渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

首相襲撃

2023年04月16日 | open


聴衆が撮影した爆発物投擲の瞬間
だが、非常に気になる。
この撮影者もこの画像に写る撮影
者も、いくらでも近距離狙撃でき
る位置にいるからだ。
カメラ型銃器や攻撃武器であるな
ら容易に首相だろうと暗殺できる。
安倍氏暗殺以降、口先だけで警護
強化を唱える警察庁だが、やって
いる実態はこれだ。
この写真を見ても警備強化、対策
強化といえるだろうか。
これでは、標的が誰だろうといつ
でもすぐに殺せる。首相だろうと
天皇だろうと。
今回、投擲された爆発物が遅延式
でなかったならば、首相は死亡し
ていたかも知れない。
警備内実に重大な問題あり。
実際に爆発物が至近距離から投げ
られた。

今後も発生するだろう。
警備が不備過ぎるので。
もったりとした首相退避の後、
警察官が退避勧告しているのに
「大衆」たちはカメラを掲げて
寄って来た。
そして、爆発が発生してから
我先に逃げ惑っている。
こういう愚衆の行動も警備側は
予測できていない。
漁師賞賛のSNSの風潮が今回
の警備側の警備体勢不備だけで
なく、大きな問題を示している。
見えるものが見えていないのが
「大衆」の流れだからだ。
そして、それを警備側も見えて
いない。
根底的な危機意識と対処の欠損。
それである。
取り巻いて近づこうとしていた
衆人たちは、自分もいつでも
死ぬ位置にいた事など自覚して
いないだろう。

いずれ、また繰り返される。
警察の具体的行動も愚衆の心理と
行動も、何も変わらないから。
今回の事件は、それを示した。


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