どんな銘酒もきっぱり600円

おそらく、ここの突き出しは無料ではないのだろうか

頼んじゃいますよ~鶏もつ系のお刺身

新鮮ですから~美味しくないわかけがありません!!!特にハツは美味しかったな~。。。

地鶏のお刺身。

地鶏ってかなり弾力があるでしょ?今までもそれは味わったこともある。。。
ここの鳥さしはそれプラス甘み  甘いのよ弾力があるお肉が~

ここまで鶏物は全て550円

写真で見るよりボリュームはかなりのものです。

お造りも頼んじゃいますよ~・・・

おこぜ。

かわはぎ。

たこぶつ。プリップリ

岬鯵・・・大分側で獲れたものは「関アジ」愛媛側は「岬鯵」

もうこれがね~、東京で食べる「関アジ」と全く違う。
今までの鯵っていったいなんだったのよ~ 鯵の概念を根底から覆された・・・

もちろん「天然」の鯛。

くじら・・・これは・・・固かった・・・

ビーフカツ。

これも大きいですよ~、そして口に入れるとトロけてしまう柔らかさ~
間違いなく和牛!
東京なら1500円は下らない品質。

もちろん、銘柄の純米酒もたっぷり頼み、最後の清算でビックリ(@_@;)

安い。。。安すぎる。。。「寿浬庵」バンザーーーイ
The vest 居酒屋 In Japanに決定


食べまくりトラベラーズ松山・高知を行く@あの「東京ラブストーリー」のロケ地へ!

2014-05-03 08:00:20 | 今年も食べまくり四国旅行

道後温泉を堪能した我々はその後、夕飯まで二手に分かれた。

もうホテルに帰って一休みしたいというオヤジチーム2名と、
三津浜近辺で松山の海を見に行くチーム。 

早朝に松山観光港に到着したRがその風景があまりにも綺麗で、
それにあの東京ラブストーリーのロケに使われた駅があったので、
是非、行くべきだと勧めてきたのだった。 

それに坊っちゃんの赤シャツが「ターナーの絵の様だ」といった島も見たいしね。

 

こんな感じ・・と見せられた写真・・・

なーんか長閑そうじゃないの

道後温泉からは松山観光港行きのリムジンバスが出ていました。

フェリーターミナルは寂れた感じなんだろうな~と勝手に思っていたのですが、
ターミナル内のレストランがとても素敵でオサレでした~ 

覗いてみると南イタリアやギリシャの海沿いのレストランの様で大きな窓の外には
一面の愛媛の海
ゆっくりワインでも味わいたいそんなレストランでしたよ。

 

6時に夕食の予約を入れているのでそんなにゆっくりはできないのです 

瀬戸内は波が穏やかで、海水も綺麗でそこに浮かぶ島々がなーんて綺麗なんでしょう・・・

フェリーターミナルから高浜方面に歩きます。

鶯がひっきりなしに鳴いてます・・・

ターナーの絵の様な島が見えてきました

元祖「ターナーの絵」はこちら・・・

小島の松がターナーが描く松に似ているようです

「ターナー島」「四十島」「イギリス島」とも呼ばれているようです。

そして「東京ラブストーリー」のロケ地となった「海津寺駅」へは
ずーっと海沿いを歩くのですが、藤の花が生い茂り、鶯の鳴き声と共に見える海は
平和そのもので、うっとりしながら歩いていたので写真をとるのを忘れてました・・・

そしてこの海津寺はあの松山英樹の故郷でもあるのです~
この風景があのおっとりした性格を生み出したのですね~。 

「海津寺駅」ここですよ~、ここがあの名シーンのロケ地ですよ~
もう感動ですよ~ぅ
鳥肌ですよ~ぅあの時ドラマを見ていてその場に来る事が出来るなんて
考えてもみなかった・・・ 

 

ほら、カンチが走ってきますよ~。
リカはリカはもういないのですよ~~~

私の中で日本のラブストーリー史上最高のドラマなのだ 

リカが「バイバイ、カンチ」って書いたハンカチを結んだ場所

何十年たってもまだファンはこうしてハンカチを結んで行くんだね・・・

そしてリカがカンチが来る直前に乗っちゃった伊予鉄道・高浜線に乗り
市内まで戻りました。

私は坊っちゃんを読んで、松山の言葉が少し小馬鹿にしたニュアンスかな?と
思っていたのですが、実際に松山に来て誤解だとわかりました
とても鷹揚な方言です。

Rは朝、一人で歩いていて、ここのおじいちゃん達がみーんな笠智衆に見えたそうです
あいつは映画元祖「東京物語」のファンなんだよね~。
とても方言が心地よかったと話していました 


食べまくりトラベラーズ松山・高知を行く@讃岐うどん「ばちこい」

2014-05-02 08:00:36 | 今年も食べまくり四国旅行

時系列は多少前後し、松山城見学の後、道後温泉入浴前に昼食をとりました。

事前に調べていたうどん、ラーメン、松山の郷土料理を食べられる店の中から
私とR以外はうどんをセレクト。
松山で一番評判が高く、本場讃岐にも劣るとも勝らない・・ではなく勝るとも劣らないと
評判の「ばちこい」へ 

