ビリヤードのキュー先のタップ
というパーツは、人それぞれ
好みがある。
また、キューによって合う合わ
ないもある。
これは同じ人間が撞いていても。
AというキューにA’というタップ
がドンピシャであっても、Bとい
うキューにはA’はまったくマッチ
せずにB’というタップが合って
いたりすることもある。
それらはすべて人の感覚なので、
人によって異なるし、あるタップ
がどのキューにも合うかというと
そんなことはない。
キュー特性やそれを使う人の撞き
方によってタップ選択は絞り込み
されて行く。
積層タップは個体差の幅が狭く、
総合的には良いタップになって
来た。
登場し始めの頃は薄い積層革を
重ねて接着している接着剤が良く
なくて、撞き味と打感は良好では
なかったが、運営者が変わった
り製造方針が変更されたりした
積層タップはかつての昔のよう
なネガ部分はほぼ解消されている。
それでも一枚革は積層よりも優位
な点も多いのだが、現在良質の
一枚革タップがほぼ消滅しかけて
いる。
だからこそ積層タップが発明され
たのだが。
ウォーターバッファローやTADの
二枚ではなく一枚物タップなどは
最高に良かった。
私は硬めのタップが好みだが、
やはりそれもキューによる。