「ばちこい」って野球用語なんだってバッターに対して「バッチ来い!」
「打ってこれるものなら打ちやがれ」ってな意味だとか。

私とRは郷土料理が食べられる「すし丸」というお寿司屋さんに行くつもりだった・・
松山には「松山鮓」という郷土のチラシ寿司があり、五色そうめんや鯛飯と共に
味わえるそうで。

うどんが食べたいと言っていたトラマルコが食い意地が張っている私と同じ
水瓶座らしく「寿司もいいな~、じゃあうどんを軽く食べて寿司も食べよう
という事で、私とRも「ばちこい」に行くことになった。

松山城からうどん屋に向かう途中、もうすぐお昼というタイミングでトラマルコが
どうしても「坂の上の雲ミュージアム」に行きたいと言い出した・・このタイミングで
一人だけ見学に行き、私達は例のフランス風洋館「萬翠荘」で待つ事に。 

そこから電車に乗りわかりにくい場所にある「ばちこい」に辿りつく。

人気店で次から次とお客が来たけれど、ラッキーにも2階席が空いていた。

釜玉。

天ぷらと冷あつ。

ビールのつまみのおでん・・つまみ類も豊富。

ばちこいうどんはかき玉と梅干。

そして私はいつものひやひや。。。

うどんの麺そのものが美しいね~

あーーあのうどん評論家のエルトンさんに見せたかった位のビジュアルだわ

結論・・・麺はとても良い腰もありツルツルっと滑らか。冷たい麺だとその良さが感じられる。
麺そのものの旨みがある。

お出汁はイリコが効いているのがわかるけれど、いかんせん、甘い・・・
温かい麺のお出汁も甘い・・・

お醤油がとても甘い九州のうどん、または西日本のうどんでも感じすぎる事のない甘さを
讃岐うどんは感じるんだよな~。ラーメンしかり
もう少しすっきりしたお醤油を使えば満点なんだけどな~

なのでここでの正解は麺の美味しさを堪能できる「釜玉」でしょうね
これだとかけ醤油の甘さと絶妙にマッチしてとても美味しかった

このうどんが来た時点でゆうに1時は過ぎていて、私が行きたかった「すし丸」の
ランチは2時までなので断念、ここでゆっくりする事にしました・・・

今回の旅の最大の後悔は松山鮓を食べられなかった事・・・

 これを堪能したかった~

地元のお客が多く、殆どの方はざるうどんを食べていたので、それが
一番の正解なのでしょう。 


食べまくりトラベラーズ松山・高知を行く@道後温泉

2014-05-01 08:00:35 | 今年も食べまくり四国旅行

松山城の石垣を堪能した我々は、この後、昼食をとり道後温泉へ。

私と子供たちにとって松山は初めての地。
想像していたよりも大きな町でした。
宿泊したホテルは大街道という繁華街にあり、交通もとても便利。
頻繁に来る路面電車で、移動もラークラク

一日乗車券が400円でバス、路面電車共に利用OK

この大街道から道後温泉行きの路面電車に乗り込みました。

大街道からは15分程度で道後温泉に到着。

Rはフェリーの松山着が朝の5時、船内で7時まで休み、その後、道後温泉で
朝湯を浴びてから私達と合流。

駅からほどなく道後温泉。

「坊っちゃん」を読んで以来憧れていた温泉です~ぅ

朝、利用したRと夫は近くの地ビールのお店で待っている事に。

その朝、一風呂浴びたはずのRが「あれ?僕の入ったお風呂ここじゃないな~???」
全員「ええーーーつ」
道後温泉本館となっているので新館もあるって事
やっぱり、ウチのRはアホじゃーーー

とにかく、後の4名はここで日本最古のお湯を味わう事に・・・3000年の歴史のお湯だぞ~

道後温泉本館は3種類のチケットがあります。

3階建ての一番下の「神の湯」が400円、浴槽、洗い場共に広い為、イモ洗い状態
2階は「霊の湯(たまのゆ)」1200円で浴衣、お茶菓子付き。神の湯より狭く、しかし人数も少ない為ゆったり。
3階は1階にある「霊の湯」に入浴し、3階の個室での休憩付き1500円。

私達は2階を利用しました。


 
一人づつ、休憩場所が割り当てられます。

入浴後はお茶がふるまわれます。

「霊の湯」は洗い場が5つもなかったような???
お湯は匂いも色もなく、しかし肌に纏わりつくようなお湯でした。

お風呂からあがりお茶も頂くと、天皇専用の「又新殿(ゆうしんでん)」を案内してくださいます。
写真はNG 
明治の頃に2億円もかけて天皇の為に作られたらしいよ
数度しか天皇は利用していないので一度の入浴の為に数千万円だって
そして天皇が利用したトイレまで見学できるの・・・なんだかな・・・

その後、夏目漱石が利用したお部屋の案内。

この部屋にある夏目漱石の二枚の写真。左の大きいほうは良く見る写真。
右のほうは初めてで、お嬢と共に夏目漱石のイケメン振りに驚いた

  なんかさ~こんな俳優いるよね、現代に???

そりゃあ舞姫と恋に落ちるわ・・・って、そりゃ、鴎外じゃ

 

 


今年も食べまくりトラベラーズ、松山・高知を行く!その前に作戦会議。

2014-04-30 10:04:16 | 今年も食べまくり四国旅行

昨年に引き続き、ゴールデン・ウィーク前半は四国に行ってまいりました

天候にも恵まれ、そして相変わらずの食べまくり、飲みまくり

昨年、初めて高知で塩たたきを食べて以来、高知ラブの我々。
今年も高知に行こうと決めていたワケですが、
夫は昨年、行けなかった四万十川方面を希望。

それを聞きつけ、まだ高知の地に足を踏み入れた事がなかったトラマルコが
その息子と共に参加する事に。
総勢6名での旅行となりました。

2月の初めに「高知旅行作戦会議」が「もつ焼き稲垣」にてもたれ、
2泊3日のルートを選定。

各自の希望。。。

四万十川を見られればそれで良い高知に行ければそれで良い関アジ、関サバが食べたい。

トラマルコ基本、高知を見られれば良い松山から豊後水道側をドライブしながら四万十川も見たい。

お嬢道後温泉に行きたい。

「サンライズ瀬戸」の寝台車で高松入りし、讃岐うどん巡りをしつつ高知に行きたい。

電車オタクの甥サンライズ瀬戸で行きたい。

R当然、会議には不参加の為、全て事後承諾。

赤が私ルート。
青がトラマルコルート。
黄緑が最終ルート。

「サンライズ瀬戸」案は多数決で否決 
東京から往復、飛行機を使う事となった、皆、忙しいもんね

いろいろ調べるとお魚は豊後水道をはさむ愛媛側が断然美味しいらしく、
一泊目は松山市に宿泊と決定 

かつて、夏目漱石ファンであった私もかねてから「ターナーの絵の様な島」を
見てみたかったし、当然、道後温泉も行きたかった。
夫は関アジ、関サバを所望だったので、松山ウエルカム
「坂の上の雲」ファンのトラマルコも秋山兄弟の足跡を辿りたいとの事で満場一致

ここから高知市にどの様なルートをとるか
これが、なかなか難しかった・・・
四国内の交通網は発達していないのね~四国山脈が南北を遮断しているのだ。

トラマルコ案の松山から宇和島、四万十川、高知市というドライブ案は
到底、2泊3日ではきつい・・若者は自由に、休みがとれない・・
第一、当初の目的であった四万十川と高知市自体の距離がかなり離れており、
ここで、四万十川見物は見送りとなった

とりあえず、往路、東京~松山、復路、高知~東京のチケットと宿泊の手配をし
松山から高知へはどの様な交通手段をとるか・・・
調べてみるとハイウエーバスが一番、合理的
ここで、宇和島湾あたりを眺めながらレンタカーでドライブというトラマルコ案は否決。

「いや~、僕はね~、3泊でも4泊でもいいのよ・・」という希望は叶えられなかった。

福岡のRは小倉から松山観光港までフェリーを利用。
東京~四国より福岡~四国間のエアーチケットって倍もするのね
便数も少ないし。
帰りは高知~福岡まで飛行機で、一日早く、帰った。(連休後半を東京で過ごすのでこの
一日が重要らしい) 

 この松山イン、高知アウトが決定してから、我が家ではなかなか面倒な事に。

私はあの日本が誇るプロゴルファー松山英樹のファンである為、
我が家で飛び交う「松山」という名詞が、
「松山英樹」の「松山」か
「松山市」の「松山」かという混乱を招いた・・・
しかも「松山英樹」は「松山市」出身というので、なおさら、ややこしい・・・ 

 

朝7時台の羽田からの便は満席。
しかし早いね~、四国まで・・・スープを飲み終わるともう松山空港。
機上から見た瀬戸内がとても美しかった~ 
日本が誇れる風景だと常々思うんだ瀬戸内は・・・

いつもは新幹線から見る瀬戸内だったけれど、四国側から見るとなおさら美しい
やはり水軍の血をが流れているらしい私のDNAが喜ぶんだろうな~

 坊っちゃん電車は大人気だったな~。

松山のマンホールは可愛かったな~。。。

松山といえばやはり「秋山兄弟」

こんなリフトに乗りこんで松山城に行ったな~。

瀬戸内も望めて風光明媚なお城、松山城。

鶯がよく鳴くんだよね松山は。

松山城のキャラ「よしあきくん」と共に・・・

そして秋山兄弟ゆかりのフランス風洋館。

明治時代にしては珍しいフランス風。
秋山兄はフランスに留学していたのね。当時はプロイセンやイギリスに
留学するのが一般的で、フランス式兵法を学ぶ事には反対があったらしい。
しかし松山藩主の子孫「久松家」の当主がフランス留学をしていた関係で
秋山兄もフランスへ・・という事だったんだって。

この洋館は秋山兄弟だけではなく、夏目漱石も一時、間借りしていたとか・・・

お昼を食べて、この後は道後温泉そして思わぬあの名ドラマのロケ地に
遭遇しました